TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025129625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026378
出願日
2024-02-26
発明の名称
スパウト
出願人
三笠産業株式会社
代理人
弁理士法人森本国際特許事務所
主分類
B65D
41/34 20060101AFI20250829BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】キャップ本体の閉栓が完了したことを感覚的に認識し易いスパウトを提供する。
【解決手段】容器に取付られるスパウト本体3と、スパウト本体3を開閉する着脱可能なキャップとを備えたスパウトであって、キャップは、ねじを介して開閉方向へ回転自在にスパウト本体3に連結されるキャップ本体21と、破断可能なブリッジ22を介してキャップ本体21に設けられた封印帯23とを有し、封印帯23に嵌合凸部33が設けられ、閉栓完了位置29において嵌合凸部33に嵌合可能な嵌合凹部34がキャップ本体21に設けられ、キャップ本体21の嵌合凹部34より閉方向19側に摺接領域40が形成され、キャップ本体21は、閉方向19に回転した際、キャップ本体21から分離した封印帯23の嵌合凸部33に、摺接領域40において摺接する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に取り付けられるスパウト本体と、スパウト本体を開閉する着脱可能なキャップとを備えたスパウトであって、
キャップは、ねじを介して開閉方向へ回転自在にスパウト本体に連結されるキャップ本体と、破断可能なブリッジを介してキャップ本体に設けられた封印帯とを有し、
封印帯は、スパウト本体に対して、開閉方向への回転が規制され、
封印帯に嵌合凸部が設けられ、
閉栓完了位置において嵌合凸部に嵌合可能な嵌合凹部がキャップ本体に設けられ、
キャップ本体の嵌合凹部より閉方向側に摺接領域が形成され、
キャップ本体は、閉方向に回転した際、キャップ本体から分離した封印帯の嵌合凸部に、摺接領域において摺接することを特徴とするスパウト。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
嵌合凸部は封印帯から上向きに突出し、
嵌合凹部はキャップ本体の下端から上向きに凹んでおり、
キャップ本体が閉方向に回転した際、キャップ本体の下端が摺接領域において嵌合凸部の上端に摺接することを特徴とする請求項1記載のスパウト。
【請求項3】
嵌合凸部の閉方向における端部に、封印帯の上端から開方向に傾斜した第1傾斜部が形成され、
嵌合凹部の閉方向における端部に、キャップ本体の下端から開方向に傾斜した第2傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のスパウト。
【請求項4】
容器に取り付けられるスパウト本体と、スパウト本体を開閉する着脱可能なキャップとを備えたスパウトであって、
キャップは、ねじを介して開閉方向へ回転自在にスパウト本体に連結されるキャップ本体と、破断可能なブリッジを介してキャップ本体に設けられた封印帯とを有し、
封印帯は、スパウト本体に対して、開閉方向への回転が規制され、
封印帯に嵌合凹部が設けられ、
閉栓完了位置において嵌合凹部に嵌合可能な嵌合凸部がキャップ本体に設けられ、
封印帯の嵌合凹部より開方向側に摺接領域が形成され、
嵌合凸部は、キャップ本体が閉方向に回転した際、キャップ本体から分離した封印帯に、摺接領域において摺接することを特徴とするスパウト。
【請求項5】
嵌合凸部はキャップ本体の下端から下向きに突出し、
嵌合凹部は封印帯の上端から下向きに凹んでおり、
キャップ本体が閉方向に回転した際、嵌合凸部の下端が摺接領域において封印帯の上端に摺接することを特徴とする請求項4記載のスパウト。
【請求項6】
嵌合凸部の開方向における端部に、キャップ本体の下端から閉方向に傾斜した第3傾斜部が形成され、
嵌合凹部の開方向における端部に、封印帯の上端から閉方向に傾斜した第4傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項5記載のスパウト。
【請求項7】
封印帯はスパウト本体に外嵌されて保持されるリングであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のスパウト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に取り付けられるスパウト本体と、スパウト本体を開閉する着脱可能なキャップとを備えたスパウトに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記特許文献には、容器に装着される中栓と、中栓に螺合されるキャップとからなるねじキャップが開示されている。中栓の上壁には音出し突部が設けられている。キャップの内側には、音出し突部と係合して音を発する音出し部材が設けられている。