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公開番号
2025131409
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024029132
出願日
2024-02-28
発明の名称
電気自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250902BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】複数の車両を模擬することが可能な電気自動車において、模擬する車両をユーザによって選択可能としつつ、同時に選択の手間を減らすことが可能な電気自動車を提供する。
【解決手段】電気自動車は、電気自動車とは異なる複数の種類の仮想モビリティの特性を再現可能な制御装置を備える。制御装置は、複数の種類の仮想モビリティのうち1つを少なくとも指定するための情報を電気自動車とは異なる媒体から読み取ることと、電気自動車のユーザに複数の種類の仮想モビリティの中から1つを選択することを求めることなく、媒体から取得した情報によって指定される1つの仮想モビリティの特性を再現することと、を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電気モータを駆動源として有する電気自動車であって、
前記電気自動車とは異なる複数の種類の仮想モビリティの特性を再現可能な制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記複数の種類の仮想モビリティのうち1つを少なくとも指定するための情報を前記電気自動車と異なる媒体から読み取ることと、
前記電気自動車のユーザに前記複数の種類の仮想モビリティの中から1つを選択することを求めることなく、前記媒体から取得した前記情報によって指定される1つの仮想モビリティの特性を再現することと、を実行するように構成される
ことを特徴とする電気自動車。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記1つの仮想モビリティの前記特性を再現することは、前記1つの仮想モビリティのエンジン音を模擬した疑似エンジン音を再生することである
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項3】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記1つの仮想モビリティの前記特性を再現することは、前記1つの仮想モビリティの駆動特性を模擬するように前記電気自動車を制御することである
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気自動車であって、
前記媒体は、ICチップを内蔵する物体、コード情報が印刷された物体、又は記憶媒体である
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項5】
請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気自動車であって、
前記媒体は、前記媒体が指定する前記1つの仮想モビリティを視覚的に表現した物体である
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項6】
請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気自動車であって、
前記媒体は、ミニカーの形状をした物体である
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項7】
請求項6に記載の電気自動車であって、
前記媒体は、前記媒体が指定する前記1つの仮想モビリティの形状を模擬したミニカーの形状をした物体である
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項8】
請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気自動車であって、
前記制御装置は、
前記媒体に登録された情報を読み取るための読み取り部を備え、
前記読み取り部に前記媒体が設置されている間、前記仮想モビリティの特性を再現する
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項9】
請求項4に記載の電気自動車であって、
前記媒体は前記記憶媒体であり、前記1つの仮想モビリティの前記特性を再現するための情報は、前記媒体に記憶されている
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項10】
請求項9に記載の電気自動車であって、
前記1つの仮想モビリティの前記特性を再現するための前記情報は、前記1つの仮想モビリティのエンジン音を再生するための音波形に関する情報を含む
ことを特徴とする電気自動車。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを駆動源として有する電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、マニュアルトランスミッション車両の手動変速動作を疑似的に再現可能な電気自動車を開示している。当該電気自動車においては、疑似的な手動変速動作を伴う走行を行うMT走行モードと、一般的なEV走行を行うEV走行モードとがスイッチ等によって切り替え可能に構成される。MT走行モードにおいては、マニュアルトランスミッション車両のエンジン音や加速特性が再現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6787507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
各車両の運転感覚を特徴づける要素の1つとして、エンジン音や走行音などの音や、運転操作に対する車両の加速感がある。これらの要素は、電気自動車のユーザが車両の運転で楽しさを感じるときの重要なポイントである。これらに対する好みはユーザごとに様々である。またユーザは、気分に応じて様々な車両の音や加速感を楽しみたいと考えることもある。
【0005】
そこで、電気自動車において、音や加速感を再現することで異なる車両を模擬することを考える。模擬する車両を複数の車両の中からユーザが選択可能とすることで、ユーザにとっては運転の楽しみが広がる。ただし、ユーザは同時に、選択のための操作を煩わしく感じる可能性もある。
【0006】
本開示の1つの目的は、複数の車両を模擬することが可能な電気自動車において、模擬する車両をユーザによって選択可能としつつ、同時に選択の手間を減らすことが可能な電気自動車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、電気モータを駆動源として有する電気自動車に関する。電気自動車は、上記電気自動車とは異なる複数の種類の仮想モビリティの特性を再現可能な制御装置を備える。制御装置は、上記複数の種類の仮想モビリティのうち1つを少なくとも指定するための情報を上記電気自動車と異なる登録媒体から読み取ることと、上記電気自動車のユーザに上記複数の種類の仮想モビリティの中から1つを選択することを求めることなく、登録媒体から取得した情報によって指定される1つの仮想モビリティの特性を再現することと、を実行するように構成される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、特性が再現される仮想モビリティは、登録媒体から取得した情報によって決定される。電気自動車のユーザに仮想モビリティを選択することを求めずとも仮想モビリティが決定されるため、ユーザにとっては選択の手間がなく、便利である。こうして、ユーザビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電気自動車の構成を示す図である。
仮想モビリティの音の再現に関連する機能構成の例を示すブロック図である。
仮想モビリティの模擬に関連する処理の例を示すフローチャートである。
登録媒体の一例を示す図である。
仮想モビリティの模擬に関連する処理の別の例を示すフローチャートである。
MT車両モデルについて説明するための図である。
MT車両モデルによって算出される駆動輪トルクについて説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本開示の実施形態について説明する。なお、各図において同一又は相当する部分には同一符号を付して、その説明を簡略化し又は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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