TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025126471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022670
出願日
2024-02-19
発明の名称
オニウム塩、化学増幅レジスト組成物及びパターン形成方法
出願人
信越化学工業株式会社
代理人
弁理士法人英明国際特許事務所
主分類
C07C
381/12 20060101AFI20250822BHJP(有機化学)
要約
【課題】化学増幅レジスト組成物に用いる新規オニウム塩を提供する。
【解決手段】下式(1A)で表されるカチオン及び下式(1B)で表されるアニオンからなるオニウム塩。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025126471000401.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">46</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">134</com:WidthMeasure> </com:Image>
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025126471000402.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">25</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">58</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(1A)で表されるカチオン及び下記式(1B)で表されるアニオンからなるオニウム塩。
TIFF
2025126471000390.tif
51
150
(式中、m1は、0又は1である。m2は、0又は1である。m3は、0又は1である。m4は、0~4の整数である。m5は、0~4の整数である。m6は、0~6の整数である。m7は、0~6の整数である。m8は、0~2の整数である。m9は、0~2の整数である。m10は、0~2の整数である。m11は、0又は1である。m12は、0~4の整数である。m13は、0~2の整数である。m14は、0~2の整数である。ただし、m1が0のときは0≦m6+m9≦4であり、m1が1のときは0≦m6+m9≦6である。m2が0のときは0≦m7+m10≦4であり、m2が1のときは0≦m7+m10≦6である。m3が0のときは1≦m4+m5+m8+m14≦4であり、m1が1のときは1≦m4+m5+m8m14≦6である。m11が0のときは0≦m12+m13≦4であり、m11が1のときは0≦m12+m13≦6である。また、m4+m12≧1である。
R
F1
~R
F3
は、それぞれ独立に、フッ素原子、炭素数1~6のフッ素化飽和ヒドロカルビル基、炭素数1~6のフッ素化飽和ヒドロカルビルオキシ基又は炭素数1~6のフッ素化飽和ヒドロカルビルチオ基である。m5が2以上のとき、各R
F1
は、互いに同一であっても異なっていてもよく、m6が2以上のとき、各R
F2
は、互いに同一であっても異なっていてもよく、m7が以上のとき、各R
F3
は、互いに同一であっても異なっていてもよい。
R
1
~R
4
は、ヨウ素原子及びフッ素原子以外のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビルオキシ基又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビルチオ基である。m8が2のとき、2つのR
1
は互いに同一であっても異なっていてもよく、2つのR
1
が互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に環を形成してもよく、m9が2のとき、2つのR
2
は互いに同一であっても異なっていてもよく、2つのR
2
が互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に環を形成してもよく、m10が2のとき、2つのR
3
は互いに同一であっても異なっていてもよく、2つのR
3
が互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に環を形成してもよく、m13が2のとき、2つのR
4
は互いに同一であっても異なっていてもよく、2つのR
4
が互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に環を形成してもよい。
また、スルホニウムカチオン中のS
+
に直接結合する芳香環同士が、互いに結合してS
