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公開番号
2025138133
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037035
出願日
2024-03-11
発明の名称
ステータ構造及び回転電機
出願人
多摩川精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
3/51 20060101AFI20250917BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】少ない工数で、ステータ巻線の絶縁を確保して配線することができるステータ構造を提供する。
【解決手段】ステータ構造は、輪状ステータコア20と、ステータ巻線21と、各突出磁極に設けられ、絶縁キャップ30と、輪状ステータコア20の軸方向の端部に設けられ、絶縁体で形成された輪状導線ホルダ40とを備え、輪状導線ホルダ40は、輪状の外周壁部44、第1隔壁41a、第2隔壁41bと、第3隔壁41c及び内周壁部45と、外周壁部44、第1隔壁41a、第2隔壁41bと、第3隔壁41c及び内周壁部45で画定された複数の同心円状の第1導線収容部42a、第2導線収容部42b、第3導線収容部42c及び第4導線収容部42dとを有し、第1導線収容部42a、第2導線収容部42b、第3導線収容部42c及び第4導線収容部42dには、ステータ巻線21が収容される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定角度間隔で径方向に突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータコア(20)と、
前記各突出磁極に巻回されるステータ巻線(21)と、
各突出磁極に設けられ、各突出磁極に巻回される前記ステータ巻線(21)を保持する絶縁キャップ(30)と、
前記輪状ステータコア(20)の軸方向の端部に設けられ、絶縁体で形成された輪状導線ホルダ(40)と
を備え、
前記輪状導線ホルダ(40)は、少なくとも二つの輪状の壁部(41a,41b,41c,44,45)と、前記壁部(41a,41b,41c,44,45)で画定された複数の同心円状の導線収容部(42a,42b,42c,42d)とを有し、
前記導線収容部(42a,42b,42c,42d)には、前記ステータ巻線(21)又は前記ステータ巻線(21)に接続された導線(21a)が収容されるステータ構造。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記各絶縁キャップ(30)は、前記輪状ステータコア(20)の軸方向に沿う方向の端部に形成され、前記ステータ巻線(21)又は前記導線(21a)が収容されるキャップスリット部(31)を有し、
前記輪状導線ホルダ(40)は、径方向外側の、前記キャップスリット部(31)に接続される位置に、前記ステータ巻線(21)又は前記導線(21a)が収容されるホルダスリット部(43)を有する請求項1に記載のステータ構造。
【請求項3】
前記壁部(41a,41b,41c)は、周方向に連続して形成されている、請求項1又は2に記載のステータ構造。
【請求項4】
前記壁部(46a,46b,46c)には、周方向に所定角度間隔で複数の隔壁スリット部(47)が形成されている、請求項1又は2に記載のステータ構造。
【請求項5】
前記輪状導線ホルダ(40)は、前記導線収容部(42a,42b,42c,42d)を遮蔽する輪状のホルダ蓋部(48)を有する、請求項1又は2に記載のステータ構造。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のステータ構造を有する回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明はステータ構造及び回転電機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のモータのステータ構造として、特許文献1に記載されているステータ構造が知られている。特許文献1に記載されたステータ構造は、ステータコアに巻回されたステータ巻線を渡り線等としてステータ端部に引き回すために、ステータ巻線をそれぞれガラスチューブに挿入して、各ステータ巻線の間の絶縁を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-121210号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているステータ構造では、ステータ端部に引き回すステータ巻線をそれぞれガラスチューブに挿入しているため、ステータ構造を製造するための作業工数が増加するという問題点があった。
【0005】
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、少ない工数で、ステータ巻線の絶縁を確保して配線することができるステータ構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明に係るステータ構造は、所定角度間隔で径方向に突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータコアと、各突出磁極に巻回されるステータ巻線と、各突出磁極に設けられ、各突出磁極に巻回されるステータ巻線を保持する絶縁キャップと、輪状ステータコアの軸方向の端部に設けられ、絶縁体で形成された輪状導線ホルダとを備え、輪状導線ホルダは、少なくとも二つの輪状の壁部と、壁部で画定された複数の同心円状の導線収容部とを有し、導線収容部には、ステータ巻線又はステータ巻線に接続された導線が収容される。
【0007】
各絶縁キャップは、輪状ステータコアの軸方向に沿う方向の端部に形成され、ステータ巻線又は導線が収容されるキャップスリット部を有し、輪状導線ホルダは、径方向外側の、キャップスリット部に接続される位置に、ステータ巻線又は導線が収容されるホルダスリット部を有してもよい。
壁部は、周方向に連続して形成されていてもよい。
壁部には、周方向に所定角度間隔で複数の隔壁スリット部が形成されていてもよい。
輪状導線ホルダは、導線収容部を遮蔽する輪状のホルダ蓋部を有してもよい。
また、回転電機は、上記ステータ構造を有していてもよい。
【発明の効果】
【0008】
この発明に係るステータ構造は、所定角度間隔で径方向に突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータコアと、各突出磁極に巻回されるステータ巻線と、各突出磁極に設けられ、各突出磁極に巻回されるステータ巻線を保持する絶縁キャップと、輪状ステータコアの軸方向の端部に設けられ、絶縁体で形成された輪状導線ホルダとを備え、輪状導線ホルダは、少なくとも二つの輪状の壁部と、壁部で画定された複数の同心円状の導線収容部とを有し、導線収容部には、ステータ巻線又はステータ巻線に接続された導線が収容されるため、少ない工数で、ステータ巻線の絶縁を確保して配線することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るステータ構造の斜視図である。
図1に示すステータ構造1の正面図である。
図1に示すステータ構造1の平面図である。
図2に示すステータ構造に、ステータ巻線を配線した場合の正面図である。
図3に示すステータ構造に、ステータ巻線を配線した場合の平面図である。
実施の形態2に係るステータ構造の斜視図である。
図6に示すステータ構造の平面図である。
図7に示すステータ構造に、ステータ巻線を配線した場合の平面図である。
実施の形態3に係るステータ構造の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係るステータ構造を添付図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1に係るステータ構造の斜視図である。ステータ構造1は、例えばACサーボモータ等の回転電機のステータ構造であって、輪状ステータコア20を有している。なお、図1に示すステータ構造は、後に詳しく説明するステータ巻線が設けられていない状態である。輪状ステータコア20は、径方向内側に向けて所定角度間隔で突出する、図示しない複数の突出磁極を有している。また、輪状ステータコア20は、周方向に沿って配置された複数の分割ステータコアから構成されている。輪状ステータコア20の各突出磁極には、絶縁性を有する樹脂部材等の絶縁体で形成された、絶縁キャップ30が取り付けられている。なお、以下の説明において、周方向、径方向、軸方向(スラスト方向)とは、それぞれ輪状ステータコア20の周方向、径方向、軸方向を基準として示す。また、本実施の形態における回転電機は、ACサーボモータに限定されるものではなく、他の任意の回転電機であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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