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公開番号2025130281
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027356
出願日2024-02-27
発明の名称制御装置、チューブシールシステム、チューブシールシステムの制御方法、プログラムおよび記録媒体
出願人テルモ株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類A61J 1/10 20060101AFI20250901BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】医療用のチューブを封止するためのシステムを提供する。
【解決手段】制御装置30は、医療用のチューブを送る送り装置を制御する送り制御部50と、チューブを撮像する撮像装置によって取得される撮像情報に基づいて、チューブのうちの識別情報IDFが付された部位である識別情報部位を検出する部位検出部54と、部位検出部による検出結果に基づいて、チューブのうちの識別情報部位ではない部位を、チューブの送り経路に配されるチューブシーラによって封止するための処理を行う封止処理部58と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
医療用のチューブを送る送り装置を制御する送り制御部と、
前記チューブを撮像する撮像装置によって取得される撮像情報に基づいて、前記チューブのうちの識別情報が付された部位である識別情報部位を検出する部位検出部と、
前記部位検出部による検出結果に基づいて、前記チューブのうちの前記識別情報部位ではない部位を、前記チューブの送り経路に配されるチューブシーラによって封止するための処理を行う封止処理部と、
を備える、制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の制御装置であって、
前記送り装置によって送られる前記チューブの張力をあらかじめ決められた範囲内に調整する張架装置を制御する張架制御部をさらに備え、
前記封止処理部は、前記張力が前記範囲内に設定された状態で前記処理を行う、制御装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の制御装置であって、
前記処理は、前記チューブシーラを制御して、前記チューブを封止する封止処理を含む、制御装置。
【請求項4】
請求項3に記載の制御装置であって、
前記チューブは、前記チューブの長手方向に沿って配される複数の前記識別情報部位を有し、
前記封止処理では、前記識別情報部位の数に応じた数のセグメントチューブが形成される、制御装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載の制御装置であって、
前記チューブシーラには、前記チューブの一部を挿入可能であるとともに、前記チューブの前記一部が挿入された場合に前記一部を封止するシール部が備えられ、
前記シール部と、前記送り装置によって送られる前記チューブとは、相対移動可能であり、
前記識別情報部位が前記シール部に挿入されないように前記シール部と前記チューブとを相対移動させる相対移動制御部をさらに備える、制御装置。
【請求項6】
請求項1に記載の制御装置と、前記送り装置と、前記撮像装置とを備える、チューブシールシステム。
【請求項7】
コンピュータによって実行されるチューブシールシステムの制御方法であって、
医療用のチューブを送る送り装置を制御する送り制御ステップと、
前記チューブを撮像する撮像装置によって取得される撮像情報に基づいて、前記チューブのうちの識別情報が付された部位である識別情報部位を検出する部位検出ステップと、
前記部位検出ステップによる検出結果に基づいて、前記チューブのうちの前記識別情報部位ではない部位を、前記チューブの送り経路に配されるチューブシーラによって封止するための処理を行う封止処理ステップと、
を有する、チューブシールシステムの制御方法。
【請求項8】
請求項7に記載のチューブシールシステムの制御方法を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載のプログラムを記録した記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、チューブシールシステム、チューブシールシステムの制御方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、医療用チューブシール装置(チューブシーラ)が開示されている。当該チューブシーラは、チューブシール部を備える。チューブシール部には、医療用のチューブの一部が配される。チューブシール部は、チューブを加熱して溶着する。これにより、チューブが封止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6442214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
医療用のチューブを封止するための技術に関して、より好ましい制御装置、チューブシールシステム、チューブシールシステムの制御方法、プログラムおよび記録媒体が望まれている。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の第1の態様は、医療用のチューブを送る送り装置を制御する送り制御部と、前記チューブを撮像する撮像装置によって取得される撮像情報に基づいて、前記チューブのうちの識別情報が付された部位である識別情報部位を検出する部位検出部と、前記部位検出部による検出結果に基づいて、前記チューブのうちの前記識別情報部位ではない部位を、前記チューブの送り経路に配されるチューブシーラによって封止するための処理を行う封止処理部と、を備える、制御装置である。
【0007】
識別情報部位が封止された場合、当該識別情報部位に付されている識別情報を視認することが困難となる。その点、本発明の第1の態様によれば、制御装置は、識別情報部位が封止されることを抑制できる。
【0008】
(2)上記の項目(1)に記載の制御装置であって、前記送り装置によって送られる前記チューブの張力をあらかじめ決められた範囲内に調整する張架装置を制御する張架制御部をさらに備え、前記封止処理部は、前記張力が前記範囲内に設定された状態で前記処理を行ってもよい。
【0009】
これにより、制御装置は、チューブが緩んだ状態で当該チューブが封止されることを抑制し得る。
【0010】
(3)上記の項目(1)または(2)に記載の制御装置であって、前記処理は、前記チューブシーラを制御して、前記チューブを封止する封止処理を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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