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公開番号
2025130724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2025029237
出願日
2025-02-26
発明の名称
クローフートレンチ
出願人
旭金属工業株式会社
代理人
弁理士法人相原国際知財事務所
主分類
B25B
13/02 20060101AFI20250901BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】各種補助ハンドルへの汎用性が高いとともに、クランク状に屈曲している狭小な場所への使用が可能なクローフートレンチを提供する。
【解決手段】クローフートレンチ2は、被締付物が嵌め込まれる締付口部10を有するヘッド4と、ヘッド4の基端部4aにヒンジ機構6を介して回動可能に連結されているボディー8と、を備えており、ボディー8は、補助ハンドルの接続端部を嵌合する取付孔部14が少なくとも2種配設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被締付物が嵌め込まれる締付口部を有するヘッドと、
前記ヘッドの基端部にヒンジ機構を介して回動可能に連結されているボディーと、を備えており、
前記ボディーは、補助ハンドルの接続端部を嵌合する取付孔部が少なくとも2種配設されている、クローフートレンチ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記取付孔部は、少なくとも第1取付孔部及び第2取付孔部を含んでおり、
前記第1取付孔部は、円形状をなし、前記接続端部が円形の突起である前記補助ハンドルに対応しており、
前記第2取付孔部は、四角形状をなし、前記接続端部が四角形の突起である前記補助ハンドルに対応している、請求項1に記載のクローフートレンチ。
【請求項3】
前記締付口部は、円環状をなし、内周面に6の倍数の角部を有している、請求項1に記載のクローフートレンチ。
【請求項4】
前記締付口部は、先端が解放されているU字状をなすオープンエンド型である、請求項1に記載のクローフートレンチ。
【請求項5】
前記ボディーは、前記ヘッドに比べて肉厚の直方体形状をなしており、
前記第1取付孔部は、前記ヘッドとは反対側に位置付けられる前記ボディーの後端面に設けられた円形状の貫通孔であり、
前記第2取付孔部は、前記後端面に直交する前記ボディーの上端面から下端面にかけて延びる四角形状の貫通孔である、請求項2に記載のクローフートレンチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はクローフートレンチに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車や各種機械の配管の締付作業のように障害物がある入り組んだ場所で用いられるレンチとして、クローフートレンチが知られている。このクローフートレンチは、通常のスパナやレンチに備えられているハンドルの部分が省略された小サイズのレンチであって、補助ハンドルと組み合わせて使用されるレンチである。一般的なクローフートレンチは、例えば、特許文献1の従来技術としての図5に示されるように、ボルトやナットを嵌め込む締付口部と、補助ハンドルの接続端部を着脱可能に嵌合する取付孔部とを有している。上記した補助ハンドルの一種として、ラチェットハンドルが知られている。ラチェットハンドルは、ラチェット機構を備えたヘッド部を有しており、このヘッド部にクローフートレンチを取り付け、そのクローフートレンチにボルトやナットを嵌め込んだ状態で、ハンドルを回動させることによりボルトやナットの締め付けや緩めの作業ができる工具である。ラチェットハンドルのヘッドにおいては、接続端部として、ハンドルの軸線に直交する方向に延びる角形の突起、いわゆる差込角が配設されている。そして、この差込角をクローフートレンチの取付孔部に嵌合することによりクローフートレンチと補助ハンドルとしてのラチェットハンドルとが一体化される。
【0003】
また、取付孔部には、各種の補助ハンドルを直接取り付けることができる他に、例えば、特許文献2の図5や図7に示されるように、エクステンション用ロッドを介して各種補助ハンドルを取り付けることもできる。
【0004】
更に、上記したような入り組んだ場所にあるボルトやナットにおいては、締付トルクの管理も必要な場合があり、そのような場合は、補助ハンドルとしてヘッド交換式トルクレンチをラチェットハンドルの代わりに装着することが行われている。ヘッド交換式のトルクレンチとしては、例えば、特許文献3に示されるようなトルクレンチが知られている。このようなトルクレンチの先端にクローフートレンチを直接、あるいはエクステンション用ロッドを介して装着することによりボルトやナットの締付トルクの管理が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平4-136664号公報
特開2019-202379号公報
特開2018-008344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献3に示されるようなトルクレンチにおいては、そのヘッド部分に、トルクレンチのハンドルの軸線に沿った方向に延びる連結部が形成されている。そして、この連結部にクローフートレンチが取り付けられる。しかしながら、トルクレンチの連結部と、上記したラチェットハンドルの差込角とでは、突出方向が異なるので、ラチェットハンドルで用いるクローフートレンチをそのまま装着することは難しく、トルクレンチの連結部の差込方向を変換するアダプターが必要であったり、取付孔部の方向を変更したトルクレンチ専用のクローフートレンチを準備する必要がある。
【0007】
このように補助ハンドルの種類によってハンドルの軸線に対する連結部の突出方向が様々であるので、クローフートレンチにおいては、それら各種の補助ハンドルに対応することは難しい状況にある。
【0008】
また、通常の工具では届かないような狭小な場所として、特に、図10や図11に示すようなクランク状に屈曲した狭小な場所がある。詳しくは、図10のように垂直方向にクランク状に屈曲した場所60の先に対象のボルト62がある場合、通常のメガネレンチ70ではボルト62の位置まで届かない。また、図11のように水平方向にクランク状に屈曲した場所64の先に対象のボルト66がある場合も通常のメガネレンチ70ではボルト66の位置まで届かない。
【0009】
このような屈曲した狭小な場所でのボルトやナットの締付作業も容易に行うことへの要望がある。
【0010】
本発明は、上記の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、各種補助ハンドルへの汎用性が高いとともに、クランク状に屈曲している狭小な場所への使用が可能なクローフートレンチを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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