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公開番号2025132805
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030610
出願日2024-02-29
発明の名称画像読取装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250903BHJP(電気通信技術)
要約【課題】読取対象が比較的厚みのある原稿の場合にも画像読取を比較的簡素な構成で適切に実現可能とする。
【解決手段】本発明に係る画像読取装置は、原稿が載置される原稿載置部と、原稿上の画像を読み取るための画像読取部と、原稿を挟持して搬送するための一対のローラと、を備える画像読取装置であって、前記一対のローラは、固定ローラと、該固定ローラに当接された可動ローラと、を含んでおり、互いに当接する前記固定ローラと前記可動ローラとの接線方向を第1方向としたとき、前記可動ローラは、前記取り込まれた原稿の厚みに応じて、前記第1方向と直行する第2方向から前記原稿の搬送方向下流側に向かって傾いた方向に前記固定ローラから離間可能に構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
原稿が載置される原稿載置部と、原稿上の画像を読み取るための画像読取部と、原稿を挟持して搬送するための一対のローラと、を備える画像読取装置であって、
前記一対のローラは、固定ローラと、該固定ローラに当接された可動ローラと、を含んでおり、
互いに当接する前記固定ローラと前記可動ローラとの接線方向を第1方向としたとき、前記可動ローラは、前記取り込まれた原稿の厚みに応じて、前記第1方向と直行する第2方向から前記原稿の搬送方向下流側に向かって傾いた方向に前記固定ローラから離間可能に構成されている
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記可動ローラの前記離間を可能とする溝により前記可動ローラを摺動可能に軸支するローラホルダを更に備える
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記可動ローラの回転軸の方向で見たとき、前記溝は直線状に形成されている
ことを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記可動ローラの回転軸の方向で見たとき、前記溝はカーブ形状で形成されている
ことを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記第2方向と前記離間の方向とが成す角は10~40度の範囲内である
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記可動ローラは、前記離間の方向を調整可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記可動ローラを前記固定ローラに対して付勢する付勢部材を更に備える
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記付勢部材は、前記固定ローラに対する前記可動ローラの付勢力を調整可能に設けられている
ことを特徴とする請求項7記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記原稿載置部から装置本体内に原稿を取り込むための第1搬送部と、
前記第1搬送部に対し前記原稿の搬送方向下流側かつ前記画像読取部に対し前記原稿の搬送方向上流側に配された第2搬送部と、
前記画像読取部に対し前記原稿の搬送方向下流側に配された第3搬送部と、を備え、
前記固定ローラおよび前記可動ローラは前記第2搬送部を形成する
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9の何れか1項記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置により読み取られた画像を形成可能な画像形成装置と、を備える
ことを特徴とする電気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は主に画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、読取対象となる原稿を固定ローラおよび可動ローラにより挟持ないしニップながら搬送して該原稿の画像を読み取る画像読取装置の構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6879466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
原稿が比較的厚みのあるもの(例えば冊子体)の場合には可動ローラが適切に退避できずに、ジャム(紙詰まり)が発生することがある。或いは、可動ローラが比較的大きく移動することとなり、その際の振動等に起因して読取画像に歪みが発生することもある。これらのことは、適切な画像読取が実現困難となる原因となりうる。
【0005】
本発明は、読取対象が比較的厚みのある原稿の場合にも画像読取を比較的簡素な構成で適切に実現可能とすることを例示的目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの側面は画像読取装置に係り、前記画像読取装置は、
原稿が載置される原稿載置部と、原稿上の画像を読み取るための画像読取部と、原稿を挟持して搬送するための一対のローラと、を備える画像読取装置であって、
前記一対のローラは、固定ローラと、該固定ローラに当接された可動ローラと、を含んでおり、
互いに当接する前記固定ローラと前記可動ローラとの接線方向を第1方向としたとき、前記可動ローラは、前記取り込まれた原稿の厚みに応じて、前記第1方向と直行する第2方向から前記原稿の搬送方向下流側に向かって傾いた方向に前記固定ローラから離間可能に構成されている
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、上記画像読取を適切に実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る画像読取装置の構成を示す側面模式図。
画像読取装置の制御システムを示すブロック図。
画像読取装置の上面模式図。
上部ユニットを閉じた状態の画像読取装置の側面模式図。
上部ユニットを開けた状態の画像読取装置の側面模式図。
画像読取装置の搬送部の構成を示す側面模式図。
画像読取装置の搬送部の構成を示す側面模式図。
画像読取装置の搬送部の構成を示す側面模式図。
画像読取装置の搬送部の構成を示す模式図。
画像読取装置の搬送部の構成を示す側面模式図。
参考例としての搬送部の構成を示す側面模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る画像読取装置100の構成例を説明するための側面模式図である。画像読取装置100は、原稿載置部110、画像読取部70および原稿排出部2を備える。画像読取装置100は、原稿載置部110に載置された1以上のシートSを順に装置内に取り込んで経路RTに沿って搬送しながら後述の画像読取部70により該シートS上の画像を読み取り、該シートSを原稿排出部2に排出する。
(【0011】以降は省略されています)

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