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公開番号2025123384
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025100186,2024059513
出願日2025-06-16,2019-12-04
発明の名称撮影装置
出願人株式会社日立製作所
代理人藤央弁理士法人
主分類G06V 40/145 20220101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約【課題】撮影対象への光量不足を抑制すること。
【解決手段】撮影装置は、筐体と、複数の指の血管画像を取得する撮像部と、第1光源と、第2光源と、前記筐体の上面である上面板部と、を有し、前記撮像部、前記第1および第2光源は、前記筐体の内部に設けられ、前記第1光源の光軸は、前記第2光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記第2光源の光軸は、前記第1光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記撮像部は、前記第1光源および前記第2光源からの照射光が前記複数の指で反射された反射光を受光する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
複数の指の血管画像を取得する撮像部と、
第1光源と、
第2光源と、
前記筐体の上面である上面板部と、を有し、
前記撮像部、前記第1および第2光源は、前記筐体の内部に設けられ、
前記第1光源の光軸は、前記第2光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記第2光源の光軸は、前記第1光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、
前記撮像部は、前記第1光源および前記第2光源からの照射光が前記複数の指で反射された反射光を受光する、
ことを特徴とする撮影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生体を撮影する撮影装置、生体を撮影して認証する認証装置および生体を撮影する撮影方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
血管中のヘモグロビンとその他の生体組織の近赤外光の吸収特性の違いを利用して撮影した生体画像(血管画像)による生体認証技術が提案されている。ヘモグロビンの吸収率の高い波長である近赤外光を生体に照射し、透過または反射する光を撮像することで血管画像が得られる。指の皮膚表面下には個人ごとに異なる血管の模様(パターン)が存在しており、この血管パターンを鮮明に撮影することで高精度認証が実現可能である。
【0003】
指の血管画像を用いた認証技術を小型な装置サイズで実現するための血管画像の撮影方法の一つとして反射型方式がある。反射型方式は、光源と撮像部を近接して配置し、光源からの照射光を指の腹に照射し、反射する光を撮像して血管画像を取得する方法である。反射型方式である下記特許文献1の生体認証装置は、基板の表面に設けられ光を出力する光源と、ピッチ及び回転方向が異なる複数の回折格子が配置され前記光を回折して照明光を照明対象の照明領域に照射する回折光学素子とを備え、前記照明領域は、前記基板の表面と平行な平面上の前記回折光学素子及び前記光源の占有面積より大きいように構成する。
【0004】
また、より高い認証精度を実現するためには1本の指だけでなく、複数の指を同時に撮影した血管画像を用いた認証方法が有効である。反射型方式は、生体が装置と非接触な状態でも同時に複数の指の血管画像の撮影が可能なため、利便性の高さと装置の小型化の両立が実現できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015‐170320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
指の表面形状は立体的で曲面が多いため、反射型方式では、指の部位ごとに反射光量の違いが生じ、指先や指の側面(輪郭付近)の領域で十分な明るさが得られない。したがって、鮮明な血管画像の撮影が難しいという課題がある。十分な明るさを得られていない不鮮明な血管画像では、指領域を正確に検知できず、認証精度が低下するおそれがある。したがって、同時に複数の指の血管画像を撮影しようとする場合には特に、撮影するすべての指の血管を鮮明に撮影することが課題となる。
【0007】
本発明は、撮影対象への光量不足を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願において開示される発明の第1側面となる撮影装置は、筐体と、複数の指の血管画像を取得する撮像部と、第1光源と、第2光源と、前記筐体の上面である上面板部と、を有し、前記撮像部、前記第1および第2光源は、前記筐体の内部に設けられ、前記第1光源の光軸は、前記第2光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記第2光源の光軸は、前記第1光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記撮像部は、前記第1光源および前記第2光源からの照射光が前記複数の指で反射された反射光を受光する、ことを特徴とする。
【0009】
本願において開示される発明の第2側面となる認証装置は、筐体と、複数の指の血管画像を取得する撮像部と、第1光源と、第2光源と、前記筐体の上面である上面板部と、を有し、前記撮像部、前記第1および第2光源は、前記筐体の内部に設けられ、前記第1光源の光軸は、前記第2光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記第2光源の光軸は、前記第1光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記撮像部は、前記第1光源および前記第2光源からの照射光が前記複数の指で反射された反射光を受光し、前記撮像部からの出力信号に基づいて前記複数の指の画像データを生成する画像処理部と、前記画像処理部によって生成された前記複数の指の第1画像データと、前記画像処理部によって生成された前記複数の指の第2画像データと、に基づいて、前記複数の指を認証する認証部と、を有することを特徴とする。
【0010】
本願において開示される発明の第3側面となる認証装置は、筐体と、複数の指の血管画像および指紋画像を取得する撮像部と、第1光源と、第2光源と、前記筐体の上面である上面板部と、を有し、前記撮像部、前記第1および第2光源は、前記筐体の内部に設けられ、前記第1光源の光軸は、前記第2光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記第2光源の光軸は、前記第1光源が存在する方向に前記上面板部を通るように傾斜し、前記撮像部は、前記第1光源および前記第2光源からの照射光が前記複数の指で反射された反射光を受光し、前記撮像部からの出力信号に基づいて前記複数の指の画像データを生成する画像処理部と、前記画像処理部によって生成された前記複数の指の第1画像データと、前記画像処理部によって生成された前記複数の指の第2画像データと、に基づいて、前記複数の指を認証する認証部と、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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