+
と共に環を形成してもよい。
L
A
及びL
B
は、それぞれ独立に、単結合、エーテル結合、エステル結合、アミド結合、スルホン酸エステル結合、スルホン酸アミド結合、カーボネート結合又はカーバメート結合である。
X
L
は、単結合、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~40のヒドロカルビレン基である。)
TIFF
2025126471000391.tif
31
72
(式中、n1は、0又は1である。n2は、1~4の整数である。n3は、1又は2である。n4は、0~4の整数である。ただし、n1が0のときは2≦n2+n3+n4≦5であり、n1が1のときは2≦n2+n3+n4≦7である。
L
C
は、単結合、酸素原子、硫黄原子、エステル結合又はカーボネート結合である。
R
5
は、L
C
が単結合のときは、水素原子、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基であり、L
C
が酸素原子、硫黄原子、エステル結合又はカーボネート結合のときは、水素原子、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基(ただし、酸不安定基を除く。)又は酸不安定基である。
R
6
は、ヨウ素原子以外のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビルオキシ基又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビルチオ基である。)
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記カチオンが、下記式(1A-1)で表されるものである請求項1記載のオニウム塩。
TIFF
2025126471000392.tif
41
138
(式中、m4~m10、m12~m14、R
F1
~R
F3
、R
1
~R
4
、L
A
、L
B
及びX
L
は、前記と同じ。)
【請求項3】
前記カチオンが、下記式(1A-2)で表されるものである請求項2記載のオニウム塩。
TIFF
2025126471000393.tif
41
94
(式中、m4~m10、R
F1
~R
F3
及びR
1
~R
3
は、前記と同じ。)
【請求項4】
前記アニオンが、下記式(1B-1)で表されるものである請求項1記載のオニウム塩型モノマー。
TIFF
2025126471000394.tif
26
67
(式中、n2~n4、L
C
、R
5
及びR
6
は、前記と同じ。)
【請求項5】
L
C
が、酸素原子又はエステル結合である請求項1記載のオニウム塩。
【請求項6】
L
C
が酸素原子、硫黄原子、エステル結合又はカーボネート結合であり、R
5
が酸不安定基である請求項1記載のオニウム塩。
【請求項7】
前記酸不安定基が、下記式(AL-1)又は(AL-2)で表されるものである請求項1記載のオニウム塩。
TIFF
2025126471000395.tif
34
148
(式中、p1及びp2は、それぞれ独立に、0又は1である。q1及びq2は、それぞれ独立に、0~4の整数である。
R
L1
、R
L2
及びR
L3
は、それぞれ独立に、炭素数1~12のヒドロカルビル基であり、該ヒドロカルビル基の-CH
2
-の一部が、-O-又は-S-で置換されていてもよく、該ヒドロカルビル基が芳香環を含む場合は、該芳香環の水素原子の一部又は全部が、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子を含んでいてもよい炭素数1~4のアルキル基又はハロゲン原子を含んでいてもよい炭素数1~4のアルコキシ基で置換されていてもよい。また、R
L1
及びR
L2
が、互いに結合してこれらが結合する炭素原子と共に環を形成してもよく、該環の-CH
2
-の一部が、-O-又は-S-で置換されていてもよい。
R
L4
及びR
L5
は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1~10のヒドロカルビル基である。R
L6
は、炭素数1~20のヒドロカルビル基であり、該ヒドロカルビル基の-CH
2
-の一部が、-O-又は-S-で置換されていてもよい。また、R
L5
及びR
L6
が、互いに結合してこれらが結合する炭素原子及びL
D
と共に炭素数3~20の複素環基を形成してもよく、該複素環基の-CH
2
-の一部が、-O-又は-S-で置換されていてもよい。
L
D
は、-O-又は-S-である。
R
La
~R
Ld
は、それぞれ独立に、水素原子、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1~20のヒドロカルビル基である。
