TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025128679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025487
出願日2024-02-22
発明の名称蓄電装置、車両
出願人トヨタ自動車株式会社,トヨタバッテリー株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/211 20210101AFI20250827BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】部品の寸法または数の増大を抑制しつつ、より製造しやすい蓄電装置および車両を提供する。
【解決手段】蓄電装置100が、第1セル群(セル群GA)を収容する第1ケース(ケース301)と、第2セル群(セル群GB)を収容する第2ケース(ケース302)とを備える。第1セル群および第2セル群の各々は、第1方向(X方向)に接続された複数の蓄電セル(蓄電セル11~14、蓄電セル21~24、蓄電セル31~34、蓄電セル41~44)を含む。第1ケースは、第1方向に直交する第2方向(Y方向)の一端に開口部を有する。第1ケースおよび第2ケースは、第1ケースの開口部を第2ケースが塞ぐように配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置であって、
前記蓄電装置は、
第1セル群を収容する第1ケースと、
第2セル群を収容する第2ケースと、
を備え、
前記第1セル群および前記第2セル群の各々は、第1方向に接続された複数の蓄電セルを含み、
前記第1ケースは、前記第1方向に直交する第2方向の一端に開口部を有し、
前記第1ケースおよび前記第2ケースは、前記第1ケースの前記開口部を前記第2ケースが塞ぐように配置されている、蓄電装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1ケースおよび前記第2ケースの各々は、前記第2方向の一端に開口部が形成された直方体形状を有し、
前記第1ケースおよび前記第2ケースの各々は、前記第1方向の両端に位置する第1面および第2面と、前記第1方向に延びる第3面、第4面、および第5面とを有し、
前記第3面は、前記第2方向において前記開口部の反対側に位置し、
前記第1ケースの前記開口部は、前記第1ケースの前記第1面および前記第2面の各々よりも大きい面積を有し、
前記第2ケースの前記第3面が前記第1ケースの前記開口部を塞いでいる、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第1ケースが前記第1セル群を収容した状態で密閉されるように、前記第1ケースと前記第2ケースとが接合されており、
前記蓄電装置は、前記第2ケースが前記第2セル群を収容した状態で密閉されるように前記第2ケースの前記開口部を塞ぐ蓋材をさらに備える、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第2ケースを前記第1ケースに押し付ける力を発生させる機構をさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか1項に記載の蓄電装置を備える、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の蓄電セルを備える蓄電装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特表2023-502457号公報(特許文献1)には、長さLが400mm~2500mmであり、かつ、幅Hに対する長さLの比率(L/H)が4~21である直方体状の電池(蓄電装置)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-502457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された蓄電装置では、直列に接続されて一列に並ぶ複数の電極体セット(蓄電セル)がケース(ハウジング)内に配置されている。こうした蓄電装置は、電気的に接続された複数の蓄電セルの集まり(セル群)を含む。
【0005】
上記蓄電装置の製造においては、セル群をケースに入れることが求められる。例えば、ケースに設けられた開口部からセル群をケース内に入れた後、ケースの開口部を蓋材で塞ぎ、ケース本体と蓋材とを接合することが考えられる。しかし、ケースの開口部を小さくすると、セル群をケースに入れにくくなる。逆にケースの開口部を大きくすると、開口部を塞ぐために大きな蓋材(または、多くの蓋材)が必要になる。部品の寸法または数の増大は、蓄電装置の製造を難しくしたり、製造コストの上昇を招いたりすることがある。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、部品の寸法または数の増大を抑制しつつ、より製造しやすい蓄電装置および車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一形態に従うと、以下に示す蓄電装置が提供される。
【0008】
(第1項)当該蓄電装置は、第1セル群を収容する第1ケースと、第2セル群を収容する第2ケースとを備える。第1セル群および第2セル群の各々は、第1方向に接続された複数の蓄電セルを含む。第1ケースは、第1方向に直交する第2方向の一端に開口部を有する。第1ケースおよび第2ケースは、第1ケースの開口部を第2ケースが塞ぐように配置されている。
【0009】
上記構成では、第1セル群を収容する第1ケースの開口部を、別のセル群(第2セル群)を収容する第2ケースで塞ぐため、第1ケースの開口部を塞ぐための蓋材を別途用意しなくてもよい。これにより、部品点数の増加が抑制される。第2ケースの少なくとも1つの面は、第2セル群を収容可能な程度に大きく形成される。このため、第1セル群が通過しやすい大きさの開口部を第1ケースに形成した場合でも、第1ケースの開口部を第2ケースによって塞ぐことができる。上記構成によれば、セル群をケースに入れやすい蓄電装置、すなわち製造しやすい蓄電装置を提供することが可能になる。
【0010】
(第2項)第1項に記載の蓄電装置において、第1ケースおよび第2ケースの各々は、第2方向の一端に開口部が形成された直方体形状を有する。第1ケースおよび第2ケースの各々は、第1方向の両端に位置する第1面および第2面と、第1方向に延びる第3面、第4面、および第5面とを有する。第3面は、第2方向において開口部の反対側に位置する。第1ケースの開口部は、第1ケースの第1面および第2面の各々よりも大きい面積を有する。第2ケースの第3面が第1ケースの開口部を塞いでいる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池
19日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池
29日前
トヨタ自動車株式会社
車両
15日前
トヨタ自動車株式会社
電池
18日前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
電池
15日前
トヨタ自動車株式会社
電池
15日前
トヨタ自動車株式会社
電池
25日前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両
19日前
トヨタ自動車株式会社
電池
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
12日前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
方法
8日前
トヨタ自動車株式会社
電池
9日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
19日前
トヨタ自動車株式会社
光電極
1か月前
トヨタ自動車株式会社
減圧弁
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
15日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
19日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
19日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
25日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
19日前
続きを見る