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公開番号2025124351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020342
出願日2024-02-14
発明の名称磁気ディスク装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G11B 5/09 20060101AFI20250819BHJP(情報記憶)
要約【課題】 ライトヘッドの損耗を抑制することのできる磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】 磁気ディスク装置は、ディスクと、ライトヘッドと、瓦記録型式を選択し各々のバンドBAへのデータのライトを上記ライトヘッドに実行させるライト処理部と、判断部と、リフレッシュ処理部と、を備える。上記判断部は、各々のバンドBAにおいて、全ての記録セクタRSCの内に品質劣化記録セクタDRSCがあるかどうか判断する。複数のバンドBAの内に品質劣化記録セクタDRSCを含む対象バンドTBAがあると判断された場合、上記リフレッシュ処理部は、複数の対象記録セクタTSCをリフレッシュする。複数の対象記録セクタTSCは品質劣化記録セクタDRSCを含む。対象バンドTBAにおいて、複数の対象記録セクタTSCの個数は、全ての記録セクタRSCの個数未満である。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれ複数のトラックを含んでいる複数のバンドを有するディスクであって、各々の前記トラックは複数のセクタを含んでいる、前記ディスクと、
前記ディスクに対してデータをライトするライトヘッドと、
前記ディスクの半径方向に平行な重ね書き方向に前記複数のトラックにデータを重ねてライトする瓦記録型式を選択し各々の前記バンドへのデータのライトを前記ライトヘッドに実行させるライト処理部と、
前記各々のバンドにおいて、データがライトされている全ての記録セクタの内に、記録されているデータの品質が基準レベルより低い品質劣化記録セクタがあるかどうか判断する判断部と、
前記複数のバンドの内に前記品質劣化記録セクタを含む対象バンドがあると判断された場合、前記対象バンドの前記全ての記録セクタの内、リフレッシュの対象である複数の対象記録セクタの対象データをリードし、前記対象データを前記複数の対象記録セクタにリライトし、前記複数の対象記録セクタをリフレッシュするリフレッシュ処理部と、を備え、
前記複数の対象記録セクタは、前記品質劣化記録セクタを含み、
前記対象バンドにおいて、前記複数の対象記録セクタの個数は、前記全ての記録セクタの個数未満である、
磁気ディスク装置。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記対象バンドにおいて、前記複数の対象記録セクタは、前記重ね書き方向に並んだ複数の記録セクタである、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項3】
前記複数のバンドは、前記半径方向にて前記対象バンドに隣合う隣接バンドをさらに含み、
前記隣接バンドの前記複数のトラックの内、最も前記対象バンド側に位置する端の第1トラックは、一以上の記録セクタと、有効なデータがライトされていない残りの未使用セクタと、を含み、
前記対象バンドにおいて、前記複数の対象記録セクタは、前記重ね書き方向にて、前記第1トラックの前記一以上の記録セクタに並んだ複数の記録セクタである、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項4】
前記隣接バンドにデータをライトする毎に、ライト回数をk回とカウントするカウンタと、
前記ライト回数の累計を記憶する記録部と、をさらに備え、
前記対象バンドの前記複数のトラックの内、最も前記隣接バンド側に位置する端のトラックを第2トラックとすると、
前記判断部は、
前記ライト回数の累計がライト回数閾値未満であると判断した場合に、前記第2トラックの内、前記半径方向にて、前記第1トラックの前記一以上の記録セクタに並んだ一以上の記録セクタがそれぞれ前記品質劣化記録セクタに該当しないと判断し、
前記ライト回数の累計がライト回数閾値以上であると判断した場合に、前記第2トラックの内、前記半径方向にて、前記第1トラックの前記一以上の記録セクタに並んだ前記一以上の記録セクタがそれぞれ前記品質劣化記録セクタに該当すると判断し、
前記リフレッシュ処理部は、前記複数の対象記録セクタをリフレッシュした際、前記記録部における前記ライト回数の累計をリセットする、
請求項3に記載の磁気ディスク装置。
【請求項5】
受領したライトコマンド及びリードコマンドを記憶するキャッシュと、
前記キャッシュに記録されているライトコマンド及びリードコマンドを実行するコマンド実行部と、をさらに備え、
前記判断部が、前記キャッシュに未実行のコマンドが無いアイドル期間であると判断した際、