*は、隣接する酸素原子又は硫黄原子との結合手を表す。)
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項記載のオニウム塩からなるクエンチャー。
【請求項9】
請求項8記載のクエンチャーを含む化学増幅レジスト組成物。
【請求項10】
下記式(a1)で表される繰り返し単位を含むベースポリマーを含む請求項9記載の化学増幅レジスト組成物。
TIFF
2025126471000396.tif
31
56
(式中、R
A
は、水素原子、フッ素原子、メチル基又はトリフルオロメチル基である。
X
1
は、単結合、フェニレン基、ナフチレン基、*-C(=O)-O-X
11
-又は*-C(=O)-NH-X
11
-であり、該フェニレン基又はナフチレン基は、フッ素原子を含んでもよい炭素数1~10のアルコキシ基又はハロゲン原子で置換されていてもよい。X
11
は、炭素数1~10の飽和ヒドロカルビレン基、フェニレン基又はナフチレン基であり、該飽和ヒドロカルビレン基は、ヒドロキシ基、エーテル結合、エステル結合又はラクトン環を含んでいてもよい。*は、主鎖の炭素原子との結合手を表す。
AL
1
は、酸不安定基である。)
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オニウム塩、化学増幅レジスト組成物及びパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
LSIの高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの微細化が急速に進んでいる。5Gの高速通信と人工知能(artificial intelligence、AI)の普及が進み、これを処理するための高性能デバイスが必要とされているためである。最先端の微細化技術としては、波長13.5nmの極端紫外線(EUV)リソグラフィーによる5nmノードのデバイスの量産が行われている。更には、次世代の3nmノード、次次世代の2nmノードデバイスにおいてもEUVリソグラフィーを用いた検討が進められている。
【0003】
微細化の進行とともに酸の拡散による像のぼけが問題になっている。寸法サイズ45nm以降の微細パターンでの解像性を確保するためには、従来提案されている溶解コントラストの向上だけでなく、酸拡散の制御が重要であることが提案されている(非特許文献1)。しかしながら、化学増幅レジスト組成物は、酸の拡散によって感度とコントラストを上げているため、ポストエクスポージャーベーク(PEB)温度を下げたり、時間を短くしたりして酸拡散を極限まで抑えようとすると、感度とコントラストが著しく低下する。
【0004】
感度、解像度及びエッジラフネス(LWR)のトライアングルトレードオフの関係が示されている。解像度を向上させるためには酸拡散を抑えることが必要であるが、酸拡散距離が短くなると感度が低下する。
【0005】
バルキーな酸が発生する酸発生剤を添加して酸拡散を抑えることは有効である。そこで、重合性不飽和結合を有するオニウム塩に由来する繰り返し単位をポリマーに含ませることが提案されている。このとき、ポリマーは、酸発生剤としても機能する(ポリマーバウンド型酸発生剤)。特許文献1には、特定のスルホン酸を発生する重合性不飽和結合を有するスルホニウム塩やヨードニウム塩が提案されている。特許文献2には、スルホン酸が主鎖に直結したスルホニウム塩が提案されている。
【0006】
ArFレジスト組成物用の(メタ)アクリレートポリマーに用いられる酸不安定基は、α位がフッ素原子で置換されたスルホン酸を発生する酸発生剤を使うことによって脱保護反応が進行するが、α位がフッ素原子で置換されていないスルホン酸又はカルボン酸を発生する酸発生剤では脱保護反応が進行しない。α位がフッ素原子で置換されたスルホン酸を発生するスルホニウム塩又はヨードニウム塩に、α位がフッ素原子で置換されていないスルホン酸を発生するスルホニウム塩又はヨードニウム塩を混合すると、α位がフッ素原子で置換されていないスルホン酸を発生するスルホニウム塩又はヨードニウム塩は、α位がフッ素原子で置換されたスルホン酸とイオン交換を起こす。光によって発生したα位がフッ素原子で置換されたスルホン酸は、イオン交換によってスルホニウム塩又はヨードニウム塩に逆戻りするため、α位がフッ素原子で置換されていないスルホン酸又はカルボン酸のスルホニウム塩又はヨードニウム塩はクエンチャーとして機能する。カルボン酸を発生するスルホニウム塩又はヨードニウム塩をクエンチャーとして用いるレジスト組成物が提案されている(特許文献3)。
【0007】
