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公開番号2025121367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024159108
出願日2024-09-13
発明の名称建設機械、及び建設機械の電動アクチュエータ
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250812BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】電動モータを駆動源としてブームをスイングさせる。
【解決手段】ショベルカー500は、第1貫通孔520Hを有する母機520と、母機520に取り付けられている電動モータ20と、電動モータ20に対して第1貫通孔520Hを挟んで反対側に位置し、電動モータ20の出力軸20Bの回転速度を減速させる減速機70と、第1貫通孔520H内に配置されているとともに電動モータ20の出力軸20Bと減速機70の入力軸76とに接続している伝達軸25と、減速機70から動力を受けて伝達軸25の中心軸線Qを中心として回転する出力部材30と、出力部材30に接続しているブーム530と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
電動モータを含み、前記車体の上下に延びる回転中心軸線を中心としたトルクを出力する駆動装置と、
前記車体に連結しており、前記駆動装置からのトルクを受けて、前記回転中心軸線と平行な旋回中心軸線、又は前記回転中心軸線を中心として回転するスイングブラケットと、
前記スイングブラケットに固定されているブームと、を備える
建設機械。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
電動モータを含み、回転中心軸線を中心としたトルクを出力する駆動装置と、
前記駆動装置からのトルクを受けて、前記回転中心軸線と平行な旋回中心軸線、又は前記回転中心軸線を中心として回転し、且つブームに固定されているスイングブラケットと、を備える
建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項3】
前記駆動装置は、
建設機械の車体に設けられている第1貫通孔内に配置され、前記回転中心軸線を中心として回転可能な伝達軸と、
出力軸が前記伝達軸に接続され、前記車体に取り付けられている前記電動モータと、
前記車体における前記第1貫通孔を挟んで前記電動モータとは反対側の位置に取り付けられ、入力軸が前記伝達軸に接続されるとともに、前記電動モータの前記出力軸が出力するトルクを増幅させて出力する減速機と、
前記減速機からのトルクを受けて前記回転中心軸線を中心として回転し、且つ前記スイングブラケットに接続している出力部材と、を有し、
前記スイングブラケットは、前記出力部材からのトルクを受けて、前記回転中心軸線を中心として回転する
請求項2に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項4】
内部に前記伝達軸が配置されている筒状であるとともに、前記伝達軸と共に前記第1貫通孔内に配置されているピンを備え、
前記スイングブラケットは、前記ピンに接触している
請求項3に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項5】
前記スイングブラケットは、前記出力部材に設けられている第2貫通孔と向かい合う位置に第3貫通孔を有する対向壁を有し、
前記出力部材及び前記対向壁を接続している接続部材を備え、
前記接続部材は、
前記第2貫通孔及び前記第3貫通孔内に配置されている基部と、
内部に前記基部が配置されている筒状であるとともに、前記基部と共に前記第2貫通孔及び前記第3貫通孔内に配置されており、且つ前記基部よりも弾性係数が小さい緩衝部と、を有する
請求項3に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項6】
前記スイングブラケットは、前記出力部材に向かい合う対向壁を有し、
前記対向壁及び前記出力部材を接続している接続部材を備え、
前記対向壁と前記出力部材との間には隙間がある
請求項3に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項7】
前記駆動装置は、建設機械の車体に取り付けられており、
前記スイングブラケットは、前記旋回中心軸線を中心として回転可能となるように前記車体に連結しており、
前記駆動装置からのトルクを受けて、前記回転中心軸線を中心として回転する駆動部材と、
前記スイングブラケットに取り付けられており、前記旋回中心軸線を中心として回転する被伝達部材と、
前記駆動部材及び前記被伝達部材を連動して回転させる伝達機構と、を備える
請求項2に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項8】
前記駆動部材は、前記回転中心軸線を中心とした環状であるとともに外周面に複数の歯を有する駆動スプロケットであり、
前記被伝達部材は、前記旋回中心軸線を中心とした環状であるとともに外周面に複数の歯を有する従動スプロケットであり、
前記伝達機構は、前記駆動スプロケット及び前記従動スプロケットに巻き掛けられているチェーンである
請求項7に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項9】
前記駆動部材は、前記回転中心軸線を中心とした環状の駆動プーリであり、
前記被伝達部材は、前記旋回中心軸線を中心とした環状の従動プーリであり、
前記伝達機構は、前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられているベルトである
請求項7に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
【請求項10】
前記駆動部材の外径は、前記被伝達部材の外径よりも小さい
請求項8又は9に記載の建設機械の電動アクチュエータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、建設機械、及び建設機械の電動アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているショベルカーは、走行装置と、車体と、ブームと、アームと、バケットと、を備えている。走行装置は、自走可能である。車体は、走行装置に対して上側に位置している。車体は、作業者の搭乗席などを含んでいる。ブームは、車体から前側に延びている。アームは、ブームの先端部に連結している。バケットは、アームの先端部に連結している。ブームは、車体に対して左右にスイング可能に連結している。ブームの左右へのスイングは、油圧によって駆動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-174615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、ブームをスイングさせる動力源としては油圧を開示するのみである。特許文献1は、油圧以外を動力源としてブームをスイングさせることについては何ら検討していない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための建設機械は、車体と、電動モータを含み、前記車体の上下に延びる回転中心軸線を中心としたトルクを出力する駆動装置と、前記車体に連結しており、前記駆動装置からのトルクを受けて、前記回転中心軸線と平行な旋回中心軸線、又は前記回転中心軸線を中心として回転するスイングブラケットと、前記スイングブラケットに固定されているブームと、を備える。
【0006】
上記建設機械では、電動モータを含む駆動装置が出力するトルクによってスイングブラケットが回転する。そしてそれによって、ブームがスイングする。すなわち、上記構成によれば、電動モータを駆動源としてブームをスイングさせることができる。
【0007】
上記課題を解決するための建設機械の電動アクチュエータは、電動モータを含み、回転中心軸線を中心としたトルクを出力する駆動装置と、前記駆動装置からのトルクを受けて、前記回転中心軸線と平行な旋回中心軸線、又は前記回転中心軸線を中心として回転し、且つブームに固定されているスイングブラケットと、を備える。
【0008】
上記電動アクチュエータでは、電動モータを含む駆動装置が出力するトルクによってスイングブラケットが回転する。そしてそれによって、ブームがスイングする。すなわち、上記構成によれば、電動モータを駆動源としてブームをスイングさせることができる。
【0009】
建設機械の電動アクチュエータにおいて、前記駆動装置は、建設機械の車体に設けられている第1貫通孔内に配置され、前記回転中心軸線を中心として回転可能な伝達軸と、出力軸が前記伝達軸に接続され、前記車体に取り付けられている前記電動モータと、前記車体における前記第1貫通孔を挟んで前記電動モータとは反対側の位置に取り付けられ、入力軸が前記伝達軸に接続されるとともに、前記電動モータの前記出力軸が出力するトルクを増幅させて出力する減速機と、前記減速機からのトルクを受けて前記回転中心軸線を中心として回転し、且つ前記スイングブラケットに接続している出力部材と、を有し、前記スイングブラケットは、前記出力部材からのトルクを受けて、前記回転中心軸線を中心として回転してもよい。
【0010】
建設機械の電動アクチュエータは、内部に前記伝達軸が配置されている筒状であるとともに、前記伝達軸と共に前記第1貫通孔内に配置されているピンを備え、前記スイングブラケットは、前記ピンに接触していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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