音出し部材は、キャップの締め込み終了直前に音出し突部に当接し、締め込み終了と同時に音出し突部を乗り越えて振動し、音が発生する。これにより、利用者は感覚的にキャップの閉栓が完了したことを認識することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6827682号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上記の従来形式では、中栓に音出し突部を設けるためのスペースおよびキャップに音出し部材を設けるためのスペースを確保する必要があるため、ねじキャップが径方向において大型化する。これに対して、一般的にスパウトは外径が小さいため、上記のような音出し突部および音出し部材を設けるためのスペースを確保することは困難であり、利用者はキャップの閉栓が完了したことを感覚的に認識し難いといった問題がある。
本発明は、キャップ本体の閉栓が完了したことを感覚的に認識し易いスパウトを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本第1発明は、容器に取り付けられるスパウト本体と、スパウト本体を開閉する着脱可能なキャップとを備えたスパウトであって、
キャップは、ねじを介して開閉方向へ回転自在にスパウト本体に連結されるキャップ本体と、破断可能なブリッジを介してキャップ本体に設けられた封印帯とを有し、
封印帯は、スパウト本体に対して、開閉方向への回転が規制され、
封印帯に嵌合凸部が設けられ、
閉栓完了位置において嵌合凸部に嵌合可能な嵌合凹部がキャップ本体に設けられ、
キャップ本体の嵌合凹部より閉方向側に摺接領域が形成され、
キャップ本体は、閉方向に回転した際、キャップ本体から分離した封印帯の嵌合凸部に、摺接領域において摺接するものである。
【0006】
これによると、初回開栓時において、キャップ本体をスパウト本体に対して開方向に回すことにより、ブリッジが破断し、キャップ本体が封印帯から分離してスパウト本体から取り外される。これにより、スパウトが開栓され、分離した封印帯はスパウト本体に残る。
【0007】
上記のようにブリッジが破断した状態であれば、スパウトが既に開栓済みであることを、容易に目視によって把握することができる。或いは、ブリッジが破断していない状態であれば、スパウトが今まで一度も開栓されていないことを、容易に目視によって把握することができる。
【0008】
スパウトを開栓した後、キャップ本体をスパウト本体に対して閉方向に回すことにより、キャップ本体は、スパウト本体に締め込まれ、閉栓完了位置に到達する直前の摺接領域において、封印帯の嵌合凸部に摺接し、その後、摺接しながら閉栓完了位置に到達して嵌合凹部が嵌合凸部に嵌合し、スパウトが閉栓される。
【0009】
このように、摺接領域においてキャップ本体が封印帯の嵌合凸部に摺接するため、嵌合凸部がキャップ本体によって押圧され、その後、閉栓完了位置において、嵌合凹部が嵌合凸部に嵌合する。このため、嵌合凸部は、嵌合凹部が閉栓完了位置に到達すると同時に、摺接領域においてキャップ本体から受けていた押圧力から解放される。これにより、嵌合凸部が僅かに振動し、この振動がキャップ本体に伝わり、利用者は嵌合凸部からキャップ本体に伝わった振動をクリック感として感じ取ることができる。このため、キャップ本体の閉栓が完了したことを感覚的に認識し易く、閉栓時において、キャップ本体をスパウト本体に過剰に締め込んでしまうのを防止することができる。
【0010】
本第2発明におけるスパウトは、嵌合凸部は封印帯から上向きに突出し、
嵌合凹部はキャップ本体の下端から上向きに凹んでおり、
キャップ本体が閉方向に回転した際、キャップ本体の下端が摺接領域において嵌合凸部の上端に摺接するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
三笠産業株式会社
キャップ
1日前
三笠産業株式会社
キャップ
5日前
三笠産業株式会社
スパウト
25日前
三笠産業株式会社
キャップおよび容器
5日前
三笠産業株式会社
キャップおよび容器
5日前
個人
箱
11か月前
個人
ゴミ箱
11か月前
個人
収容箱
2か月前
個人
コンベア
4か月前
個人
段ボール箱
6か月前
個人
段ボール箱
6か月前
個人
ゴミ収集器
6か月前
個人
容器
8か月前
個人
角筒状構造体
4か月前
個人
バンド
1か月前
個人
パウチ補助具
11か月前
個人
楽ちんハンド
4か月前
個人
宅配システム
6か月前
個人
土嚢運搬器具
7か月前
個人
折り畳み水槽
12か月前
個人
閉塞装置
9か月前
個人
廃棄物収容容器
1か月前
個人
お薬の締結装置
5か月前
個人
包装容器
11日前
個人
コード類収納具
7か月前
個人
蓋閉止構造
3か月前
個人
ゴミ処理機
8か月前
個人
貯蔵サイロ
6か月前
個人
把手付米袋
3か月前
株式会社和気
包装用箱
8か月前
株式会社コロナ
梱包材
4か月前
個人
蓋閉止構造
3か月前
個人
積み重ね用補助具
1か月前
三甲株式会社
蓋体
8か月前
三甲株式会社
蓋体
7か月前
個人
袋入り即席麺
6か月前
続きを見る
他の特許を見る