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公開番号
2025131077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028592
出願日
2024-02-28
発明の名称
タグ読取システム
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
G06K
7/10 20060101AFI20250902BHJP(計算;計数)
要約
【課題】箱本体の外側に位置する無線タグを識別するための技術を提供する。
【解決手段】タグ読取システムは、箱本体と、前記箱本体の内側に固定されているとともに、無線タグを収容可能であり、電波を遮断するシールド部材で構成されている、開閉可能な収容部と、前記箱本体の内側に固定されているとともに、前記収容部が閉状態である場合において前記収容部の内側に位置しているアンテナと、前記アンテナが無線タグから受信した応答波を処理する処理部と、を備え、前記処理部は、前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが特定の無線タグから受信した応答波の強度が、前記収容部が開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度よりも弱い場合に、前記特定の無線タグが前記収容部の外側に位置していると判断する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
タグ読取システムであって、
箱本体と、
前記箱本体の内側に固定されているとともに、無線タグを収容可能であり、電波を遮断するシールド部材で構成されている、開閉可能な収容部と、
前記箱本体の内側に固定されているとともに、前記収容部が閉状態である場合において前記収容部の内側に位置しているアンテナと、
前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが特定の無線タグから受信した応答波の強度が、前記収容部が開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度よりも弱い場合に、前記特定の無線タグが前記収容部の外側に位置していると判断する処理部と、
を備える
タグ読取システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記処理部は、
前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度が、前記収容部が前記開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度よりも強い場合に、前記特定の無線タグが前記収容部の内側に位置していると判断する、請求項1に記載のタグ読取システム。
【請求項3】
前記処理部は、
前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度が、所定の閾値以上である場合に、前記収容部が前記開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度と比較することなく、記特定の無線タグが前記収容部の内側に位置していると判断する、請求項2に記載のタグ読取システム。
【請求項4】
前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度が、前記所定の閾値未満である場合に、前記収容部が前記開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度と比較して、前記特定の無線タグが前記収容部の外側に位置しているのか否かを判断する、請求項3に記載のタグ読取システム。
【請求項5】
前記処理部は、前記収容部が前記開状態であることが検知される場合に、無線タグからの応答波を監視することを開始し、
前記特定の無線タグが前記収容部の外側に位置しているか否かの判断において、前記処理部は、前記開状態から前記閉状態への移行が完了した第1のタイミングと、前記第1のタイミングから第1の所定時間前の第2のタイミングと、の間で前記特定の無線タグから受信した前記応答波を利用しない、請求項1に記載のタグ読取システム。
【請求項6】
前記処理部は、前記収容部が前記開状態であることが検知される場合に、無線タグからの応答波を監視することを開始し、
前記特定の無線タグが前記収容部の外側に位置しているか否かの判断において、前記処理部は、前記特定の無線タグから複数回に亘って受信した応答波のうち、単位時間当たりの強度の変化が所定値以上である応答波を利用しない、請求項1に記載のタグ読取システム。
【請求項7】
前記処理部は、前記収容部が前記閉状態であることが検知される場合に、無線タグからの応答波を監視することを開始し、
前記処理部は、前記収容部が前記閉状態であることが検知されてから第2の所定時間が経過した後に、前記アンテナが新しい無線タグから応答波を受信する場合に、前記新しい無線タグが前記収容部の外側に位置していると判断する、請求項1に記載のタグ読取システム。
【請求項8】
タグ読取システムであって、
箱本体と、
前記箱本体の内側に固定されているとともに、無線タグを収容可能であり、電波を遮断するシールド部材で構成されている、開閉可能な収容部と、
前記箱本体の内側に固定されているとともに、前記収容部が閉状態である場合において前記収容部の内側に位置している第1のアンテナと、
前記箱本体の外側に固定されている第2のアンテナと、
前記収容部が前記閉状態である場合に前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナの双方が特定の無線タグから応答波を受信する場合に、前記特定の無線タグは前記収容部の外側に位置していると判断する処理部と、
を備える、タグ読取システム。
【請求項9】
タグ読取システムであって、
箱本体と、
前記箱本体の内側に固定されているとともに、無線タグを収容可能であり、電波を遮断するシールド部材で構成されている、開閉可能な収容部と、
前記箱本体の内側に固定されているとともに、前記収容部が閉状態である場合において前記収容部の内側に位置している第1のアンテナと、
前記箱本体の外側に固定されている第2のアンテナと、
前記収容部が前記閉状態である場合に前記第2のアンテナが特定の無線タグから受信した応答波の強度が、前記収容部が前記閉状態である場合に前記第1のアンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度よりも強い場合に、前記特定の無線タグが前記収容部の外側に位置していると判断する処理部と、
を備えるタグ読取システム。
【請求項10】
前記第2のアンテナの通信可能領域を表示する表示部をさらに備える、請求項8又は9に記載のタグ読取システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、無線タグから情報を読み取るタグ読取システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、無線タグを収容可能であり、電波を遮断する材料で構成されている収容箱が開示されている。収容箱は、開閉可能であり、収容箱の内側には、電波発信機と受信アンテナが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-216925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
開閉可能な収容箱には、電波が漏洩する僅かな隙間が存在し得る。このため、収容箱を閉じた状態でも、アンテナが収容箱の外側に位置する無線タグからの応答波を受信する可能性がある。収容箱の外側に位置する無線タグと収容箱の内側に位置する無線タグを識別できない可能性がある。
【0005】
本明細書では、箱本体の外側に位置する無線タグを識別するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示するタグ読取システムは、箱本体と、前記箱本体の内側に固定されているとともに、無線タグを収容可能であり、電波を遮断するシールド部材で構成されている、開閉可能な収容部と、前記箱本体の内側に固定されているとともに、前記収容部が閉状態である場合において前記収容部の内側に位置しているアンテナと、前記アンテナが無線タグから受信した応答波を処理する処理部と、を備え、前記処理部は、前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが特定の無線タグから受信した応答波の強度が、前記収容部が開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度よりも弱い場合に、前記特定の無線タグが前記収容部の外側に位置していると判断する。
【0007】
閉状態では、開状態よりも電波が漏洩する隙間が小さい。このため、特定の無線タグが箱本体の外側に位置している場合に、閉状態における特定の無線タグの応答波の強度は、開状態における特定の無線タグの応答波の強度よりも弱い。上記の構成によれば、収容部の開閉の前後における特定の無線タグの応答波の強度を比較することにより、特定の無線タグが収容部の外側に位置しているのか否かを判断することができる。
【0008】
前記処理部は、前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度が、前記収容部が前記開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度よりも強い場合に、前記特定の無線タグが前記収容部の内側に位置していると判断してもよい。
【0009】
特定の無線タグが箱本体の内側に位置している場合、閉状態における特定の無線タグの応答波の強度は、開状態における特定の無線タグの応答波の強度よりも強い。上記の構成によれば、収容部の開閉の前後における特定の無線タグの応答波の強度を比較することにより、特定の無線タグが収容部の内側に位置しているのか否かを判断することができる。
【0010】
前記処理部は、前記収容部が前記閉状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度が、所定の閾値以上である場合に、前記収容部が前記開状態である場合に前記アンテナが前記特定の無線タグから受信した応答波の強度と比較することなく、記特定の無線タグが前記収容部の内側に位置していると判断してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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