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公開番号
2025132977
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024092961,2024087034
出願日
2024-06-07,2024-05-29
発明の名称
タッチセンサ、画像表示装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、画像表示装置に適用して黒白表示をした際に、黒表示と白表示とのコントラストに優れ、かつ、白表示の輝度低下を抑制する性能に優れるタッチセンサ、及び、上記タッチセンサを有する画像表示装置の提供を課題とする。
【解決手段】本発明のタッチセンサは、基材と、上記基材の少なくとも一方の表面側に配置された検知電極と、を含むタッチセンサであって、上記基材が可視光吸収材を含み、上記基材が、試験Xより算出される内部吸光度A
1
が0.03以下であり、かつ、パラメータXが30m
-1
以上である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、
前記基材の少なくとも一方の表面側に配置された検知電極と、を含むタッチセンサであって、
前記基材が可視光吸収材を含み、
前記基材が、以下の試験Xより算出される内部吸光度A
1
が0.03以下であり、かつ、パラメータXが30m
-1
以上である、タッチセンサ。
試験X:JIS R 3106:2019に記載の方法で、支持白板の可視光反射率ρ
0
を得る。JIS R 3106:2019に記載の方法で、前記支持白板と前記基材とを積層してなる積層体に対し、測定光を前記積層体の前記基材側に入射して、可視光反射率ρ
x
を得る。前記可視光反射率ρ
0
及び前記可視光反射率ρ
x
から以下の式(1)により前記基材の内部吸光度A
1
を算出する。算出された内部吸光度A
1
及び前記基材の厚みD
1
(m)から以下の式(2)によりパラメータX(m
-1
)を算出する。
式(1) A
1
= -log
10
{(ρ
x
/ρ
0
)
0.5
}
式(2) X = A
1
/D
1
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記基材の厚みが110μm以下である、請求項1に記載のタッチセンサ。
【請求項3】
前記可視光吸収材が黒色顔料であり、
前記黒色顔料の含有量が、前記基材の全質量に対して10~500質量ppmである、請求項1に記載のタッチセンサ。
【請求項4】
前記基材の厚みが110μm以下であり、
前記可視光吸収材が黒色顔料であり、
前記黒色顔料の含有量が、前記基材の全質量に対して10~500質量ppmである、請求項1に記載のタッチセンサ。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のタッチセンサを有する、タッチパネル。
【請求項6】
画像表示素子と、
請求項1~4のいずれか1項に記載のタッチセンサと、を有する、画像表示装置。
【請求項7】
粘着剤層を更に有し、
前記画像表示素子、前記粘着剤層及び前記タッチセンサがこの順に配置されている、請求項6に記載の画像表示装置。
【請求項8】
前記画像表示素子が有機エレクトロルミネッセンス表示素子である、請求項6に記載の画像表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、タッチ操作を検知するタッチセンサ及び画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、タブレット型コンピュータ及びスマートフォン等の携帯情報機器を始めとした各種の電子機器において、指又はスタイラスペンを画面に接触又は近接させる、いわゆるタッチ操作を検知するタッチセンサが用いられている。このようなタッチセンサは、通常、基材の表面に形成され、タッチ操作を検知する検知電極を有している。
【0003】
例えば、特許文献1には、基板と、基板の少なくとも一方の表面上に設けられる導体配線とを有する導電性フィルムであって、導体配線が金属層と視認抑制層とを有し、視認抑制層が透明層とクロム含有層と透明層とをこの順に有する導電性フィルム、並びに、タッチパネルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-182285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像表示素子にタッチセンサが積層されてなる画像表示装置において、高いコントラストを訴求する画像表示素子が用いられる例が、近年増加している。本発明者らは、特許文献1に開示されている技術を参照しながら、タッチセンサを有する画像表示装置の表示性能について鋭意検討したところ、タッチセンサを有さない画像表示装置に比べて、白と黒とを同時に表示する黒白表示をした際に、白表示部に隣接する黒表示部の輝度が増加し、コントラストが低下する傾向にあることを知見した。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、画像表示装置に適用して黒白表示をした際に、黒表示と白表示とのコントラストに優れ、かつ、白表示の輝度低下を抑制する性能に優れるタッチセンサの提供を課題とする。また、本発明は、上記タッチセンサを有する画像表示装置の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明を完成させるに至った。すなわち、以下の構成により上記課題が解決されることを見出した。
【0008】
〔1〕
基材と、上記基材の少なくとも一方の表面側に配置された検知電極と、を含むタッチセンサであって、上記基材が可視光吸収材を含み、上記基材が、後述する試験Xより算出される内部吸光度A
1
が0.03以下であり、かつ、パラメータXが30m
-1
以上である、タッチセンサ。
〔2〕
上記基材の厚みが110μm以下である、〔1〕に記載のタッチセンサ。
〔3〕
上記可視光吸収材が黒色顔料であり、上記黒色顔料の含有量が、上記基材の全質量に対して10~500質量ppmである、〔1〕又は〔2〕に記載のタッチセンサ。
〔4〕
上記基材の厚みが110μm以下であり、上記可視光吸収材が黒色顔料であり、上記黒色顔料の含有量が、上記基材の全質量に対して10~500質量ppmである、〔1〕~〔3〕のいずれか1項に記載のタッチセンサ。
〔5〕
〔1〕~〔4〕のいずれか1項に記載のタッチセンサを有する、タッチパネル。
〔6〕
画像表示素子と、〔1〕~〔4〕のいずれか1項に記載のタッチセンサと、を有する、画像表示装置。
〔7〕
粘着剤層を更に有し、上記画像表示素子、上記粘着剤層及び上記タッチセンサがこの順に配置されている、〔6〕に記載の画像表示装置。
〔8〕
上記画像表示素子が有機エレクトロルミネッセンス表示素子である、〔6〕又は〔7〕に記載の画像表示装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像表示装置に適用して黒白表示をした際の黒表示と白表示とのコントラストに優れ、かつ、白表示の輝度低下を抑制する性能に優れるタッチセンサを提供できる。また、本発明によれば、上記タッチセンサを有する画像表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のタッチセンサの一例を模式的に示す平面図である。
本発明のタッチセンサを有する画像表示装置の一例を模式的に示す断面図である。
本発明のタッチセンサが有する検知電極の一例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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