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公開番号
2025126111
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024163806
出願日
2024-09-20
発明の名称
投写用光学系および投写型表示装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G02B
13/16 20060101AFI20250821BHJP(光学)
要約
【課題】広い画角および長いバックフォーカスを有しながら、小型化が図られ、良好な光学性能を保持する投写用光学系、およびこの投写用光学系を備えた投写型表示装置を提供する。
【解決手段】縮小側結像面上の画像を拡大側結像面上に投写する投写用光学系であって、拡大側の半画角が50度以上であり、1つのレンズ成分を1枚の単レンズもしくは1つの接合レンズとした場合、投写用光学系が含むレンズ成分のうち正のパワーを有する最も拡大側のレンズ成分であるPレンズ成分と、Pレンズ成分の拡大側に隣接して配置された負のパワーを有するレンズ成分であるNレンズ成分とを含み、予め定められた条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
縮小側結像面上の画像を拡大側結像面上に投写する投写用光学系であって、
拡大側の半画角が50度以上であり、
1つのレンズ成分を1枚の単レンズもしくは1つの接合レンズとした場合、前記投写用光学系が含むレンズ成分のうち正のパワーを有する最も拡大側のレンズ成分であるPレンズ成分と、前記Pレンズ成分の拡大側に隣接して配置された負のパワーを有するレンズ成分であるNレンズ成分とを含み、
前記縮小側結像面での最大像高をYmaxとし、
前記投写用光学系の最も拡大側のパワーを有する光学素子の面から前記Pレンズ成分の最も拡大側のレンズ面までの光軸上の距離をZpとし、
前記Pレンズ成分の最も拡大側のレンズ面の曲率半径をRpfとし、
前記Nレンズ成分の最も縮小側のレンズ面の曲率半径をRnrとし、
前記投写用光学系の空気換算距離での縮小側のバックフォーカスをBfとし、
拡大側で半画角40度の光線の前記縮小側結像面における像高をY40とし、
拡大側で半画角50度の光線の前記縮小側結像面における像高をY50とし、
前記投写用光学系が変倍光学系の場合はYmax、Zp、Bf、Y40、およびY50を広角端における値とした場合、
1<Zp/Ymax<4 (1)
0.2<Rpf/Ymax<2.3 (2)
0.2<Rnr/Ymax<5 (3)
2<Bf/Ymax<8 (4)
1.35<Y50/Y40<1.5 (5)
で表される条件式(1)、(2)、(3)、(4)、および(5)を満足する投写用光学系。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第1光学系と、第2光学系とからなり、
前記第2光学系は前記第1光学系と前記第2光学系との間でかつ前記縮小側結像面と共役な位置に中間像を形成し、前記第1光学系は前記中間像を前記拡大側結像面に再結像させる請求項1に記載の投写用光学系。
【請求項3】
前記Nレンズ成分と前記Pレンズ成分との光軸上の間隔をDnpとし、
前記投写用光学系が変倍光学系の場合はDnpを広角端における値とした場合、
0<Dnp/Ymax<0.1 (6)
で表される条件式(6)を満足する請求項1に記載の投写用光学系。
【請求項4】
前記Pレンズ成分の最も縮小側のレンズ面の曲率半径をRprとした場合、
0<(Rpr+Rpf)/(Rpr-Rpf)<2 (7)
で表される条件式(7)を満足する請求項1に記載の投写用光学系。
【請求項5】
前記Pレンズ成分の最も拡大側のレンズ面の最大有効直径および前記Pレンズ成分の最も縮小側のレンズ面の最大有効直径のうち大きい方をEDpとした場合、
0.5<EDp/Ymax<2.5 (8)
で表される条件式(8)を満足する請求項1に記載の投写用光学系。
【請求項6】
前記Nレンズ成分の最も拡大側のレンズ面の曲率半径をRnfとした場合、
-1<(Rnr+Rnf)/(Rnr-Rnf)<0.5 (9)
で表される条件式(9)を満足する請求項1に記載の投写用光学系。
【請求項7】
前記投写用光学系は、変倍の際に移動する移動レンズ群を前記第2光学系内に含むズームレンズであり、
前記投写用光学系が含む前記移動レンズ群のうち最も拡大側の前記移動レンズ群より拡大側の全てのレンズからなる群を拡大側固定群とし、
前記拡大側固定群内の光軸上のレンズ面間の最長空気間隔をdAmaxとし、
前記投写用光学系が変倍光学系の場合はdAmaxを広角端における値とした場合、
0.2<dAmax/Ymax<2.5 (10)
で表される条件式(10)を満足する請求項2に記載の投写用光学系。
【請求項8】
前記投写用光学系はズームレンズであり、
前記第2光学系において変倍の際に隣り合う群との光軸方向の間隔が変化する群を1つのレンズ群とした場合、
前記第2光学系は、拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第2Aレンズ群と、第2Bレンズ群と、第2Cレンズ群と、第2Dレンズ群とからなり、
