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公開番号
2025124359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020352
出願日
2024-02-14
発明の名称
ハイブリッド車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60W
20/20 20160101AFI20250819BHJP(車両一般)
要約
【課題】走行モードの切り換えに対して運転者に与える違和感を低減する。
【解決手段】ハイブリッド車の制御装置は、モード切換スイッチの操作により通常走行モードに切り換えられたときには、所定時間経過するまでは走行支援計画に基づいてモータ走行モードに切り換える要請が生じても通常走行モードを保持する。これにより、モード切換スイッチの操作により通常走行モードに切り換えられた後に短時間のうちにモータ走行モードに切り換えられることにより運転者に与える違和感を低減することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用の動力を出力可能なエンジンと、
走行用の動力を出力可能なモータと、
前記モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、
前記エンジンの運転を停止した状態で前記モータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じて前記エンジンからの動力と前記モータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り換えるモード切換スイッチと、
設定または推定された走行経路の各走行区間に前記モータ走行モードと前記通常走行モードとを割り当てる走行支援計画を作成すると共に前記走行支援計画に基づいて走行するように前記エンジンと前記モータとを制御する走行支援制御を実行する制御装置と、
を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記モード切換スイッチの操作により前記通常走行モードに切り換えられたときには、所定時間経過するまでは前記走行支援計画に基づいて前記モータ走行モードに切り換える要請が生じても前記通常走行モードを保持する、
ことを特徴とするハイブリッド車。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
走行用の動力を出力可能なエンジンと、
走行用の動力を出力可能なモータと、
前記モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、
前記エンジンの運転を停止した状態で前記モータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じて前記エンジンからの動力と前記モータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り換えるモード切換スイッチと、
設定または推定された走行経路の各走行区間に前記モータ走行モードと前記通常走行モードとを割り当てる走行支援計画を作成すると共に前記走行支援計画に基づいて走行するように前記エンジンと前記モータとを制御する走行支援制御を実行する制御装置と、
を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記モード切換スイッチの操作により前記モータ走行モードに切り換える操作が行なわれたときに前記モータ走行モードへの切り換えが拒絶されたとき、または、前記モータ走行モードにより走行している最中に前記モータ走行モードがキャンセルされたときには、第1所定時間経過するまでは前記走行支援計画に基づいて前記モータ走行モードに切り換える要請が生じても前記通常走行モードを保持する、
ことを特徴とするハイブリッド車。
【請求項3】
請求項2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記モータ走行モードへの切り換えが拒絶されたときには、前記第1所定時間より短い第2所定時間に亘って前記モータ走行モードへの切り換えが拒絶された旨の報知を行なう、
ハイブリッド車。
【請求項4】
請求項2記載のハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記モータ走行モードがキャンセルされたときには、前記第1所定時間より短い第2所定時間に亘って前記モータ走行モードがキャンセルされた旨の報知を行なう、
ハイブリッド車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ハイブリッド車に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のハイブリッド車としては、電動機単独走行の電動機モードと、エンジン単独走行のエンジンモードと、両者併用の併用モードとの各モードをモード切換車速に応じて切り換えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド車では、モード切換車速を市街地や、郊外、高速道路、トンネル等の各種環境毎に切り換えることにより、環境に適合した走行を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-187595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうしたハイブリッド車では、エンジンの運転を停止した状態で前記モータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じて前記エンジンからの動力と前記モータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り換えるモード切換スイッチを備え、運転者のモード切換スイッチの操作により、モータ走行モードによる走行と通常走行モードによる走行とを自由に選択することができるようにしている場合も多い。また、設定された走行経路や推定された走行経路をエネルギ効率よく走行するために走行経路の各走行区間にモータ走行モードと通常走行モードとを割り当てる走行支援計画を促成し、その走行支援計画に基づいて走行モードを切り換えるハイブリッド車も提案されている。モータ走行モードで走行しているときに運転車のモード切換スイッチの操作により通常走行モードに切り換えられた後に短時間のうちに走行支援計画などによりモータ走行モードに切り換えられると、運転者のスイッチ操作による意図が反映されず、運転者に違和感を与える場合が生じる。また、運転車のモード切換スイッチの操作によりモータ走行モードに切り換える際にモータ走行モードへの切り換えが拒絶された後に短時間のうちに走行支援計画などによりモータ走行モードに切り換えられると、モータ走行モードへの切り換えが拒絶されたにも拘わらずモータ走行モードに切り換えられることに対して運転者が違和感を感じてしまう。さらに、モータ走行モードで走行しているときにモータ走行モードがキャンセルされた後に短時間のうちに走行支援計画などによりモータ走行モードに切り換えられる場合も同様である。
