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公開番号
2025134537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032511
出願日
2024-03-04
発明の名称
合金部材および製品
出願人
株式会社C&A
,
国立大学法人東北大学
代理人
個人
主分類
C22C
5/04 20060101AFI20250909BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約
【課題】耐食性および機械的特性に優れた合金部材を提供する。
【解決手段】この合金部材は、Ruと強磁性元素とRuおよび強磁性元素以外の金属とを含む合金部材であって、耐食性部材である。この合金部材は、合金部材中Ruを28原子%以上97原子%以下含み、合金部材中強磁性元素を2原子%以上77原子%以下含む。また、この合金部材は、HCP相を50体積%以上含むことができる。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
Ruと強磁性元素とRuおよび前記強磁性元素以外の金属とを含む合金部材であって、
Ruを28原子%以上97原子%以下含み、
前記強磁性元素を2原子%以上77原子%以下含む
合金部材。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
請求項1記載の合金部材において、
HCP相を50体積%以上含む合金部材。
【請求項3】
請求項1記載の合金部材において、
前記金属は、MoまたはWである合金部材。
【請求項4】
請求項1記載の合金部材において、
前記金属は、Reである合金部材。
【請求項5】
請求項1記載の合金部材において、
前記強磁性元素は、Fe、CoおよびNiから選ばれる1種または2種以上の金属である合金部材。
【請求項6】
請求項1記載の合金部材において、
膜状に形成されている合金部材。
【請求項7】
請求項1記載の合金部材において、
耐食性部材である合金部材。
【請求項8】
請求項1記載の合金部材または耐食性部材を含む製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐食性に優れた合金部材および製品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ステンレス等は汎用的な材料として種々の分野に用いられている。近年においては不働態被膜などを形成して、耐食性を改善するなどの検討がなされている。また、耐食性に優れた金属材料の開発も進められており、例えば、Ti等の耐食性に優れた金属を用いた合金などが開発されている(特許文献1)。また、高反応性液体を用いた技術では、有害物質の分解や特定物質の抽出へ応用されているほか、将来的に地熱発電への応用も期待されており、例えば、超臨界水に対する耐食性に優れた部材などの開発が進められてきた(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7175477号公報
【非特許文献】
【0004】
大江 太郎 他、「塩酸を含有する超臨界水および亜臨界水酸化環境下における貴金属およびTi-IrO2-Ta2O5の腐食試験」、材料と環境、第56巻、第8号、367-372頁、2007年。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、いずれの材料も汎用性に乏しく、また、耐食性においてもまだまだ満足のいくものではなかった。例えば、ステンレスに不働態被膜を形成するにしても、工程が煩雑になり、形成手法も容易ではなく、満足のいくものではなかった。また、合金についても、形成手法が容易ではなく、加工性、意図しない結晶相の発生による機械特性の劣化などの問題があった。その他にも、例えば、ステンレス系、Ni基超合金、Ti基合金、貴金属などの様々な材料系に対する超臨界水に対する耐食性が調査されてきたが、耐食性に課題がある、もしくは貴金属では優れた耐食性を有する反面、機械的特性の劣化などの問題があった。
【0006】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、耐食性および機械的特性に優れた合金部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る合金部材は、Ruと強磁性元素とRuおよび強磁性元素以外の金属とを含む合金部材であって、Ruを28原子%以上97原子%以下含み、強磁性元素を2原子%以上77原子%以下含む。
【0008】
上記合金部材の一構成例において、HCP相を50体積%以上含む。
【0009】
上記合金部材の一構成例において、金属は、MoまたはWである。
【0010】
上記合金部材の一構成例において、金属は、Reである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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