前記リフレッシュ処理部は、前記アイドル期間に、前記複数の対象記録セクタをリフレッシュする、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項6】
前記対象バンドの前記複数のトラックの内、
前記瓦記録型式にて最初にデータがライトされるトラックを第2トラックとし、
最後にデータがライトされるトラックを第3トラックとし、
前記第2トラックと異なるトラックであり前記品質劣化記録セクタを含むトラックを第4トラックとすると、
前記対象バンドにおいて、前記複数の対象記録セクタは、前記重ね書き方向において、前記第4トラックから前記第3トラックまでの複数のトラックの全ての記録セクタである、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項7】
前記対象バンドの前記複数のトラックの内、
前記瓦記録型式にて最初にデータがライトされるトラックを第2トラックとし、
最後にデータがライトされるトラックを第3トラックとし、
前記第2トラックと異なるトラックであり前記品質劣化記録セクタを含むトラックを第4トラックとすると、
前記対象バンドにおいて、前記複数の対象記録セクタは、前記第4トラックの前記品質劣化記録セクタから前記第3トラックの記録セクタまで前記重ね書き方向に並んだ複数の記録セクタである、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項8】
前記バンドの記録セクタに記録されているデータの品質は、前記データのビットエラーレートであり、
前記基準レベルより低い品質を持つデータのビットエラーレートでもある、前記品質劣化記録セクタに記録されているデータのビットエラーレートは、基準値より高く、
前記基準レベル以上の品質を持つデータのビットエラーレートは、前記基準値以下であり、
前記判断部は、前記各々のバンドにおいて、データがライトされている前記全ての記録セクタの内に、記録されているデータのビットエラーレートが前記基準値より高い前記品質劣化記録セクタがあるかどうか判断する、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項9】
前記ディスクからデータをリードするリードヘッドと、
前記ディスクからのデータのリードを前記リードヘッドに実行させるリード処理部と、
前記リード処理部によって前記ディスクの同一のデータをリードする回数を検出する検出部と、をさらに備え、
前記基準レベルより低い品質を持つデータをリードする回数でもある、前記品質劣化記録セクタに記録されているデータをリードする回数は、基準回数より多く、
前記基準レベル以上の品質を持つデータをリードする回数は、前記基準回数以下であり、
前記判断部は、前記各々のバンドにおいて、データがライトされている前記全ての記録セクタの内に、記録されているデータをリードする回数が前記基準回数より多い前記品質劣化記録セクタがあるかどうか判断する、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項10】
前記ライトヘッドは、エネルギーアシスト記録を行うエネルギーアシスト記録用磁気ヘッドである、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
磁気ディスク装置として、ディスクの半径方向に間隔に置いて複数のトラックをライトする通常記録(Conventional Magnetic Recording:CMR)型式(又は、従来記録型式)の磁気ディスク装置、ディスクの半径方向に複数のトラックを重ね書きする瓦記録(Shingled Magnetic Recording:SMR、又はShingled Write Recording:SWR)型式の磁気ディスク装置、並びに通常記録型式及び瓦記録型式を選択して実行するハイブリッド記録型式の磁気ディスク装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-037511号公報
米国特許第11081135号明細書
米国特許第10460759号明細書
米国特許第11200911号明細書
米国特許第11646051号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態は、ライトヘッドの損耗を抑制することのできる磁気ディスク装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る磁気ディスク装置は、
