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公開番号2025129606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026346
出願日2024-02-26
発明の名称板状コンクリート部材、板状コンクリート部材の製造方法および外壁板
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人
主分類E04B 2/56 20060101AFI20250829BHJP(建築物)
要約【課題】外装仕上げのバリエーションを多くすることを可能にする板状コンクリート部材、板状コンクリート部材の製造方法および外壁板を提供する。
【解決手段】板状コンクリート部材1は、流動性材が時間経過で硬化した本体板部2と、本体板部2の一方の面の側から当該本体板部2の内部側に入り込む凹状部31が本体板部2の上記硬化によって固着され、上記一方の面の側に配置される表面板4を固定部材5によって固定する箇所となる下地部材3と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流動性材が時間経過で硬化した本体板部と、
上記本体板部の一方の面の側から上記本体板部の内部側に入り込む凹状部が上記本体板部の上記硬化によって固着され、上記一方の面の側に配置される表面板を固定部材によって固定する箇所となる下地部材と、を備えることを特徴とする板状コンクリート部材。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載の板状コンクリート部材において、上記下地部材は、上記凹状部から張り出す平板部が上記一方の面に接して位置することを特徴とする板状コンクリート部材。
【請求項3】
請求項1に記載の板状コンクリート部材において、上記凹状部は、当該凹状部における開口側箇所よりも奥側箇所の方が広い溝状形状を有することを特徴とする板状コンクリート部材。
【請求項4】
請求項1に記載の板状コンクリート部材において、上記凹状部内に、上記固定部材が入り込む木質部材または樹脂部材が収容されることを特徴とする板状コンクリート部材。
【請求項5】
請求項1に記載の板状コンクリート部材において、上記凹状部の上記固定部材が入り込む箇所の裏側となる上記本体板部の内部に上記固定部材が入り込む木質部材または樹脂部材が埋設されることを特徴とする板状コンクリート部材。
【請求項6】
請求項1に記載の板状コンクリート部材において、上記凹状部の上記固定部材が入り込む箇所に、上記本体板部の内部側に略筒状に突き出て上記固定部材のねじ部が螺着するバーリング部が形成されていることを特徴とする板状コンクリート部材。
【請求項7】
請求項1に記載の板状コンクリート部材において、上記凹状部の上記固定部材が螺合される箇所の裏側にナット部が固着されていることを特徴とする板状コンクリート部材。
【請求項8】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の板状コンクリート部材を用いた外壁板であって、上記表面板と上記一方の面との間に通気層が形成されることを特徴とする外壁板。
【請求項9】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の板状コンクリート部材を用いた外壁板であって、上記表面板と上記一方の面との間に断熱材を備えることを特徴とする外壁板。
【請求項10】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の板状コンクリート部材の製造方法であって、型枠内の底部に、上記下地部材を上記凹状部の開口側が底側を向くように配置する工程と、上記型枠内に上記本体板部となる流動性材を投入する工程と、を含むことを特徴とする板状コンクリート部材の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、板状コンクリート部材、板状コンクリート部材の製造方法および外壁板に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コンクリート壁体本体と、その表面に接着されたタイルとを備えるコンクリート壁体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-234715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記コンクリート壁体は、コンクリート壁体本体と、その表面に接着されたタイルからなる構造であり、外装仕上げが上記コンクリート壁体本体に接着可能な上記タイル等に限られてしまう欠点がある。また、上記タイル仕上げ以外では、塗装仕上げとなるのが一般的である。
【0005】
この発明は、上記の事情に鑑み、外装仕上げのバリエーションを多くすることを可能にする板状コンクリート部材、板状コンクリート部材の製造方法および外壁板を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る板状コンクリート部材は、上記課題を解決するために、流動性材が時間経過で硬化した本体板部と、
上記本体板部の一方の面の側から上記本体板部の内部側に入り込む凹状部が上記本体板部の上記硬化によって固着され、上記一方の面の側に配置される表面板を固定部材によって固定する箇所となる下地部材と、を備えることを特徴とする。
【0007】
上記の構成であれば、上記表面板を上記固定部材によって上記下地部材に固定することにより、当該板状コンクリート部材の外装仕上げが行え、上記表面板として、木材、樹脂材、鋼製材等、様々な素材を用いることが可能であるので、外装仕上げのバリエーションを多くすることができる。
【0008】
上記下地部材は、上記一方の面に接する平板部が上記凹状部から張り出してもよい。これによれば、板状コンクリート部材の型枠の底側に上記平板部を下にして上記下地部材を安定的に配置しておくことができるので、板状コンクリート部材の製作が容易になる。
【0009】
上記凹状部は、当該凹状部における開口側箇所よりも、奥側箇所の方が広い溝状形状を有してもよい。これによれば、上記凹状部を上記本体板部に強固に固着力することができる。
【0010】
上記凹状部内に、上記固定部材が入り込む木質部材または樹脂部材が収容されてもよい。これによれば、上記固定部材が上記凹状部に貫通しなくても、上記表面板を上記固定部材によって上記下地部材に固定することできる。
(【0011】以降は省略されています)

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