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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025129700
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026515
出願日
2024-02-26
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像監視システム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
G06T
5/00 20240101AFI20250829BHJP(計算;計数)
要約
【課題】雨雪などの移動物体に左右される事無く、安定してカメラ画像から水面または降雪面の映像分析が可能となる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像監視システムを提供する。
【解決手段】本発明の画像処理装置3は、撮影した画像に基づいて水位又は積雪量を監視する画像監視システムの画像処理装置3であって、画像を取得する画像取得部4と、降雨又は降雪の軌跡などの移動物体が画像に写っているか否か判定するノイズ判定部5と、画像に降雨又は降雪の軌跡などの移動物体が写っている場合に、画像を境界推論による推論精度向上に適した画像に加工する画像処理部6と、を備えている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影した画像に基づいて水位又は積雪量を監視する画像監視システムの画像処理装置であって、
前記画像を取得する画像取得部と、
移動物体が前記画像に写っているか否か判定するノイズ判定部と、
前記画像に移動物体が写っている場合に、前記画像を境界推論による推論精度向上に適した画像に加工する画像処理部と、
を備えた画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記画像から境界位置を算出する境界推論部を更に備える、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記画像から境界位置を算出する外部の境界推論部に、前記画像を入力するための送信部を更に備える、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像処理装置において、
前記画像取得部は、取得した前記画像から境界推論による推論精度向上に必要な範囲を設定する、
画像処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像処理装置において、
前記画像処理部は、前記画像のエッジを検出したのち、横直線を抽出して当該横直線から境界位置を算出する、
画像処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像処理装置において、
前記画像処理部は、所定期間の時系列に連続した画像の統計情報から、境界位置の算出に最適な画像を算出する、
画像処理装置。
【請求項7】
撮影した画像に基づいて水位又は積雪量を監視する画像監視システムであって、
前記画像を取得する画像取得部と、
移動物体が前記画像に写っているか否か判定するノイズ判定部と、
前記画像に移動物体が写っている場合に、前記画像を境界推論による推論精度向上に適した画像に加工する画像処理部と、
周囲光量によりシャッター速度を自動で調整した動画データを撮影する撮影部と、
前記画像から境界位置を算出する境界推論部と、
前記境界推論部による算出結果が所定範囲外の場合にユーザへ通知する通知部と、
を備えた画像監視システム。
【請求項8】
請求項7に記載の画像監視システムにおいて、
前記境界推論部が前記画像監視システムを構成する装置内に無い場合は、
前記画像処理部が加工した画像を、外部の境界推論部に送信する通信部、
を備える画像監視システム。
【請求項9】
請求項7に記載の画像監視システムにおいて、
前記境界推論部は、画像の特定箇所を基準とした境界位置から水面または降雪面の高さを算出する、
画像監視システム。
【請求項10】
請求項7に記載の画像監視システムにおいて、
前記画像監視システムはネットワーク接続されており、所定の範囲外の測定値になった場合にネットワークを介した警報を発報する警報発報部と、前記通知部は所定期間内に1度だけ通知するよう制御された通知回数制限部と、を具備する、
画像監視システム
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像監視システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
監視対象場所にカメラを設置し、ネットワークを介してカメラの撮影画像を取得して、遠隔地の監視を行う画像監視システムがある。この画像監視システムでは、雨雪等の外乱ノイズが写り込んだカメラ画像に対して、ユーザに鮮明に見せるためノイズ除去の加工処理技術が提案され、良好な監視画像を提供できるようにしている。
【0003】
例えば、特許文献1には、カメラ画像から環境を判別し、霧除去、明るさ補正、雨除去の各処理をする/しないを適切に判断し画像の視認性の改善をする技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-116151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
映像分析による画像監視システムが、夜間に、監視画像によりため池等の水面の監視を行う場合には、赤外線投光機能を備えた赤外線カメラを用いて、夜間の光量不足を補うことがある。この場合でも、ある程度明瞭な画像を得るためにシャッター速度を落とす必要がある。
【0006】
この時、降雨又は降雪環境の場合には、雨雪が赤外線に反射しながら落ちるため、軌跡のノイズが写り込む。そのため、画像を用いて水位を判定させる等の映像分析をする時、正確に水面を判別できない問題があるが、特許文献1に開示の技術では対応できない。
【0007】
本発明の目的は、雨雪などの移動物体に左右される事無く、安定してカメラ画像から水面判別等の映像分析が可能となる画像処理装置、画像処理方法、及び画像監視システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、下記により解決される。
【0009】
(1)撮影した画像に基づいて水位又は積雪量を監視する画像監視システムの画像処理装置であって、前記画像を取得する画像取得部と、移動物体が前記画像に写っているか否か判定するノイズ判定部と、前記画像に移動物体が写っている場合に、前記画像を境界推論による推論精度向上に適した画像に加工する画像処理部と、を備えた画像処理装置。
【0010】
(2)前記画像から境界位置を算出する境界推論部を更に備える、(1)に記載の画像処理装置。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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