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公開番号
2025138001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024036606
出願日
2024-03-11
発明の名称
キャップ
出願人
三笠産業株式会社
代理人
弁理士法人森本国際特許事務所
主分類
B65D
47/36 20060101AFI20250917BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】キャップを開封する際、引張り操作部を操作して弱化部を破断させるために要する力を軽減することが可能なキャップを提供する。
【解決手段】容器2に取付けられるキャップ本体4と、キャップ本体4にヒンジ5を介して装着される蓋6とを有し、キャップ本体4は周囲が破断可能な弱化部24で囲まれた離脱部材18を有し、弱化部24が破断することによって離脱部材18がキャップ本体4から離脱し、キャップ本体4に注出孔が形成されるキャップ1であって、離脱部材18に支柱27が立設され、支柱27に引張り操作部28が設けられ、支柱27の付け根部分27aが弱化部24の近傍に位置し、蓋6に、屈曲姿勢P1と離脱姿勢とに揺動自在な係合片43が設けられ、係合片43は、開封時に、屈曲姿勢P1で引張り操作部28に係合し、開方向32の引張力を蓋6から引張り操作部28に付与した後、屈曲姿勢P1から離脱姿勢に揺動して引張り操作部28から離脱する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に取り付けられるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に装着される蓋とを有し、
キャップ本体は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部材を有し、
弱化部が破断することによって離脱部材がキャップ本体から離脱し、キャップ本体に注出孔が形成されるキャップであって、
離脱部材に支柱が立設され、
支柱に引張り操作部が設けられ、
支柱の付け根部分が弱化部の近傍に位置し、
蓋に、屈曲姿勢と離脱姿勢とに揺動自在な係合片が設けられ、
係合片は、開封時に、屈曲姿勢で引張り操作部に係合し、開方向の引張力を蓋から引張り操作部に付与した後、屈曲姿勢から離脱姿勢に揺動して引張り操作部から離脱することを特徴とするキャップ。
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【請求項2】
蓋から引張り操作部に付与された引張力によって、支柱の付け根部分の近傍における弱化部に亀裂が生じることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
【請求項3】
引張り操作部はプルリングであることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
【請求項4】
蓋は未開封状態においてプルリングに挿入される挿入部材を有し、
係合片は挿入部材に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のキャップ。
【請求項5】
挿入部材は円筒形状を有し、
係合片は挿入部材の先端部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のキャップ。
【請求項6】
支柱と係合片とは、未開封状態におけるキャップの中心を通る軸心に対して、ヒンジに近い側に配置されており、
キャップ本体に第1嵌合部が設けられ、
蓋に第2嵌合部が設けられ、
第1嵌合部の少なくとも一部と第2嵌合部の少なくとも一部とはそれぞれ、軸心に対してヒンジから遠い側に配置されており、
未開封状態において第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合し、
開封時に、先ず、軸心に対してヒンジから遠い側において、第2嵌合部が第1嵌合部から離脱し、その後、軸心に対してヒンジに近い側において、屈曲姿勢の係合片が引張り操作部に係合し始めることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
【請求項7】
未開封状態において支柱を倒す方向へ押圧する押圧部材が蓋に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
【請求項8】
引張り操作部はプルリングであり、
屈曲姿勢と離脱姿勢とに揺動自在な第1および第2係合片が蓋に設けられ、
第1係合片と支柱とは、未開封状態におけるキャップの中心を通る軸心に対して、ヒンジに近い側に配置されており、
第2係合片は、未開封状態におけるキャップの中心を通る軸心に対して、ヒンジから遠い側に配置されており、
第1および第2係合片はそれぞれ、開封時に、屈曲姿勢においてプルリングに係合し、開方向の引張力を蓋からプルリングに付与した後、屈曲姿勢から離脱姿勢に揺動してプルリングから離脱し、
第2係合片は、径方向において支柱とは反対側の箇所で、プルリングに係合可能であることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に取り付けられるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に装着される蓋とを有するキャップに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のキャップとしては、例えは下記特許文献1に記載されているように、容器に取り付けられるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して連設された上蓋とを有するものがある。
【0003】
キャップ本体は容器の口部を封鎖する隔壁を有している。隔壁は、周囲が破断可能な薄肉弱化部で囲まれた抜栓部を有している。抜栓部には支柱が立設され、支柱の先端にプルリングが設けられている。
【0004】
これによると、未開封のキャップを開封する際、上蓋を開き、プルリングに指を掛けて引っ張ることにより、薄肉弱化部が破断し、抜栓部が隔壁から離脱して、隔壁に注出孔が形成される。これにより、容器内の内容液を注出孔から外部へ注出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-115673
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら上記の従来形式では、キャップを開封する際、プルリングを指で引っ張って薄肉弱化部を破断させるために多大な力を要することがあり、指に掛かる負担が増大するとった問題がある。
本発明は、キャップを開封する際、引張り操作部を操作して弱化部を破断させるために要する力を軽減することが可能なキャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本第1発明は、容器に取り付けられるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して開閉自在に装着される蓋とを有し、
キャップ本体は周囲が破断可能な弱化部で囲まれた離脱部材を有し、
弱化部が破断することによって離脱部材がキャップ本体から離脱し、キャップ本体に注出孔が形成されるキャップであって、
離脱部材に支柱が立設され、
支柱に引張り操作部が設けられ、
支柱の付け根部分が弱化部の近傍に位置し、
蓋に、屈曲姿勢と離脱姿勢とに揺動自在な係合片が設けられ、
係合片は、開封時に、屈曲姿勢で引張り操作部に係合し、開方向の引張力を蓋から引張り操作部に付与した後、屈曲姿勢から離脱姿勢に揺動して引張り操作部から離脱するものである。
【0008】
これによると、未開封のキャップを開封する際、蓋を開くことにより、係合片は、屈曲姿勢で引張り操作部に係合し、開方向の引張力を蓋から引張り操作部に付与した後、屈曲姿勢から離脱姿勢に揺動して引張り操作部から離脱する。
このとき、上記引張力は引張り操作部を介して支柱の付け根部分に伝わり、支柱の付け根部分に応力が発生することで、支柱の付け根部分の近傍における弱化部に亀裂が生じる。
【0009】
その後、指で引張り操作部を引っ張って、弱化部を破断させる。この際、弱化部には既に亀裂が生じているため、引張り操作部を引っ張って弱化部を破断させるために要する力が軽減される。これにより、指に掛かる負担を軽減することができる。
上記のように弱化部を破断させることにより、離脱部材がキャップ本体から離脱し、キャップ本体に注出孔が形成される。
【0010】
本第2発明におけるキャップは、蓋から引張り操作部に付与された引張力によって、支柱の付け根部分の近傍における弱化部に亀裂が生じるものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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