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公開番号
2025132080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029413
出願日
2024-02-29
発明の名称
作業機
出願人
工機ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
B25C
1/06 20060101AFI20250903BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】作業機の利便性を向上させる。
【解決手段】釘打機1Aは、モータ44と、止具を打撃するプランジャ21及びドライバブレードと、プランジャ21を下方側に付勢するコイルスプリング23と、モータ44の駆動力を受けて作動し、第1ギヤ,第2ギヤ及び第3ギヤを含む回転部でもあるギヤ群25と、モータ44へ電力を供給可能なバッテリパック5と、モータ44の駆動を制御するコントローラ6と、を備えている。コントローラ6は、バッテリが低温のときに、ギヤ群25が作動しないように制限された制限電力を前記バッテリからモータ44へ供給する暖気制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、
前記モータの駆動力を受けて作動する作動部と、
前記モータへ電力を供給可能なバッテリと、
前記モータの駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記バッテリが低温のときに、前記作動部が作動しないように制限された制限電力を前記バッテリから前記モータへ供給する暖気制御を行う、作業機。
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【請求項2】
止具を打撃する打撃部と、
前記打撃部を第1方向の一方側に付勢する付勢部と、
前記打撃部に係合可能であり、前記モータの駆動力を受けて前記付勢部の付勢力に抗して前記打撃部を前記第1方向の他方側に移動させる回転部と、を有し、
前記作動部は、前記回転部である、請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
作業者によって操作される操作部を有し、
前記打撃部は、
第1位置において前記操作部が操作されると、前記回転部と係合した状態で前記回転部が回転することで、前記付勢部の付勢力に抗して前記第1方向の他方側へ第2位置まで移動し、
前記第2位置において前記回転部との係合が解除されることで、前記付勢部の付勢力により、前記第1方向の一方側へ第3位置まで移動し、
前記第3位置において前記回転部と再係合した状態で前記回転部が回転することで、前記付勢部の付勢力に抗して前記第1方向の他方側へ第1位置まで移動して停止する、請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記制御部は、前記打撃部が前記第1位置よりも前記第1方向の一方側に位置することを検知すると、前記暖気制御を行わない、請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記制御部は、前記操作部が操作されると前記バッテリが低温か否かを判断し、前記バッテリが低温であると判断すると、前記暖気制御を行う、請求項3に記載の作業機。
【請求項6】
前記制御部は、前記暖気制御の実行中に前記打撃部の移動を検知すると、前記暖気制御を停止する、請求項2に記載の作業機。
【請求項7】
前記バッテリの温度を検出する温度センサを有し、
前記制御部は、前記温度センサが検出した検出値が、予め設定された温度の閾値を下回ると、前記バッテリは、低温であると判断する、請求項1に記載の作業機。
【請求項8】
前記制御部は、前記バッテリの出力電圧が所定の電圧閾値を下回ると、前記バッテリは、低温であると判断する、請求項1に記載の作業機。
【請求項9】
前記制御部は、前記バッテリの種類に応じて、前記バッテリが低温か否かを判断する基準を変更する、請求項7または8に記載の作業機。
【請求項10】
前記制限電力は、前記モータが出力するトルクが、前記作動部が停止状態から作動状態へと移行するために要する作動開始トルクよりも小さくなる電力である、請求項1に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、釘打機等の作業機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
作業機の一例として、シリンダ内で往復動可能なピストンと、ピストンに係合し、止具を打撃するドライバブレードと、ピストンを下死点から上死点に復帰させる復帰機構と、復帰機構を駆動する電動モータと、を有する打込機が知られている。
【0003】
上述のような打込機として、例えば、特許文献1には、電動モータに電力を供給するとともに着脱自在なバッテリを装着した打込機(釘打機)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/003370号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バッテリは、温度が低下すると、内部抵抗の上昇などにより出力が低下することが知られている。特許文献1に記載のような電動の打込機では、バッテリの出力低下によりピストンの復帰速度が変化すると、操作時のレスポンスが変化して使用感が変わってしまう。そのため、一般的に低温時には駆動を禁止する制御が行われる。
【0006】
具体的には、バッテリ残量が充分あるにも関わらずバッテリが使用不可となる制御が行われる。したがって、打込機の利便性に改善の余地があった。
【0007】
本発明の目的は、利便性を向上させた作業機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施の形態に係る作業機は、モータと、前記モータの駆動力を受けて作動する作動部と、前記モータへ電力を供給可能なバッテリと、前記モータの駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記バッテリが低温のときに、前記作動部が作動しないように制限された制限電力を前記バッテリから前記モータへ供給する暖気制御を行う。
【0009】
他の実施の形態に係る作業機は、モータと、止具を打撃する打撃部と、前記打撃部を第1方向の一方側に付勢する付勢部と、前記打撃部に係合可能であり、前記モータの駆動力を受けて前記付勢部の付勢力に抗して前記打撃部を前記第1方向の他方側に移動させる回転部と、前記モータへ電力を供給可能なバッテリと、前記モータの駆動を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記バッテリが低温のときに、前記回転部が作動しないように前記バッテリから電力を出力させる暖気制御を行う。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、作業機の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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