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公開番号
2025135423
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033265
出願日
2024-03-05
発明の名称
表示装置及びソースドライバ
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250910BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】装置規模の増大を抑えつつ精度の高い表示パネルの故障検知を行うことが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】複数本のソース線は、他端において互いに短絡可能に構成された第1のソース線及び第2のソース線を含む。ソースドライバは、第1のソース線及び第2のソース線が各々の他端を介して短絡されかつ複数の出力アンプのうち第1のソース線に画素駆動電圧を出力する第1の出力アンプの出力端が第1のソース線に接続された状態で第1のソース線及び第2のソース線を充電した後に、第1の出力アンプの第2の入力端と第2のソース線の一端が接続された状態で、第1の入力端に入力された電圧と第2の入力端に入力された電圧との第1の出力アンプによる比較結果を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本のソース線及び複数本のゲート線と、前記複数本のソース線と前記複数本のゲート線との交差部の各々にマトリクス状に設けられた複数個の画素部と、を有する表示パネルと、
前記複数本のゲート線にゲート信号を供給するゲートドライバと、
各々が階調電圧を第1の入力端に受けて前記階調電圧に基づいた画素駆動電圧を前記複数本のソース線の一端に出力する複数の出力アンプを含み当該複数の出力アンプによって前記画素駆動電圧を前記複数個の画素部に印加するソースドライバと、
を有し、
前記複数本のソース線は、他端において互いに短絡可能に構成された第1のソース線及び第2のソース線を含み、
前記ソースドライバは、
前記第1のソース線及び前記第2のソース線が各々の他端を介して短絡されかつ前記複数の出力アンプのうち前記第1のソース線に前記画素駆動電圧を出力する第1の出力アンプの出力端が前記第1のソース線に接続された状態で前記第1のソース線及び前記第2のソース線を充電した後に、前記第1の出力アンプの第2の入力端と前記第2のソース線の一端が接続された状態で、前記第1の入力端に入力された電圧と前記第2の入力端に入力された電圧との前記第1の出力アンプによる比較結果を出力する、
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1の出力アンプは、
前記出力端が前記第1のソース線に接続されるとともに前記第2の入力端に帰還接続される第1の状態において、前記第1のソース線に前記画素駆動電圧を出力する出力アンプとして動作し、
前記出力端が前記第1のソース線及び前記第2の入力端と切り離され、前記第2の入力端が前記第2のソース線に接続される第2の状態において、前記第1の入力端及び前記第2の入力端の各々の入力電圧を比較した比較結果を前記出力端から出力するコンパレータとして動作する、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1のソース線及び前記第2のソース線の各々の他端の間に設けられ、前記各々の他端の接続及び非接続を切り替える切替スイッチを含み、
前記切替スイッチは、前記ゲートドライバからの切替制御信号の供給に応じて前記接続及び非接続を切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記ゲートドライバは、1フレーム分毎の映像データに対応する前記画素駆動電圧を前記複数個の画素部に印加する期間であるデータ期間の合間に設けられたブランク期間において、前記第1のソース線及び前記第2のソース線の各々の一端を接続状態に切り替えることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1のソース線及び前記第2のソース線は、互いに隣接する位置に配置されたソース線であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1のソース線及び前記第2のソース線は、同種の画素の表示を担うソース線であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
各々の一端が互いに短絡可能に構成された第1のソース線及び第2のソース線を含む複数本のソース線と、複数本のゲート線と、前記複数本のソース線と前記複数本のゲート線との交差部の各々にマトリクス状に設けられた複数個の画素部と、を有する表示パネルに接続され、前記複数個の画素部に印加する画素騒動電圧を前記複数本のソース線に出力するソースドライバであって、
各々が階調電圧を第1の入力端に受けて前記階調電圧に基づいた前記画素駆動電圧を前記複数本のソース線の他端に出力する複数の出力アンプを有し、
前記第1のソース線及び前記第2のソース線が各々の一端を介して短絡され且つ前記複数の出力アンプのうち前記第1のソース線に前記画素駆動電圧を出力する第1の出力アンプの出力端が前記第1のソース線に接続された状態で前記第1のソース線及び前記第2のソース線を充電した後に、前記第1の出力アンプの第2の入力端と前記第2のソース線の他端が接続された状態で、前記第1の入力端に入力された電圧と前記第2の入力端に入力された電圧との前記第1の出力アンプによる比較結果を出力する、