【0005】
本開示のハイブリッド車は、走行モードの切り換えに対して運転者に与える違和感を低減することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のハイブリッド車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の第1のハイブリッド車は、
走行用の動力を出力可能なエンジンと、
走行用の動力を出力可能なモータと、
前記モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、
前記エンジンの運転を停止した状態で前記モータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じて前記エンジンからの動力と前記モータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り換えるモード切換スイッチと、
設定または推定された走行経路の各走行区間に前記モータ走行モードと前記通常走行モードとを割り当てる走行支援計画を作成すると共に前記走行支援計画に基づいて走行するように前記エンジンと前記モータとを制御する走行支援制御を実行する制御装置と、
を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記モード切換スイッチの操作により前記通常走行モードに切り換えられたときには、所定時間経過するまでは前記走行支援計画に基づいて前記モータ走行モードに切り換える要請が生じても前記通常走行モードを保持する、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示の第1のハイブリッド車は、走行用の動力を出力可能なエンジンと、走行用の動力を出力可能なモータと、モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、エンジンの運転を停止した状態でモータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じてエンジンからの動力とモータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り換えるモード切換スイッチと、設定または推定された走行経路の各走行区間にモータ走行モードと通常走行モードとを割り当てる走行支援計画を作成すると共に走行支援計画に基づいて走行するようにエンジンとモータとを制御する走行支援制御を実行する制御装置と、を備える。制御装置は、モード切換スイッチの操作により通常走行モードに切り換えられたときには、所定時間経過するまでは走行支援計画に基づいてモータ走行モードに切り換える要請が生じても通常走行モードを保持する。これにより、モード切換スイッチの操作により通常走行モードに切り換えられた後に短時間のうちにモータ走行モードに切り換えられたることに対する運転者の違和感を低減することができる。
【0009】
本開示の第2のハイブリッド車は、
走行用の動力を出力可能なエンジンと、
走行用の動力を出力可能なモータと、
前記モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、
前記エンジンの運転を停止した状態で前記モータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じて前記エンジンからの動力と前記モータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り換えるモード切換スイッチと、
設定または推定された走行経路の各走行区間に前記モータ走行モードと前記通常走行モードとを割り当てる走行支援計画を作成すると共に前記走行支援計画に基づいて走行するように前記エンジンと前記モータとを制御する走行支援制御を実行する制御装置と、
を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記モード切換スイッチの操作により前記モータ走行モードに切り換える操作が行なわれたときに前記モータ走行モードへの切り換えが拒絶されたとき、または、前記モータ走行モードにより走行している最中に前記モータ走行モードがキャンセルされたときには、第1所定時間経過するまでは前記走行支援計画に基づいて前記モータ走行モードに切り換える要請が生じても前記通常走行モードを保持する、
ことを特徴とする。
【0010】
本開示の第2のハイブリッド車は、走行用の動力を出力可能なエンジンと、走行用の動力を出力可能なモータと、モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、エンジンの運転を停止した状態でモータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じてエンジンからの動力とモータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り換えるモード切換スイッチと、設定または推定された走行経路の各走行区間にモータ走行モードと通常走行モードとを割り当てる走行支援計画を作成すると共に走行支援計画に基づいて走行するようにエンジンとモータとを制御する走行支援制御を実行する制御装置と、を備える。制御装置は、モード切換スイッチの操作によりモータ走行モードに切り換える操作が行なわれたときにモータ走行モードへの切り換えが拒絶されたとき、または、モータ走行モードにより走行している最中にモータ走行モードがキャンセルされたときには、第1所定時間経過するまでは走行支援計画に基づいてモータ走行モードに切り換える要請が生じても通常走行モードを保持する。これにより、モータ走行モードへの切り換えが拒絶された後やモータ走行モードがキャンセルされた後に短時間のうちにモータ走行モードに切り換えられたることに対する運転者の違和感を低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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