カルボン酸を発生するスルホニウム塩型クエンチャーが提案されている。例えば、サリチル酸やβ-ヒドロキシカルボン酸(特許文献4)、サリチル酸誘導体(特許文献5、6)、フルオロサリチル酸(特許文献7)、ヒドロキシナフトエ酸(特許文献8)、含ヨウ素芳香族置換基を導入したサリチル酸(特許文献9)、環状アセタール構造を導入したサリチル酸(特許文献10)のスルホニウム塩が提案されている。特に、サリチル酸は、カルボキシ基及びヒドロキシ基の分子内水素結合によって酸拡散を抑える効果が高い。
【0008】
クエンチャーの凝集によって、レジストパターンの寸法均一性(CDU)が低下することが指摘されている。レジスト膜中のクエンチャーの凝集を防いで分布を均一化することによって現像後のパターンの寸法均一性を向上させることが期待される。
【0009】
更なる微細化の要求に対し、特にポジ型レジストにおけるアルカリ現像時においては現像液による膨潤が発生し、微細パターン形成時においてパターン倒れが生じることが課題となっている。このような微細化の課題に応えるため、新規なレジスト組成物用の材料の開発は重要であり、感度が良好で、酸拡散が十分に制御されると共に、溶剤溶解性に優れ、かつパターン倒れ抑制に有効なオニウム塩型クエンチャーの開発が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2006-45311号公報
特開2006-178317号公報
特開2007-114431号公報
国際公開第2018/159560号
特開2020-203984号公報
特開2020-91404号公報
特開2020-91312号公報
特開2019-120760号公報
特開2022-77505号公報
国際公開第2023/189502号
【非特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
信越化学工業株式会社
熱軟化性熱伝導性組成物
18日前
信越化学工業株式会社
負極活物質及びその製造方法
5日前
信越化学工業株式会社
静電吸着機能を有する加熱装置
17日前
信越化学工業株式会社
有機膜形成方法及び半導体装置用基板の製造方法
今日
信越化学工業株式会社
洗浄液、基板の洗浄方法、及び金属含有膜の形成方法
今日
信越化学工業株式会社
室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物並びに物品
7日前
信越化学工業株式会社
オニウム塩、化学増幅レジスト組成物及びパターン形成方法
3日前
信越化学工業株式会社
オニウム塩、化学増幅レジスト組成物及びパターン形成方法
3日前
信越化学工業株式会社
樹脂改質用シリコーン添加剤及びそれを含む硬化性樹脂組成物
10日前
信越化学工業株式会社
紫外線硬化型シリコーン組成物、硬化物、積層体及び積層体の製造方法
12日前
信越化学工業株式会社
好気硬化型液状シリコーン組成物の製造方法及び一液保存性の改善方法
14日前
信越化学工業株式会社
感光性樹脂組成物、感光性樹脂皮膜、感光性ドライフィルム、パターン形成方法
17日前
信越化学工業株式会社
非水系電解質及び非水電解質二次電池
6日前
信越化学工業株式会社
単結晶シリコンの製造方法及び評価方法
17日前
信越化学工業株式会社
シリコーン変性プルラン、該変性プルランを含む組成物、並びに化粧料
19日前
信越化学工業株式会社
素子供給基板の製造方法、電気機器の製造方法、電子機器の製造方法、及び3次元実装方法
10日前
住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社
害虫防除用組成物
18日前
コニシ株式会社
集成材の製造方法
6日前
東ソー株式会社
炭素-窒素結合形成方法
1か月前
株式会社トクヤマ
四塩化炭素の製造方法
1か月前
株式会社トクヤマ
シロキサン類の回収方法
1か月前
日産化学株式会社
ピリジン化合物の製造方法
3か月前
株式会社トクヤマ
ビオチン誘導体の製造方法
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物
19日前
株式会社コスモス
液状炭化水素の増産方法
26日前
株式会社トクヤマ
ベンザゼピン化合物の製造方法
24日前
東ソー株式会社
イソシアネート化合物の製造方法
5日前
株式会社トクヤマ
ホルムアミド化合物の製造方法
13日前
株式会社コスモス
液状炭化水素の増産方法
25日前
日本特殊陶業株式会社
メタン製造装置
2か月前
四国化成工業株式会社
エポキシ化合物およびその利用
3か月前
artience株式会社
四塩基酸無水物の製造方法
2か月前
信越化学工業株式会社
新規化合物
1か月前
ユニチカ株式会社
ビスマレイミドおよびその製造方法
3か月前
金剛化学株式会社
ボルチオキセチンの製造方法
3か月前
日産化学株式会社
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
1か月前
続きを見る
他の特許を見る