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公開番号2025121491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016907
出願日2024-02-07
発明の名称処理装置、印刷装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D06B 13/00 20060101AFI20250813BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】振動や振動音が少なく設置環境の自由度が高い処理装置を提供すること。
【解決手段】処理装置は、印刷された布帛に対して、風合い加工処理を行う処理装置であって、前記布帛と当接する複数の突出部を有する当接部と、前記当接部に振動を付与する振動付与部とを備え、前記当接部は、前記布帛を挟んで配置される第1当接部と第2当接部とを有し、前記振動付与部は、前記第1当接部に振動を加える第1駆動部と、前記第2当接部に振動を与える第2駆動部と、を有し、前記第1駆動部により前記第1当接部に加えられる振動の波形と、前記第2駆動部により前記第2当接部に与えられる振動の波形とは、逆位相である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
印刷された布帛に対して、風合い加工処理を行う処理装置であって、
前記布帛と当接する複数の突出部を有する当接部と、前記当接部に振動を付与する振動付与部とを備え、
前記当接部は、前記布帛を挟んで配置される第1当接部と第2当接部とを有し、
前記振動付与部は、前記第1当接部に振動を加える第1駆動部と、前記第2当接部に振動を与える第2駆動部と、を有し、
前記第1駆動部により前記第1当接部に加えられる振動の波形と、前記第2駆動部により前記第2当接部に与えられる振動の波形とは、逆位相である、
処理装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記第1駆動部、および、前記第2駆動部は、スコッチヨーク機構で構成される、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記第1駆動部、および、前記第2駆動部は、同期して動作する、
請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記第1駆動部と、前記第2駆動部とは、水平方向に並んで対向配置される、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の処理装置と、
前記布帛に印刷を施す印刷ユニットと、を含み、
前記第1当接部および前記第2当接部を備える前記処理装置を第1処理装置としたときに、
前記布帛の搬送方向において、前記第1処理装置よりも下流に配置された第2処理装置を、さらに備え、
前記第2処理装置は、前記布帛を挟んで配置される第3当接部と第4当接部とを有する、
印刷装置。
【請求項6】
前記第1当接部および前記第2当接部に設けられる前記突出部の形状は、前記第3当接部および前記第4当接部に設けられる前記突出部の形状とは異なる、
請求項5に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置、および当該処理装置を備えた印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、布帛に対してインクを吐出して画像を記録する印刷装置が知られている。このような印刷装置によって記録された布帛は、後工程として風合いを高めるために風合い加工を行う処理装置により風合い加工処理が行われる。
【0003】
例えば、特許文献1には、搬送される布帛の表裏面に当接する一対の当接部と、当該当接部のそれぞれに振動を付与する2つの振動発生源とを備え、布帛に対して振動を与えることにより、風合い加工処理を行う処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-46884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の処理装置には、改善の余地があった。詳しくは、振動発生源から発せられる振動エネルギーによる振動や振動音が、処理装置の周囲に伝達されてしまうため、設置環境が限定されてしまうという課題があった。
つまり、振動や振動音が少なく設置環境の自由度が高い処理装置が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の一態様に係る処理装置は、印刷された布帛に対して、風合い加工処理を行う処理装置であって、前記布帛と当接する複数の突出部を有する当接部と、前記当接部に振動を付与する振動付与部とを備え、前記当接部は、前記布帛を挟んで配置される第1当接部と第2当接部とを有し、前記振動付与部は、前記第1当接部に振動を加える第1駆動部と、前記第2当接部に振動を与える第2駆動部と、を有し、前記第1駆動部により前記第1当接部に加えられる振動の波形と、前記第2駆動部により前記第2当接部に与えられる振動の波形とは、逆位相である。
【0007】
本願の一態様に係る印刷装置は、上記の処理装置と、前記布帛に印刷を施す印刷ユニットと、を含み、前記第1当接部および前記第2当接部を備える前記処理装置を第1処理装置としたときに、前記布帛の搬送方向において、前記第1処理装置よりも下流に配置された第2処理装置を、さらに備え、前記第2処理装置は、前記布帛を挟んで配置される第3当接部と第4当接部とを有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る印刷システムの概略構成図。
処理装置の側面図。
処理装置の分解斜視図。
図3のP視における第2駆動部の斜視図。
スコッチヨーク機構の説明図。
第1駆動部と第2駆動部との駆動態様を波形で示した波形図。
第1処理装置の突出部の一態様を示す側面図。
第2処理装置の突出部の一態様を示す側面図。
実施形態2に係る処理装置の配置態様を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態1
***印刷システムの概要***
図1は、実施形態1に係る印刷システムの概略構成図である。
本実施形態の印刷装置200は、布帛Mに対して画像を記録する印刷装置であり、印刷された布帛Mに対して、布帛Mの風合いを改善する処理を施す処理ユニット30を含んで構成される。
【0010】
印刷装置200は、印刷ユニット10、乾燥ユニット20、処理ユニット30、制御装置150などから構成される。印刷装置200では、布帛Mをロール・ツー・ロール方式で搬送する。詳しくは、第1ロール体R1から印刷前の布帛Mが引き出された後、印刷ユニット10で印刷が施され、乾燥ユニット20で乾燥された後、処理ユニット30で風合い改善処理が施された布帛Mが巻取部40によって第2ロール体R2として巻き取られる。
(【0011】以降は省略されています)

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