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公開番号2025122765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018394
出願日2024-02-09
発明の名称樹脂改質用シリコーン添加剤及びそれを含む硬化性樹脂組成物
出願人信越化学工業株式会社
代理人弁理士法人英明国際特許事務所
主分類C08G 77/388 20060101AFI20250815BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、優れた可撓性、耐熱性、誘電特性を同時に付与する樹脂改質用シリコーン添加剤、及びそれを用いた硬化性樹脂組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】式(1)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサンと、式(2)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサンを含有する硬化性樹脂組成物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025122765000022.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">34</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">133</com:WidthMeasure> </com:Image>
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(1)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(I)と、
TIFF
2025122765000018.tif
34
134
(式中、R
1
は独立して炭素数1~12の1価炭化水素基を表し、全R
1
のうちメチル基の割合が50モル%以上であり、R
2
は独立して水素原子又は炭素数1~5のアルキル基を表し、nは4~20の整数を表す。)
下記式(2)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(II)
TIFF
2025122765000019.tif
31
164
(式中、R
1
、R
2
、nは前記と同じである。)
とを含有し、上記(II)成分の含有量は、上記(I)成分と(II)成分との合計量100モル%に対して10~90モル%であることを特徴とする樹脂改質用シリコーン添加剤。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記R
1
が全てメチル基である請求項1記載の樹脂改質用シリコーン添加剤。
【請求項3】
前記R
2
が全て水素原子である請求項1又は2記載の樹脂改質用シリコーン添加剤。
【請求項4】
(A)下記式(1)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(I)と、
TIFF
2025122765000020.tif
34
134
(式中、R
1
は独立して炭素数1~12の1価炭化水素基を表し、全R
1
のうちメチル基の割合が50モル%以上であり、R
2
は独立して水素原子又は炭素数1~5のアルキル基を表し、nは4~20の整数を表す。)
下記式(2)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(II)
TIFF
2025122765000021.tif
31
164
(式中、R
1
、R
2
、nは前記と同じである。)
とを含有し、上記(II)成分の含有量は、上記(I)成分と(II)成分との合計量100モル%に対して10~90モル%であるシリコーン樹脂成分、
(B)1分子中に1個以上のシアナト基を有する芳香族シアン酸エステル化合物、及び
(C)1分子中に2個以上のマレイミド基を有し、シロキサン結合を有さないマレイミド化合物
を含有することを特徴とする硬化性樹脂組成物。
【請求項5】
前記R
1
が全てメチル基である請求項4記載の硬化性樹脂組成物。
【請求項6】
前記R
2
が全て水素原子である請求項4記載の硬化性樹脂組成物。
【請求項7】
さらに硬化触媒(D)を含む請求項4~6のいずれか1項記載の硬化性樹脂組成物。
【請求項8】
前記(A)成分の含有量が、樹脂組成物中の樹脂固形分100質量部に対して、1~25質量部である請求項4記載の硬化性樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂改質用シリコーン添加剤及びそれを含む硬化性樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子機器や通信機、パーソナルコンピューター等に広く用いられている半導体の高集積化、微細化はますます加速している。これに伴い、プリント配線板に用いられる半導体パッケージ用積層板に求められる諸特性はますます厳しいものとなっている。求められる特性として、例えば、可撓性、耐熱性(ガラス転移温度(Tg))、誘電特性などの特性が挙げられる。
【0003】
