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公開番号2025120617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015531
出願日2024-02-05
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250808BHJP(電気通信技術)
要約【課題】撮像する画像内のオブジェクトの各グループに応じた領域を設定することで、撮像する画像に対して適切な領域を提示する。
【解決手段】撮像装置101は、撮像された画像上の人物を検出、追尾して、画像上の人物間の距離に基づいて1又は複数の人物ごとにグループ化する。そして、グループ化されたグループに対応付けて、プリセット位置を設定するよう制御する。撮像装置101は、画像上の人物の移動によりグループ化の結果に変化が生じたかを判定する。撮像装置101は、新たなグループが生成された場合には、生成されたグループに対応するプリセット位置を提示するよう制御する。また、撮像装置101は、既存のグループが統合された場合には、統合されたグループに対応するプリセット位置を提示するよう制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置が撮像する画像からオブジェクトを検出する検出手段を有した情報処理装置であって、
表示部に前記画像を表示するよう制御する表示制御手段と、
オブジェクト間の距離に基づいて1又は複数の前記オブジェクトごとにグループ化するグループ化手段と、
グループ化されたグループに対応付けて、1又は複数の領域を設定するよう制御する制御手段と、を有し、
前記表示制御手段は、前記オブジェクトの移動により前記グループ化手段によるグループ化の結果に変化が生じた場合に、前記グループ化手段の結果に応じた領域を新たに提示するよう前記表示部を制御することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記表示制御手段は、前記オブジェクトの移動により新たなグループが生成された場合に、生成された前記グループに対応付けた新たな領域を提示するよう前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記オブジェクトの移動により前記グループが統合された場合に、統合された前記グループに対応付けた新たな領域を提示するよう前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記グループ化手段は、複数の前記オブジェクトにおいて前記オブジェクト間の距離が閾値以下である前記オブジェクトを同一のグループに分類し、前記オブジェクト間の距離が閾値を超える前記オブジェクトを異なるグループに分類することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記画像を取得する取得手段と、
前記画像から前記オブジェクトを検出して追尾することで、前記画像上の前記オブジェクトの位置を推定する推定手段と、
を更に有し、
前記グループ化手段は、前記推定手段で推定された前記オブジェクトの位置に基づいて、前記オブジェクト間の距離を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記グループ化手段は、算出された前記オブジェクト間の距離と、前記撮像装置から前記オブジェクトまでの距離とに基づいて、1又は複数の前記オブジェクトごとにグループ化することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記領域は、前記画像から切り出す範囲を表し、
前記表示制御手段は、前記画像上の前記領域に対応する位置に枠を表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記1又は複数の領域を記憶する記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記1又は複数の領域に応じた映像を出力するよう制御し、
前記表示制御手段が提示した領域が許可された場合に、許可された前記領域を前記記憶手段に追加して、許可された前記領域の映像も出力するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、同一の前記グループに属する複数の前記オブジェクトの位置の重心の位置に基づいて、当該グループに対応付く前記1又は複数の領域を設定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御手段は、同一の前記グループに属する複数の前記オブジェクトのうち、注目する前記オブジェクトの位置に基づいて、当該グループに対応付く前記1又は複数の領域を設定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パン・チルト駆動可能な撮像装置のプリセット機能を用いて、映像制作用の動画撮影を行う撮像システムがある。プリセット機能では、例えば、複数の駆動停止位置、停止時間、および停止位置間の移動速度を、ユーザが予め指定した値で設定する。プリセット機能を用いることで、設定された複数の位置の撮影を巡回的に行うことができる。また、特許文献1には、画像から検出した被写体の向きやサイズに基づいて、撮影方向やズーム位置を変更することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-57659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スタジオ撮影などでは、撮影中に被写体としての人物が移動するケースがある。上記の特許文献1に開示された技術では、人物の移動に対応させて、単一の撮影画角を調整することはできても、同時に複数の撮影画角を調整することはできない。例えば、人物群に属する人物が当該人物群の撮影画角の外に移動したことに応じて新たな撮影画角を追加したり、人物群の撮影画角に他の撮影画角で撮影されている人物が接近したことに合わせて撮影画角を統合したりすることはできない。
【0005】
そこで本発明は、撮像する画像内のオブジェクトの各グループに応じた領域を設定することで、撮像する画像に対して適切な領域を提示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の情報処理装置は、撮像装置が撮像する画像からオブジェクトを検出する検出手段を有した情報処理装置であって、表示部に前記画像を表示するよう制御する表示制御手段と、オブジェクト間の距離に基づいて1又は複数の前記オブジェクトごとにグループ化するグループ化手段と、グループ化されたグループに対応付けて、1又は複数の領域を設定するよう制御する制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記オブジェクトの移動により前記グループ化手段によるグループ化の結果に変化が生じた場合に、前記グループ化手段の結果に応じた領域を新たに提示するよう前記表示部を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、撮像する画像内のオブジェクトの各グループに応じた領域を設定することで、撮像する画像に対して適切な領域を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
撮像システムの全体構成例を示す図である。
実施形態1に係る撮影処理を説明する図である。
実施形態1に係る撮影処理を示すフローチャートである。
実施形態2に係るプリセット位置の設定方法の説明図である。
実施形態3に係るプリセット位置の設定方法の説明図である。
実施形態4に係る人物間距離の説明図である。
実施形態4に係る撮影処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
【0010】
[実施形態1]
図1は、本実施形態に係る撮像システムの全体構成例を示す。撮像システムは、撮像装置101とスイッチャー113とモニタ112とを有する。なお、図1では、撮像システムは、1台の撮像装置101を有するが、複数台の撮像装置を有していても構わない。撮像装置101は、プリセット機能を有する。プリセット機能は、一般的には、パン・チルト・ズーム・フォーカスなどの駆動系を予め指定された座標へ決められた時間で駆動させ、決められた時間滞在する機能のことを指す。本実施形態では、駆動機構ではなく、撮像装置101で撮影対象を撮影した映像から所定の位置・サイズの範囲を切り出すことによって、プリセット機能を実現した例について説明する。映像の画角から切り出す範囲を、以下ではプリセット位置と呼ぶ。プリセット位置は、撮像位置の例である。切り出し映像は、スイッチャー113に出力され、モニタ112に表示される。
(【0011】以降は省略されています)

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