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公開番号
2025131442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029197
出願日
2024-02-28
発明の名称
同意判定方法、コンピュータプログラム及び同意判定システム
出願人
Hubbit株式会社
代理人
弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類
G10L
15/10 20060101AFI20250902BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ユーザによる同意の成否の判定を行う同意判定方法、コンピュータプログラム及び同意判定システムを提供する。
【解決手段】記憶部に格納したコンピュータ読み取り可能な命令を実行する少なくとも一つの処理部を有するコンピュータ装置が実行する同意判定方法であって、少なくとも一つの処理部が、同意の取得のためにユーザによって発話された発話音声を受け付ける音声受付工程と、発話音声に基づいて、ユーザによる発話の内容を言語として認識する音声認識工程と、発話音声に基づいて、ユーザの感情を解析する感情解析工程と、音声認識工程における認識結果及び前記感情解析工程における解析結果に基づいて、ユーザによる同意の成否を判定する同意判定工程と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータ装置が実行する同意判定方法であって、
前記コンピュータ装置は、記憶部に格納されたコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも一つの処理部を含み、
前記同意判定方法は、
前記少なくとも一つの処理部が、同意の成立のためにユーザによって発話された発話音声を受け付ける音声受付工程と、
前記少なくとの一つの処理部が、前記発話音声に基づいて、前記ユーザによる発話の内容を言語として認識する音声認識工程と、
前記少なくとの一つの処理部が、前記発話音声に基づいて、前記ユーザの感情を解析する感情解析工程と、
前記少なくとの一つの処理部が、前記音声認識工程における認識結果及び前記感情解析工程における解析結果に基づいて、前記ユーザによる同意の成否を判定する同意判定工程と、
を有する同意判定方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記同意判定方法は、更に、
前記少なくとも一つの処理部が、前記同意判定工程において同意が成立したと判定されると、同意の成立に基づくサポート処理を実行する実行工程を有する、
請求項1に記載の同意判定方法。
【請求項3】
前記同意判定方法は、更に、
前記少なくとも一つの処理部が、同意の取得のため前記ユーザに読み上げられる同意文を表示処理し、前記ユーザに対して示す表示処理工程を有し、
前記音声認識工程では、前記同意文を読み上げた前記ユーザの発話による音声である前記発話音声に基づいて、前記ユーザの発話の内容を言語として認識し、
前記表示処理工程では、前記音声認識工程による前記認識結果及び前記同意文に基づいて、前記同意文において発話されている発話箇所の特定を行い、特定した前記発話箇所までを示す前記同意文を表示処理する、
請求項1に記載の同意判定方法。
【請求項4】
前記少なくとも一つの処理部が、同意の取得のため前記ユーザに読み上げられる同意文を表示処理し、前記ユーザに対して示す表示処理工程を有し、
前記表示処理工程では、経過時間に基づいて前記同意文における読上げ箇所を決定し、決定した前記読上げ箇所までを示した発話タイミングを指示する前記同意文を表示処理する、
請求項1に記載の同意判定方法。
【請求項5】
前記コンピュータ装置は、前記記憶部に感情パラメータの許容される範囲に関する許容範囲情報を記憶し、
前記解析結果は、1又は複数の感情パラメータを含み、
前記同意判定工程では、前記認識結果及び同意文に基づいて、前記同意文の発話が正しくなされていると判定すると、更に、前記解析結果及び前記許容範囲情報に基づいて、1又は複数の前記感情パラメータが許容される範囲内であるかの判定を行い、前記同意の成否を判定する、
請求項1に記載の同意判定方法。
【請求項6】
前記感情パラメータは、1又は複数の負の感情に関するパラメータを含む、
請求項5に記載の同意判定方法。
【請求項7】
前記同意判定方法は、更に、
前記少なくとも一つの処理部が、同意の成否が判定される判定主題の候補のリストである判定主題リストより、前記ユーザによる同意の成否の確認を行うサポーターによる、判定主題の選択を受け付ける受付工程と、
前記少なくとも一つの処理部が、前記同意判定工程において前記同意の成否が判定されると、選択された前記判定主題及び前記同意の成否の判定結果をユーザ情報と関連付けて登録する登録工程と、
を有する、請求項1に記載の同意判定方法。
【請求項8】
請求項1~7のうち何れか一項に記載の同意判定方法を前記コンピュータ装置に実行させるコンピュータプログラム。
【請求項9】
同意判定システムであって、
同意の成立のためにユーザによって発話された発話音声を受け付ける音声受付部と、
前記発話音声に基づいて、前記ユーザによる発話の内容を言語として認識する音声認識部と、
前記発話音声に基づいて、前記ユーザの感情を解析する感情解析部と、
前記音声認識部による音声認識結果及び前記感情解析部による解析結果に基づいて、同意の成否を判定する同意判定部と、
を備える同意判定システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、同意判定方法、コンピュータプログラム及び同意判定システムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンやタブレット端末等、カメラを備えたデバイスの常用化によって、相手の顔を見ながら通話を楽しむことのできるビデオ通話サービスが提供されるようになった。このようなビデオ通話サービスは、高齢者等の見守り等の高齢者を対象としたサービスにおけるコミュニケーション手段としても利用されている。