変倍の際、前記第2Aレンズ群および前記第2Dレンズ群は前記縮小側結像面に対して固定され、前記第2Bレンズ群および前記第2Cレンズ群は相互間隔を変化させて移動する請求項2に記載の投写用光学系。
【請求項9】
前記第2Bレンズ群の焦点距離をf2Bとし、
前記第2Cレンズ群の焦点距離をf2Cとした場合、
0<f2B/|f2C|<0.5 (11)
で表される条件式(11)を満足する請求項8に記載の投写用光学系。
【請求項10】
前記投写用光学系の最も拡大側のレンズの拡大側の面の最大有効直径および前記投写用光学系の最も拡大側のレンズの縮小側の面の最大有効直径のうち大きい方をEDL1とし、
前記投写用光学系の最も拡大側のレンズの比重をρL1とした場合、
0.5<EDL1×ρL1/Ymax<10 (12)
で表される条件式(12)を満足する請求項1に記載の投写用光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、投写用光学系、および投写型表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
投写型表示装置に適用可能な光学系として下記の特許文献1および特許文献2に記載の光学系が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/195857号
国際公開第2020/110380号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
広い画角および長いバックフォーカスを有しながら、小型化が図られ、良好な光学性能を保持する投写用光学系が要望されている。これらの要求レベルは、年々、高まっている。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、広い画角および長いバックフォーカスを有しながら、小型化が図られ、良好な光学性能を保持する投写用光学系、およびこの投写用光学系を備えた投写型表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、縮小側結像面上の画像を拡大側結像面上に投写する投写用光学系であって、拡大側の半画角が50度以上であり、1つのレンズ成分を1枚の単レンズもしくは1つの接合レンズとした場合、投写用光学系が含むレンズ成分のうち正のパワーを有する最も拡大側のレンズ成分であるPレンズ成分と、Pレンズ成分の拡大側に隣接して配置された負のパワーを有するレンズ成分であるNレンズ成分とを含み、
1<Zp/Ymax<4 (1)
0.2<Rpf/Ymax<2.3 (2)
0.2<Rnr/Ymax<5 (3)
2<Bf/Ymax<8 (4)
1.35<Y50/Y40<1.5 (5)
で表される条件式(1)、(2)、(3)、(4)、および(5)を満足する。ここでは、縮小側結像面での最大像高をYmaxとしている。投写用光学系の最も拡大側のパワーを有する光学素子の面からPレンズ成分の最も拡大側のレンズ面までの光軸上の距離をZpとしている。Pレンズ成分の最も拡大側のレンズ面の曲率半径をRpfとしている。Nレンズ成分の最も縮小側のレンズ面の曲率半径をRnrとしている。投写用光学系の空気換算距離での縮小側のバックフォーカスをBfとしている。拡大側で半画角40度の光線の縮小側結像面における像高をY40としている。拡大側で半画角50度の光線の縮小側結像面における像高をY50としている。投写用光学系が変倍光学系の場合はYmax、Zp、Bf、Y40、およびY50を広角端における値としている。
【0007】
本開示の第2の態様は、第1の態様の投写用光学系において、拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第1光学系と、第2光学系とからなり、第2光学系は第1光学系と第2光学系との間でかつ縮小側結像面と共役な位置に中間像を形成し、第1光学系は中間像を拡大側結像面に再結像させる。
【0008】
本開示の第3の態様は、第1の態様の投写用光学系において、Nレンズ成分とPレンズ成分との光軸上の間隔をDnpとし、投写用光学系が変倍光学系の場合はDnpを広角端における値とした場合、
0<Dnp/Ymax<0.1 (6)
で表される条件式(6)を満足する。
【0009】
本開示の第4の態様は、第1の態様の投写用光学系において、Pレンズ成分の最も縮小側のレンズ面の曲率半径をRprとした場合、
0<(Rpr+Rpf)/(Rpr-Rpf)<2 (7)
で表される条件式(7)を満足する。
【0010】
本開示の第5の態様は、第1の態様の投写用光学系において、Pレンズ成分の最も拡大側のレンズ面の最大有効直径およびPレンズ成分の最も縮小側のレンズ面の最大有効直径のうち大きい方をEDpとした場合、
0.5<EDp/Ymax<2.5 (8)
で表される条件式(8)を満足する。
(【0011】以降は省略されています)
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