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公開番号2025121206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016514
出願日2024-02-06
発明の名称首冷却具
出願人山真製鋸株式会社
代理人個人,個人
主分類A61F 7/10 20060101AFI20250812BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】装着する者の首のサイズや形状に応じて調整が可能で、首との間に大きな隙間ができず、十分な冷却効果を得ることが可能な首冷却具を提供する。
【解決手段】装着者の首N1が細い場合には首冷却具1の内径が小さい状態に湾曲し、この状態で金属板17が曲げ変形する。装着者の首N2が太い場合には首冷却具1の内径が大きい状態に湾曲し、この状態で金属板17が曲げ変形する。従って、首冷却具1は首のサイズ、形状に合った状態に湾曲する。このように首冷却具1は装着者のサイズや形状に応じて調整が可能で、首冷却具1と首との間に大きな隙間ができるのを防止することができる。従って、11個の収容部11、13の全てが首に接触して首を冷却することになり、首冷却具1としての冷却効果も高くなっている。首冷却具1は言わばフリーサイズ仕様のものとなる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
柔軟性素材によって構成された帯状体と、前記帯状体の前面に設けられ熱を吸収して固相から液相に変化する相変化部材が封入されたブロック状の収容部を備えた冷却部を有し、
前記収容部は前記帯状体の長さ方向に互いに隙間を開けて複数配置されており、且つ前記帯状体と前記冷却部との間に前記帯状体の長さ方向に渡る曲げ変形可能な金属板が備えられていることを特徴とする首冷却具。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
請求項1に記載した首冷却具において、
収容部は角形ブロック状に形成されていることを特徴とする首冷却具。
【請求項3】
請求項1に記載した首冷却具において、
金属板はアルミニウム合金によって構成されていることを特徴とする首冷却具。
【請求項4】
請求項1に記載した首冷却具において、
帯状体は遮光性素材で構成されていることを特徴とする首冷却具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は首冷却具に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、特許文献1に示すような首冷却具が実用化されている。この首冷却具は、熱を吸収して固相から液相に変化する相変化部材が封入されたチューブにより構成されている。このチューブは、首に沿って湾曲しており、その両端側を拡げて、その拡がった隙間に首を通して首に巻回して用いるようになっている。相変化部材が首から熱を吸収し融解して液相に変化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-21963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の首冷却具は、そのサイズ、形状が決まっており、装着する者の首のサイズや形状に応じた調整ができず、首冷却具と首との間に大きな隙間ができてしまい十分な冷却効果を得られないおそれがある。
また、首冷却具を装着して屋外において作業を行う場合、首冷却具に直射日光が当たると相変化部材が短時間で固相から液相に変化してしまい、冷却効果の持続時間が短くなる問題がある。
【0005】
更に、相変化部材を液相から固相にする場合にはクーラーボックス等によって冷却する必要があるが、保冷剤等と比較して相当に長い冷却時間が必要である。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、装着する者の首のサイズや形状に応じて調整が可能で、首冷却具と首との間に大きな隙間ができず、十分な冷却効果を得ることが可能で、しかも直射日光が当たっても相変化部材が固相から液相に変化する時間を延ばすことができ冷却効果の持続時間を延長することができて、更には相変化部材を液相から固相にするためにクーラーボックス等を用いたときに冷却する時間を短縮することが可能な首冷却具の提供を、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、柔軟性素材によって構成された帯状体と、前記帯状体の前面に設けられ熱を吸収して固相から液相に変化する相変化部材が封入されたブロック状の収容部を備えた冷却部を有し、
前記収容部は前記帯状体の長さ方向に互いに隙間を開けて複数配置されており、且つ前記帯状体と前記冷却部との間に前記帯状体の長さ方向に渡る曲げ変形可能な金属板が備えられていることを特徴とする首冷却具である。
【0008】
好ましくは、収容部は角形ブロック状に形成されていることを特徴としている。
【0009】
好ましくは、金属板はアルミニウム合金によって構成されていることを特徴としている。
【0010】
好ましくは、帯状体は遮光性素材で構成されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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