【0003】
特許文献1には、ビデオ通話ボットを利用してコミュニケーションが可能なビデオ通話サービスに関する技術が開示されている。
【0004】
特許文献2には、定型メッセージの発信や音声会話を実行することができる見守り装置及び見守りシステムに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-129296号公報
特開2017-208657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ビデオ通話を利用して遠隔でユーザよりサービスの申し込みや契約内容の確認等の同意を口頭で取る場合などにおいて、話の流れで同意したように聞こえる相槌を打ったが、同意をする意図はなかった場合など、聞き間違えや勘違いにより、ユーザの意図とサポーターの受け取り方の間で相違が生じ、ユーザの希望しないサービスや意図しないサポート等が提供されてしまう可能性があった。
【0007】
本発明は、ユーザによる同意の成否の判定を行う新規な技術を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1]コンピュータ装置が実行する同意判定方法であって、
前記コンピュータ装置は、記憶部に格納されたコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも一つの処理部を含み、
前記同意判定方法は、
前記少なくとも一つの処理部が、同意の成立のためにユーザによって発話された発話音声を受け付ける音声受付工程と、
前記少なくとの一つの処理部が、前記発話音声に基づいて、前記ユーザによる発話の内容を言語として認識する音声認識工程と、
前記少なくとの一つの処理部が、前記発話音声に基づいて、前記ユーザの感情を解析する感情解析工程と、
前記少なくとの一つの処理部が、前記音声認識工程における認識結果及び前記感情解析工程における解析結果に基づいて、前記ユーザによる同意の成否を判定する同意判定工程と、
を有する同意判定方法。
[2]前記同意判定方法は、更に、
前記少なくとも一つの処理部が、前記同意判定工程において同意が成立したと判定されると、同意の成立に基づくサポート処理を実行する実行工程を有する、
[1]に記載の同意判定方法。
[3]前記同意判定方法は、更に、
前記少なくとも一つの処理部が、同意の取得のため前記ユーザに読み上げられる同意文を表示処理し、前記ユーザに対して示す表示処理工程を有し、
前記音声認識工程では、前記同意文を読み上げた前記ユーザの発話による音声である前記発話音声に基づいて、前記ユーザの発話の内容を言語として認識し、
前記表示処理工程では、前記音声認識工程による前記認識結果及び前記同意文に基づいて、前記同意文において発話されている発話箇所の特定を行い、特定した前記発話箇所までを示す前記同意文を表示処理する、
[1]又は[2]に記載の同意判定方法。
[4]前記少なくとも一つの処理部が、同意の取得のため前記ユーザに読み上げられる同意文を表示処理し、前記ユーザに対して示す表示処理工程を有し、
前記表示処理工程では、経過時間に基づいて前記同意文における読上げ箇所を決定し、決定した前記読上げ箇所までを示した発話タイミングを指示する前記同意文を表示処理する、
[1]~[3]の何れかに記載の同意判定方法。
[5]前記コンピュータ装置は、前記記憶部に感情パラメータの許容される範囲に関する許容範囲情報を記憶し、
前記解析結果は、1又は複数の感情パラメータを含み、
前記同意判定工程では、前記認識結果及び同意文に基づいて、前記同意文の発話が正しくなされていると判定すると、更に、前記解析結果及び前記許容範囲情報に基づいて、1又は複数の前記感情パラメータが許容される範囲内であるかの判定を行い、前記同意の成否を判定する、
[1]~[4]の何れかに記載の同意判定方法。
[6]前記感情パラメータは、1又は複数の負の感情に関するパラメータを含む、
[5]に記載の同意判定方法。
[7]前記同意判定方法は、更に、
前記少なくとも一つの処理部が、同意の成否が判定される判定主題の候補のリストである判定主題リストより、前記ユーザによる同意の成否の確認を行うサポーターによる、判定主題の選択を受け付ける受付工程と、
前記少なくとも一つの処理部が、前記同意判定工程において前記同意の成否が判定されると、選択された前記判定主題及び前記同意の成否の判定結果をユーザ情報と関連付けて登録する登録工程と、
を有する、[1]~[6]の何れかに記載の同意判定方法。
[8][1]~[7]のうち何れか一項に記載の同意判定方法を前記コンピュータ装置に実行させるコンピュータプログラム。
[9]同意判定システムであって、
同意の成立のためにユーザによって発話された発話音声を受け付ける音声受付部と、
前記発話音声に基づいて、前記ユーザによる発話の内容を言語として認識する音声認識部と、
前記発話音声に基づいて、前記ユーザの感情を解析する感情解析部と、
前記音声認識部による音声認識結果及び前記感情解析部による解析結果に基づいて、同意の成否を判定する同意判定部と、
を備える同意判定システム。
【0009】
[1]に係る発明により、ユーザの発話の音声から、音声認識の結果と感情解析の結果を利用して、ユーザが本当に同意をしているかなど、同意の成立の成否の判定を行い、例えば、同意するような内容の言葉が発話されている場合であっても、実際はユーザが同意することを意図していない場合など、発話のニュアンスで意思を表現しているような場合にも対応可能な、より詳細なユーザの意図に基づく同意の判定を行うことができる。
【0010】
[2]に係る発明により、同意が成立したと判定されると、サポーターが提供するサービス等を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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