ことを特徴とするソースドライバ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及びソースドライバに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ナビゲーション表示や各種計器を表示するための車載向けの表示パネルとして、液晶表示パネルや有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の表示パネルが採用されている。このような車載向けの表示パネルにおいて、車両の走行中に表示パネルの故障が発生し、誤った表示がなされると運転に支障が生じる虞がある。特に、警告灯等の保安上重要な表示を行う表示パネルでは、故障の発生を速やかに検知する必要がある。
【0003】
そこで、運用中の表示パネルに故障が生じているか否かを検査するため、複数のソース線各々の一端からモニタ入力信号を供給し、夫々の他端から出力されたモニタ出力信号と所定の期待値とを比較することで、ソース線のショート異常及びオープン異常を検出する故障検査回路を備えた液晶表示装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
WO2018/079636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来技術の表示装置では、ソースドライバやゲートドライバとは別に故障検査回路を設ける必要があるため、装置規模が大きい。また、期待値との比較判定では微小なショートや高抵抗化等の判定ができず、検査精度が低いという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、装置規模の増大を抑えつつ精度の高い表示パネルの故障検知を行うことが可能な表示装置及びソースドライバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る表示装置は、複数本のソース線及び複数本のゲート線と、前記複数本のソース線と前記複数本のゲート線との交差部の各々にマトリクス状に設けられた複数個の画素部と、を有する表示パネルと、前記複数本のゲート線にゲート信号を供給するゲートドライバと、各々が階調電圧を第1の入力端に受けて前記階調電圧に基づいた画素駆動電圧を前記複数本のソース線の一端に出力する複数の出力アンプを含み当該複数の出力アンプによって前記画素駆動電圧を前記複数個の画素部に印加するソースドライバと、を有し、前記複数本のソース線は、他端において互いに短絡可能に構成された第1のソース線及び第2のソース線を含み、前記ソースドライバは、前記第1のソース線及び前記第2のソース線が各々の他端を介して短絡されかつ前記複数の出力アンプのうち前記第1のソース線に前記画素駆動電圧を出力する第1の出力アンプの出力端が前記第1のソース線に接続された状態で前記第1のソース線及び前記第2のソース線を充電した後に、前記第1の出力アンプの第2の入力端と前記第2のソース線の一端が接続された状態で、前記第1の入力端に入力された電圧と前記第2の入力端に入力された電圧との前記第1の出力アンプによる比較結果を出力する、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るソースドライバは、各々の一端が互いに短絡可能に構成された第1のソース線及び第2のソース線を含む複数本のソース線と、複数本のゲート線と、前記複数本のソース線と前記複数本のゲート線との交差部の各々にマトリクス状に設けられた複数個の画素部と、を有する表示パネルに接続され、前記複数個の画素部に印加する画素騒動電圧を前記複数本のソース線に出力するソースドライバであって、各々が階調電圧を第1の入力端に受けて前記階調電圧に基づいた前記画素駆動電圧を前記複数本のソース線の他端に出力する複数の出力アンプを有し、前記第1のソース線及び前記第2のソース線が各々の一端を介して短絡され且つ前記複数の出力アンプのうち前記第1のソース線に前記画素駆動電圧を出力する第1の出力アンプの出力端が前記第1のソース線に接続された状態で前記第1のソース線及び前記第2のソース線を充電した後に、前記第1の出力アンプの第2の入力端と前記第2のソース線の他端が接続された状態で、前記第1の入力端に入力された電圧と前記第2の入力端に入力された電圧との前記第1の出力アンプによる比較結果を出力する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るソースドライバによれば、装置規模の増大を抑えつつ精度の高い表示パネルの故障検知を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係る表示装置の構成を示すブロック図である。
ソース線の遠端部分及び故障検知用配線の一部を拡大して示す図である。
隣接するソース線及びこれに接続されるソースドライバの出力アンプを示す回路図である。
ソースドライバの出力アンプが通常のアンプとして動作する際のスイッチの状態を示す図である。
ソースドライバの出力アンプがコンパレータとして動作する際のスイッチの状態を示す図である。
通常動作時におけるスイッチ制御を示す図である。
断線検知動作における放電時のスイッチ制御を示す図である。
断線検知動作における充電時のスイッチ制御を示す図である。
断線検知動作における検知時のスイッチ制御を示す図である。
断線検知動作における各信号の変化を示すタイムチャートである。
表示パネルがソースマルチプレクスパネルである場合のソース線及び各スイッチの構成を示す図である。
ソースマルチプレクスパネルでの断線検知動作における充電時のスイッチの状態を示す図である。
ソースマルチプレクスパネルでの断線検知動作における検知時のスイッチの状態を示す図である。
負荷異常検知動作における放電時間計測時のスイッチの状態を示す図である。
隣接ショート検知動作におけるスイッチの状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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