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公開番号
2025121639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017206
出願日
2024-02-07
発明の名称
量子デバイスの製造方法
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
H01L
21/60 20060101AFI20250813BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】量子ビットチップの特性の変化を抑制する量子デバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】量子デバイスの製造方法は、インターポーザ20(第1基板)に第1バンプ32を用いて量子ビットチップ30を搭載する工程と、量子ビットチップ30を搭載した後、平面視において量子ビットチップ30に重ならない位置に設けられた第2バンプ22を局所的に加熱することで、インターポーザ20をプリント基板10(第2基板)に搭載する工程と、を備え、平面視において量子ビットチップ30と重なる位置のインターポーザ20とプリント基板10の間には、インターポーザ20とプリント基板10を接合する接合部材は設けられない。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基板に第1バンプを用いて量子ビットチップを搭載する工程と、
前記量子ビットチップを搭載した後、平面視において前記量子ビットチップに重ならない位置に設けられた第2バンプを局所的に加熱することで前記第1基板を第2基板に搭載する工程と、
を備え、
平面視において前記量子ビットチップと重なる位置の前記第1基板と前記第2基板の間には、前記第1基板と前記第2基板を接合する接合部材は設けられないことを特徴とする量子デバイスの製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1基板に前記量子ビットチップを覆う覆い部を配置する工程を備え、
前記第1基板を搭載する工程は、前記覆い部を配置した後に前記第2バンプを局所的に加熱することで前記第1基板を前記第2基板に搭載することを特徴とする請求項1に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項3】
前記第1基板に放熱部材を配置する工程を備え、
前記第1基板を搭載する工程は、前記放熱部材を配置した後に前記第2バンプを局所的に加熱することで前記第1基板を前記第2基板に搭載することを特徴とする請求項1または2に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項4】
前記放熱部材は、放熱フィンであることを特徴とする請求項3に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項5】
前記放熱部材は、前記第1基板と放熱ステージとの間に配置された熱伝導部材であることを特徴とする請求項3に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項6】
前記放熱部材は、平面視において前記第2バンプと前記量子ビットチップの間に位置して前記第1基板に配置されることを特徴とする請求項3に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項7】
前記第1基板を搭載する工程は、低熱伝導部が間に挟まれるように前記第2基板を前記放熱ステージに配置した後に前記第2バンプを局所的に加熱することで前記第1基板を前記第2基板に搭載することを特徴とする請求項5に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項8】
前記放熱部材は、前記第1基板との間に熱伝導性樹脂膜を挟んで前記第1基板に配置されることを特徴とする請求項3に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項9】
前記第1バンプは、インジウムバンプ、金バンプ、又は銅バンプであり、
前記第2バンプは、はんだバンプであることを特徴とする請求項1または2に記載の量子デバイスの製造方法。
【請求項10】
前記量子ビットチップを搭載する工程は、複数の前記第1基板に跨るように前記量子ビットチップを搭載し、
前記第1基板を搭載する工程は、前記複数の第1基板を前記第2基板に搭載することを特徴とする請求項1または2に記載の量子デバイスの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、量子デバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体素子又は量子ビット素子が形成された基板をはんだバンプを用いて他の基板に搭載する構成が知られている(例えば特許文献1、2)。また、量子ビットチップがインターポーザ等の第1基板に第1バンプを用いて搭載され、第1基板がプリント基板等の第2基板に第2バンプを用いて搭載された量子デバイスが知られている(例えば特許文献3-5)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-310622号公報
米国特許出願公開第2009/0173936号明細書
特表2022-519443号公報
米国特許出願公開第2018/0013052号明細書
特開2023-69792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
量子ビットチップが第1基板に搭載され、第1基板が第2基板に搭載された構成は、量子ビットチップを第1基板に第1バンプを用いて搭載した後に、第1基板を第2基板に第2バンプを用いて搭載することが望ましい。これは、先に第1基板を第2基板に搭載すると、第1基板と第2基板の線膨張係数の差によって第1基板及び第2基板に反りが発生し、量子ビットチップを第1基板に高い位置精度で搭載することが難しくなるためである。
【0005】
第2バンプを用いて第1基板を第2基板に搭載する工程は、第2バンプを加熱することで行われる。例えば量子ビットチップが搭載された第1基板と第2基板とを加熱炉に導入して第2バンプを加熱することで、第1基板を第2基板に搭載することが行われる。しかしながら、加熱炉を用いて第2バンプを加熱すると、第1基板に搭載された量子ビットチップも加熱炉によって加熱されて温度が高くなる。量子ビットチップは、温度が高くなると特性に変化が生じてしまう。
【0006】
1つの側面では、量子ビットチップの特性の変化を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、第1基板に第1バンプを用いて量子ビットチップを搭載する工程と、前記量子ビットチップを搭載した後、平面視において前記量子ビットチップに重ならない位置に設けられた第2バンプを局所的に加熱することで前記第1基板を第2基板に搭載する工程と、を備え、平面視において前記量子ビットチップと重なる位置の前記第1基板と前記第2基板の間には、前記第1基板と前記第2基板を接合する接合部材は設けられないことを特徴とする量子デバイスの製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
1つの側面として、量子ビットチップの特性の変化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、実施例1に係る量子デバイスの平面図、図1(b)は、図1(a)のA-A断面図である。
図2(a)は、量子ビットチップに備わる量子ビット素子の平面図、図2(b)は、ジョセフソン接合素子の平面図、図2(c)は、図2(b)のA-A断面図である。
図3(a)から図3(c)は、実施例1に係る量子デバイスの製造方法を示す断面図である。
図4(a)は、実施例2に係る量子デバイスの平面図、図4(b)は、図4(a)のA-A断面図である。
図5(a)から図5(d)は、実施例2に係る量子デバイスの製造方法を示す図(その1)である。
図6(a)から図6(d)は、実施例2に係る量子デバイスの製造方法を示す図(その2)である。
図7は、放熱フィン及び熱伝導部材の他の配置例を示す断面図である。
図8(a)は、実施例3に係る量子デバイスの平面図、図8(b)は、図8(a)のA-A断面図である。
9(a)から図9(d)は、実施例3に係る量子デバイスの製造方法を示す図(その1)である。
10(a)から図10(d)は、実施例3に係る量子デバイスの製造方法を示す図(その2)である。
図11(a)及び図11(b)は、インターポーザの外形と反り量について示す断面図である。
図12(a)は、実施例4に係る量子デバイスの製造方法を示す平面図、図12(b)は、図12(a)のA-A断面図である。
図13(a)は、実施例5に係る量子デバイスの平面図、図13(b)は、実施例5の変形例に係る量子デバイスの平面図である。
図14は、実施例6に係る量子デバイスの断面図である。
図15(a)から図15(d)は、実施例6に係る量子デバイスの製造方法を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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