それぞれ複数のトラックを含んでいる複数のバンドを有するディスクであって、各々の前記トラックは複数のセクタを含んでいる、前記ディスクと、前記ディスクに対してデータをライトするライトヘッドと、前記ディスクの半径方向に平行な重ね書き方向に前記複数のトラックにデータを重ねてライトする瓦記録型式を選択し各々の前記バンドへのデータのライトを前記ライトヘッドに実行させるライト処理部と、前記各々のバンドにおいて、データがライトされている全ての記録セクタの内に、記録されているデータの品質が基準レベルより低い品質劣化記録セクタがあるかどうか判断する判断部と、前記複数のバンドの内に前記品質劣化記録セクタを含む対象バンドがあると判断された場合、前記対象バンドの前記全ての記録セクタの内、リフレッシュの対象である複数の対象記録セクタの対象データをリードし、前記対象データを前記複数の対象記録セクタにリライトし、前記複数の対象記録セクタをリフレッシュするリフレッシュ処理部と、を備え、前記複数の対象記録セクタは、前記品質劣化記録セクタを含み、前記対象バンドにおいて、前記複数の対象記録セクタの個数は、前記全ての記録セクタの個数未満である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態に係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。
図2は、上記磁気ディスク装置の一部を示す斜視図であり、複数枚のディスク及び複数のヘッドを示す図である。
図3は、上記実施形態に係る1枚のディスクの複数のサーボ領域及び複数のデータ領域の配置の一例を示す概略図である。
図4は、図3に示したディスクの瓦記録処理が行われるユーザデータ領域の3つのトラックと、ライトヘッドと、を示す模式図である。
図5は、図3に示したディスクの通常記録処理が行われるメディアキャッシュの3つのトラックと、ライトヘッドと、を示す模式図である。
図6は、ディスクにおけるデータのライト処理の一例を示す模式図である。
図7は、図6に示したユーザデータ領域のうち2つのバンドと、1つのガードバンドと、を示す模式図である。
図8は、図6に示したバンドの1つのトラックのうち3つのセクタを示す模式図である。
図9は、図7に示した2つのバンドと、1つのガードバンドと、を示す模式図であり、上記実施形態の実施例1に係るリフレッシュ処理方法を説明するための図である。
図10は、図7に示した2つのバンドと、1つのガードバンドと、を示す模式図であり、比較例1に係るリフレッシュ処理方法を説明するための図である。
図11は、図7に示した2つのバンドと、1つのガードバンドと、を示す模式図であり、上記実施形態の実施例2に係るリフレッシュ処理方法及び上記実施形態の実施例5に係るリフレッシュ処理方法を説明するための図である。
図12は、図7に示した2つのバンドと、1つのガードバンドと、を示す模式図であり、比較例2に係るリフレッシュ処理方法を説明するための図である。
図13は、図7に示した2つのバンドと、1つのガードバンドと、を示す模式図であり、上記実施形態の実施例3に係るリフレッシュ処理方法を説明するための図である。
図14は、図7に示した2つのバンドと、1つのガードバンドと、を示す模式図であり、上記実施形態の実施例4に係るリフレッシュ処理方法及び上記実施形態の実施例6に係るリフレッシュ処理方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(一実施形態)
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る磁気ディスク装置1について詳細に説明する。まず、磁気ディスク装置1の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る磁気ディスク装置1の構成を示すブロック図である。本実施形態において、磁気ディスク装置1は、通常記録型式及び瓦記録型式を選択して実行するハイブリッド記録型式の磁気ディスク装置である。但し後述する技術は、瓦記録型式の磁気ディスク装置に適用してもよい。
【0008】
図1に示すように、磁気ディスク装置1は、記録媒体としての複数、例えば、1~10枚のディスク(磁気ディスク)DKと、駆動モータとしてのスピンドルモータ(SPM)20と、ヘッドスタックアッセンブリ22と、ドライバIC120と、ヘッドアンプ集積回路(以下、ヘッドアンプIC、又はプリアンプ)130と、揮発性メモリ70と、バッファメモリ(バッファ)80と、不揮発性メモリ90と、1チップの集積回路であるシステムコントローラ110とを備えている。また、磁気ディスク装置1は、ホストシステム(以下、単に、ホストと称する)100と接続される。
【0009】
各ディスクDKは、例えば、直径97mm(3.8インチ)に形成され、その両面に記録層(磁気記録層)を有している。なお、本実施形態において、磁気ディスク装置1は、1~11枚のディスクDKを備えているが、ディスクDKの枚数はこれに限られない。
【0010】
ヘッドスタックアッセンブリ22は、ボイスコイルモータ(以下VCMと称する)24の駆動により、アーム30に搭載されているヘッドHDをディスクDK上の目標位置まで移動制御することができ、すなわちシークすることができる。
ディスクDKは、そのデータをライト可能な領域に、ユーザから利用可能なユーザデータ領域Uと、システム管理に必要な情報をライトするシステム領域Sとが割り当てられている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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