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公開番号
2025127225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023824
出願日
2024-02-20
発明の名称
蓄電装置、および車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60L
50/64 20190101AFI20250825BHJP(車両一般)
要約
【課題】外部から荷重が入力された場合に、電気接続部材と蓄電スタックとの干渉を抑制可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置10は、複数の蓄電セル25を含む第1蓄電スタック21および第2蓄電スタック22と、第1蓄電スタック21および第2蓄電スタック22が配置されるロアケースと、所定の方向に沿って延在し、ロアケース内の領域を仕切るクロス部材40と、第1蓄電スタック21および第2蓄電スタック22を電気的に接続する電気接続部材63とを備える。鉛直方向から見て、電気接続部材63は、少なくとも一部において、クロス部材40に重なり、かつクロス部材40の延在方向に沿って延びる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の蓄電セルを含む第1蓄電スタックおよび第2蓄電スタックと、
前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックが配置されるロアケースと、
所定の方向に沿って延在し、前記ロアケース内の領域を仕切るクロス部材と、
前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックを電気的に接続する電気接続部材と、を備え、
鉛直方向から見て、前記電気接続部材は、少なくとも一部において、前記クロス部材に重なり、かつ前記クロス部材の延在方向に沿って延びる、蓄電装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記延在方向に直交する方向において、前記電気接続部材のうち前記クロス部材に重なりかつ前記クロス部材の前記延在方向に沿って延びる部分の幅は、前記クロス部材の幅よりも短い、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記延在方向において、前記電気接続部材のうち前記クロス部材に重なりかつ前記クロス部材の前記延在方向に沿って延びる部分の長さは、前記クロス部材の長さよりも短い、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記クロス部材は、前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックの間に配置されており、
前記電気接続部材のうち前記クロス部材に重なりかつ前記クロス部材の前記延在方向に沿って延びる部分は、前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックの間に配置されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記クロス部材から前記鉛直方向の上方に向かうように前記クロス部材に固定された保持部材をさらに備え、
前記保持部材は、前記電気接続部材のうち前記クロス部材に重なりかつ前記クロス部材の前記延在方向に沿って延びる部分を保持しており、
前記保持部材は、前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックよりも前記鉛直方向の上方に突出している、請求項1から3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記保持部材は、前記電気接続部材のうち前記クロス部材に重なりかつ前記クロス部材の前記延在方向に沿って延びる部分が挿入された挿入部を有する、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記保持部材は、前記挿入部を規定する面に突起部を有する、請求項6に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックを前記鉛直方向の上方側から覆うカバー部材を備え、
前記保持部材は、前記カバー部材に接触している、請求項5に記載の蓄電装置。
【請求項9】
請求項8に記載の蓄電装置と、
車両骨格部材と、を備えた、車両。
【請求項10】
前記カバー部材と前記車両骨格部材との間の隙間に配置された緩衝部材を備え、
前記緩衝部材は、前記保持部材の上方に配置されている、請求項9に記載の車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置および当該蓄電装置を備えた車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の蓄電装置として、特開2023-046945号公報(特許文献1)には、複数のバッテリモジュール(蓄電スタック)が収容された収容ケース内において、互いに隣り合うバッテリモジュールの間にクロス部材が配置されており、当該クロスメンバ上にアッパーケースを支持するマウント部材を設けた構成が開示されている。
【0003】
アッパーケースのうちマウント部材の上方に位置する部分とボディとの間にはダンパが配置されており、収容ケースの下方から荷重が入力された場合には、クロスメンバおよびマウント部材を通ってボディに入力される。この際、アパーケースからボディへの入力経路に配置されたダンパによって荷重の一部を吸収することにより、ボディに入力される荷重を低減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-046945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
収容ケース内に収容された複数の蓄電スタックは、電気接続部材によって電気的に接続されている。収容ケースの外部から荷重が入力された場合に、電気接続部材と蓄電スタックとが干渉することがある。
【0006】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、外部から荷重が入力された場合に、電気接続部材と蓄電スタックとの干渉を抑制可能な蓄電装置および当該蓄電装置を備えた車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に基づく蓄電装置は、複数の蓄電セルを含む第1蓄電スタックおよび第2蓄電スタックと、上記第1蓄電スタックおよび上記第2蓄電スタックが配置されるロアケースと、所定の方向に沿って延在し、上記ロアケース内の領域を仕切るクロス部材と、上記第1蓄電スタックおよび上記第2蓄電スタックを電気的に接続する電気接続部材と、を備える。鉛直方向から見て、上記電気接続部材は、少なくとも一部において、上記クロス部材に重なり、かつ上記クロス部材の延在方向に沿って延びる。
【0008】
上記構成によれば、クロス部材が固定されている領域においては、ロアケースの剛性が高くなっている。このため、外部からロアケースに荷重が入力された場合には、クロス部材の周辺の変形が抑制される。これにより、電気接続部材のうちクロス部材に重なりかつクロス部材の延在方向に沿って延在する部分が入力されることを抑制できる。この結果、電気接続部材と蓄電スタックの干渉を抑制し、蓄電スタックが短絡することを抑制できる。
【0009】
上記本開示に基づく蓄電装置にあっては、上記延在方向に直交する方向において、上記電気接続部材のうち上記クロス部材に重なりかつ上記クロス部材の上記延在方向に沿って延びる部分の幅は、上記クロス部材の幅よりも短くてもよい。
【0010】
上記構成によれば、電気接続部材のうちクロス部材に重なりかつクロス部材の延在方向に沿って延在する部分の幅が、クロス部材の幅よりも短いことにより、電気接続部材と蓄電スタックとの干渉をより好適に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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