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公開番号
2025135401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033232
出願日
2024-03-05
発明の名称
半導体集積回路
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H03M
1/12 20060101AFI20250910BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】AD変換対象のチャネルの組み合わせを変更するときのプロセッサの処理負担の増加を抑制する半導体集積回路を提供する。
【解決手段】半導体集積回路は、複数のアナログ信号が伝送されるチャネル群の中から1又は複数のチャネルを選択する第1の選択部と、第1の選択部を制御することで選択された1又は複数のチャネルのアナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と、変換の対象となる1又は複数のチャネルのアナログ信号の第1の設定と、変換の対象となる1又は複数のチャネルのアナログ信号の第1の設定とは異なる第2の設定とが少なくとも格納されたレジスタ群と、を備え、変換部は、第1の設定又は第2の設定を選択する設定選択指示が入力される毎に、第1の選択部を制御することで、第1の選択部で選択された第1の設定に対応する1又は複数のチャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換と、第1の選択部で選択された第2の設定に対応する1又は複数のチャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換とを順に行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のアナログ信号が伝送されるチャネル群の中から1又は複数のチャネルを選択する第1の選択部と、
前記第1の選択部を制御することで選択された1又は複数の前記チャネルのアナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と、
前記変換の対象となる1又は複数の前記チャネルのアナログ信号の第1の設定と、前記変換の対象となる1又は複数の前記チャネルのアナログ信号の前記第1の設定とは異なる第2の設定とが少なくとも格納されたレジスタ群と、
を備え、
前記変換部は、前記第1の設定又は前記第2の設定を選択する設定選択指示が入力される毎に、前記第1の選択部を制御することで、前記第1の選択部で選択された前記第1の設定に対応する1又は複数の前記チャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換と、前記第1の選択部で選択された前記第2の設定に対応する1又は複数の前記チャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換とを順に行う、半導体集積回路。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記設定選択指示に基づき、前記レジスタ群から前記第1の設定又は前記第2の設定を選択し、選択した設定を前記変換部に入力する設定選択部を備える、請求項1に記載の半導体集積回路。
【請求項3】
前記設定選択部は、
前記レジスタ群から前記第1の設定又は前記第2の設定を選択する第2の選択部と、
前記設定選択指示が入力される毎に、前記第2の選択部による選択対象の設定を指示するスイッチと、
を備える、請求項2に記載の半導体集積回路。
【請求項4】
前記アナログ信号の前記デジタル信号への変換開始を指示する変換開始指示が入力される度に、前記設定選択指示を出力する信号出力部を備える、請求項1に記載の半導体集積回路。
【請求項5】
前記第1の設定に対応する1又は複数の前記チャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換のタイミングから、前記第2の設定に対応する1又は複数の前記チャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換のタイミングまでの間隔を設定する変換間隔設定レジスタを備え、
前記変換開始指示は、特定のタイマでカウントされたカウント値が前記間隔に達する毎に、前記信号出力部に入力される、請求項4に記載の半導体集積回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体集積回路に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される半導体集積回路は、複数の入力チャネルのうちの1つを選択する選択信号に基づき、複数の入力チャネルを順にAD変換(Analog to Digital conversion)する。具体的には、チャネル選択部が、複数の入力チャネルのうちの1つを選択する選択信号に基づき、複数の入力チャネルに入力された信号のうち1つを選択し、選択した信号をAD変換に出力することで、AD変換が複数の入力チャネルを順にAD変換する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-134717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、AD変換対象のチャネルの組み合わせが複数あり、複数の組み合わせのそれぞれを、異なるタイミングでAD変換する場合、AD変換する度に、複数の組み合わせのそれぞれに対応した選択信号の値を保持するレジスタ(チャネル選択レジスタ)の設定変更を要する。設定変更は、プロセッサにより行われるため、設定変更のためのプロセッサの処理負担が増加し得る。このように従来技術は、チャネルの複数の組み合わせのそれぞれを異なるタイミングでAD変換する上で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記の事情を踏まえ、AD変換時におけるプロセッサの処理負担の増加を抑制する半導体集積回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本開示にかかる半導体集積回路は、複数のアナログ信号が伝送されるチャネル群の中から1又は複数のチャネルを選択する第1の選択部と、前記第1の選択部を制御することで選択された1又は複数の前記チャネルのアナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と、前記変換の対象となる1又は複数の前記チャネルのアナログ信号の第1の設定と、前記変換の対象となる1又は複数の前記チャネルのアナログ信号の前記第1の設定とは異なる第2の設定とが少なくとも格納されたレジスタ群と、を備え、前記変換部は、前記第1の設定又は前記第2の設定を選択する設定選択指示が入力される毎に、前記第1の選択部を制御することで、前記第1の選択部で選択された前記第1の設定に対応する1又は複数の前記チャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換と、前記第1の選択部で選択された前記第2の設定に対応する1又は複数の前記チャネルのアナログ信号のデジタル信号への変換とを順に行う。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は本開示の実施形態にかかる半導体集積回路100の構成図である。
図2は半導体集積回路100の動作を説明するためのフローチャートである。
図3は半導体集積回路100の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図4は比較例にかかる半導体集積回路100-1の構成例を示す図である。
図5は半導体集積回路100-1の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図6は比較例にかかる半導体集積回路100Aの構成例を示す図である。
図7は比較例にかかる半導体集積回路100Aの動作を説明するためのタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一又は類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
【0009】
(実施形態)
図1は本開示の実施形態にかかる半導体集積回路100の構成図である。半導体集積回路100は、複数のアナログ信号が伝送されるチャネル群(CH0~CHn)の中から1又は複数のチャネルを選択し、選択したチャネルに伝送されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をレジスタ群8に保持する回路と解釈してよい。
【0010】
チャネル群(CH0~CHn)は、複数のアナログ信号が伝送される経路と解釈してよく、複数のポート(P0~Pn)に接続されてよい。複数のアナログ信号は、複数のポート(P0~Pn)を介して、第1選択部3に入力されてよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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