プリント配線板の絶縁層には、通常、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、マレイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、などを含む、硬化性樹脂組成物が用いられる(特許文献1~4)。しかしながら、これらの硬化性樹脂は、硬化の際の自由体積減少による内部応力蓄積という問題を有している。そのため、プリント配線板の絶縁材料として硬化性樹脂を用いると、硬化収縮によって成形品にクラックや反りが発生する場合がある。また、内部歪みの蓄積によってプリント配線板としての信頼性が低下する場合がある。したがって、硬化時に内部応力の蓄積が少なく、クラックの発生が少ない硬化性樹脂組成物が求められている。その際、耐熱性や誘電特性との物性バランスも重要になる。
【0004】
例えば、直鎖状オリゴシロキサンの両末端にマレイミド基を有する材料をビスマレイミド-トリアジン樹脂(以下、BT樹脂と略す)に添加した、硬化性樹脂組成物が報告されている(特許文献5,6)。シリコーン鎖の導入により得られる樹脂硬化物の可撓性、耐熱性、誘電特性等の両立を図る狙いがある。しかし、シリコーン鎖が短鎖長であるためシリコーン由来の可撓性付与の効果が不十分であり、依然として物性バランスに改良の余地が残る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-254709号公報
特開2007-254710号公報
特開2018-44065号公報
特開2019-1965号公報
国際公開第2019/39135号
国際公開第2019/230944号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、優れた可撓性、耐熱性、誘電特性を同時に付与する樹脂改質用シリコーン添加剤、及びそれを用いた硬化性樹脂組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記式(1)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(I)と下記式(2)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(II)とを含有する樹脂改質用シリコーン添加剤を用いると、得られる硬化性樹脂組成物は均一なシートに成型可能であり、且つ、可撓性、耐熱性及び誘電特性を高次元で両立することを見出し、本発明を完成させるに至ったものである。
【0008】
すなわち本発明は、下記の樹脂改質用シリコーン添加剤、及びそれを含む硬化性樹脂組成物を提供する。
1.下記式(1)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(I)と、
TIFF
2025122765000001.tif
34
133
(式中、R
1
は独立して炭素数1~12の1価炭化水素基を表し、全R
1
のうちメチル基の割合が50モル%以上であり、R
2
は独立して水素原子又は炭素数1~5のアルキル基を表し、nは4~20の整数を表す。)
下記式(2)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(II)
TIFF
2025122765000002.tif
31
164
(式中、R
1
、R
2
、nは前記と同じである。)
とを含有し、上記(II)成分の含有量は、上記(I)成分と(II)成分との合計量100モル%に対して10~90モル%であることを特徴とする樹脂改質用シリコーン添加剤。
2.前記R
1
がメチル基である上記1記載の樹脂改質用シリコーン添加剤。
3.前記R
2
が全て水素原子である上記1又は2記載の樹脂改質用シリコーン添加剤。
4.(A)下記式(1)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(I)と、
TIFF
2025122765000003.tif
34
133
(式中、R
1
は独立して炭素数1~12の1価炭化水素基を表し、全R
1
のうちメチル基の割合が50モル%以上であり、R
2
は独立して水素原子又は炭素数1~5のアルキル基を表し、nは4~20の整数を表す。)
下記式(2)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサン(II)
TIFF
2025122765000004.tif
31
164
(式中、R
1
、R
2
、nは前記と同じである。)
とを含有し、上記(II)成分の含有量は、上記(I)成分と(II)成分との合計量100モル%に対して10~90モル%であるシリコーン樹脂成分、
(B)1分子中に1個以上のシアナト基を有する芳香族シアン酸エステル化合物、及び
(C)1分子中に2個以上のマレイミド基を有し、シロキサン結合を有さないマレイミド化合物
を含有することを特徴とする硬化性樹脂組成物。
5.前記R
1
がメチル基である上記4記載の硬化性樹脂組成物。
6.前記R
2
が全て水素原子である上記4記載の硬化性樹脂組成物。
7.さらに硬化触媒(D)を含む上記4~6のいずれかに記載の硬化性樹脂組成物。
8.前記(A)成分の含有量が、樹脂組成物中の樹脂固形分100質量部に対して、1~25質量部である上記4記載の硬化性樹脂組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明のマレイミド基含有オルガノポリシロキサンからなる樹脂改質用シリコーン添加剤を硬化性樹脂組成物に使用することにより、該硬化性樹脂組成物に優れた可撓性、耐熱性、誘電特性を付与できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明に係る樹脂改質用シリコーン添加剤は、下記式(1)で表されるマレイミド基含有オルガノポリシロキサンを含むものである。
TIFF
2025122765000005.tif
34
133
(【0011】以降は省略されています)

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