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公開番号
2025124452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020527
出願日
2024-02-14
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250819BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗り心地性能を損ねることなく転がり抵抗性能を向上させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】本発明は、トレッド部2を有する空気入りタイヤである。トレッド部2は、ベルトプライ7Aを含むコード補強層10と、トレッドゴム2Gとを含む。トレッドゴム2Gのタイヤ赤道Cの位置での厚さT1(mm)と、1枚のベルトプライ7Aの平均の厚さT2(mm)と、接地面2sのランド比Laと、トレッドゴム2Gの30℃における損失正接tanδ1との積T1・T2・La・tanδ1は、0.33~1.10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部は、複数のスチールコードがトッピングゴムで被覆された少なくとも1枚のベルトプライを含むコード補強層と、前記コード補強層のタイヤ半径方向外面から前記トレッド部の接地面までを形成するトレッドゴムとを含み、
前記トレッドゴムのタイヤ赤道の位置での厚さT1(mm)と、前記1枚のベルトプライの平均の厚さT2(mm)と、前記接地面のランド比Laと、前記トレッドゴムの30℃における損失正接tanδ1との積T1・T2・La・tanδ1は、0.33~1.10である、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記厚さT2は、0.66~0.98mmである、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記厚さT1(mm)と、前記ランド比Laと、前記損失正接tanδ1との積T1・La・tanδ1は、0.51~1.12である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
タイヤ赤道に対して70~90°の角度で配列された複数のカーカスコードを含むラジアル構造カーカスを備えており、
乗用車用である、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記コード補強層は、前記ベルトプライを2枚積層したベルト層と、前記ベルト層のタイヤ半径方向外側に配されたバンド層とを含み、
前記バンド層は、タイヤ周方向に対して5°以下の角度で配向されたバンドコードを含む、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記スチールコードの外径は、0.22~0.55mmである、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記スチールコードは、モノフィラメントで構成された1×1構造であり、
前記モノフィラメントの外径は、0.30~0.50mmである、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記スチールコードは、複数(n)のフィラメントからなる1×n構造であり、
前記複数のフィラメントのそれぞれの外径は、0.15~0.30mmである、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
1本の前記スチールコードの強力は、350~540Nである、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記スチールコードのカーボン含有量は、0.79%~1.00%である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トレッド部のキャップゴム層の損失正接や、トレッド部の厚みを特定することにより、車両発進時の転がり抵抗性の向上を期待したタイヤが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7337333号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、車両の燃費性能の向上が求められており、車両に装着されるタイヤの転がり抵抗についてもより一層の低減が求められている。タイヤの転がり抵抗を低減させる(以下、「転がり抵抗性能を向上させる」という。)方法として、トレッドゴムやベルト層のボリュームを減じることや、トレッドゴムの損失正接を小さくすることが知られている。
【0005】
しかしながら、上記の方法は、いずれも、車両走行時におけるタイヤの微細な振動が車両側に伝達し易くなり、ひいては乗り心地性能を損ねる場合がある。
【0006】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、乗り心地性能を損ねることなく転がり抵抗性能を向上させた空気入りタイヤを提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、トレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部は、複数のスチールコードがトッピングゴムで被覆された少なくとも1枚のベルトプライを含むコード補強層と、前記コード補強層のタイヤ半径方向外面から前記トレッド部の接地面までを形成するトレッドゴムとを含み、前記トレッドゴムのタイヤ赤道の位置での厚さT1(mm)と、前記1枚のベルトプライの平均の厚さT2(mm)と、前記接地面のランド比Laと、前記トレッドゴムの30℃における損失正接tanδ1との積T1・T2・La・tanδ1は、0.33~1.10である、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用したことによって、乗り心地性能を損ねることなく転がり抵抗性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態のタイヤの横断面図である。
図1のトレッド部の拡大断面図である。
図1のコード補強層のコード配列態様を示す展開図である。
他の実施形態におけるスチールコードの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の特徴を内包して記載されているが、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている場合がある。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。また、本明細書で説明されない構成には、周知の構成を適宜採用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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