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公開番号
2025138450
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037552
出願日
2024-03-11
発明の名称
情報コード読取システム
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
7/10 20060101AFI20250917BHJP(計算;計数)
要約
【課題】情報コードの読み取りに利用する撮像範囲を狭くすることなく、情報コードの読み取りに用いる撮像画像を利用してモード切替の要否を判断可能な構成を提供する。
【解決手段】読取装置10は、撮像されていたバーコード142が撮像されなくなる特定撮像状態と判定される場合に、載置モード及び携帯モードの一方から他方に切り替えるモード切替処理がモード切替部として機能する制御部40により行われる。バーコード142は、載置状態では読取装置10により撮像されず、置台100に対して読取装置10を着脱するための移動中に読取装置10により撮像される置台100の延出部141の上面に配置される。
【選択図】図20
特許請求の範囲
【請求項1】
情報コードを光学的に読み取る読取処理を行う携帯型の情報コード読取装置と、
前記情報コード読取装置を載置可能な置台と、
を備える情報コード読取システムであって、
前記情報コード読取装置は、
前記置台に載置された載置状態で前記読取処理を行うための載置モードと携帯状態で前記読取処理を行うための携帯モードとで所定の機能が異なり、
読取口が形成される筐体と、
前記読取口を介して前記情報コードを撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された情報コードについて前記読取処理を行う読取処理部と、
前記撮像部によって撮像されていた特定パターンが撮像されなくなる特定撮像状態と判定される場合に、前記載置モード及び前記携帯モードの一方から他方に切り替えるモード切替処理を行うモード切替部と、
を備え、
前記特定パターンは、前記載置状態では前記撮像部により撮像されず、前記置台に対して前記情報コード読取装置を着脱するための移動中に前記撮像部により撮像される前記置台の一面に配置されることを特徴とする情報コード読取システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記モード切替部は、撮像画像に占める前記特定パターンの範囲の時間変化に基づいて、前記モード切替処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
【請求項3】
前記特定パターンは、モード切替用情報が記録されるバーコードであって、前記置台に対して前記情報コード読取装置を着脱する際の移動方向に対してセルの配列方向が直交するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
【請求項4】
前記情報コード読取装置は、前記モード切替処理の結果を報知する報知部を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
【請求項5】
前記情報コード読取装置は、前記読取口が設けられる読取部と携帯時に把持される把持部とを備え、
前記置台は、
前記読取部と前記把持部との間の中間部を下方から支持する支持部と、
前記支持部によって前記中間部が支持される際に前記読取部が挿入する開口が設けられる挿抜部と、
を備え、
前記支持部は、前記読取部が上下する所定の変位方向と異なる方向への前記情報コード読取装置の変位を抑制するように前記中間部の形状に合わせて形成され、
前記開口は、前記支持部により前記中間部にて支持された前記情報コード読取装置の変位を許容するための隙間が挿入時の前記読取部の少なくとも一部との間に介在するように形成され、
前記挿抜部には、前記支持部にて前記中間部が支持された前記情報コード読取装置の前記読取口が所定の読取エリアに向かう載置状態時に、上方から前記読取部の上面に当接して変位を規制する規制部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報コードを光学的に読み取る携帯型の情報コード読取装置と置台とを備える情報コード読取システムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、コンビニやスーパーなどでは、人手不足解消やレジの効率化等を図るため、店員が操作するレジだけでなく、顧客自身が操作可能なセルフレジを採用する店舗が増えている。店員が操作するレジのスキャナ(ハンディスキャナ)は、よりスムーズに読み取り操作ができるように携帯型として構成され、商品のバーコードに対してハンディスキャナの読取口を向けるように操作される。その一方で、顧客が操作するセルフレジのスキャナ(定置式スキャナ)は、不慣れな顧客であっても確実に読み取り操作ができるように定置型として構成され、定置式スキャナの読取口に対して商品のバーコードを向けるように操作される。
【0003】
これに対し、携帯型と定置型とを兼用するため、携帯型として使用可能なスキャナを置台に載置した状態でも使用可能とする運用がなされている。例えば、下記特許文献1に開示されるバーコード読み取り装置では、スタンド部に装着された状態が検知されると、固定式スキャナとして機能するモードに切り替えられ、スタンド部から取り外された状態が検知されると、ハンドヘルドスキャナとして機能するモードに切り替えられるように構成されている。
【0004】
上記特許文献1に開示されるバーコード読み取り装置では、スタンド部に装着された状態であるか否かを検知するために、磁気検知素子等のモード切替要否を判断するための専用部品を設ける必要がある。この問題に対して、下記特許文献2に開示される情報読取装置では、アタッチメントが組み付けられない場合に切り替えられる第1モードとアタッチメントが組み付けられる場合に切り替えられる第2モードとが用意され、特定のパターンが撮像されない場合に第1モードに切り替えられ、特定のパターンが撮像される場合に第2モードに切り替えられる。この特定のパターンを、アタッチメントを組み付けた情報読取装置の撮像範囲となるアタッチメントの一面に配置することで、モード切替要否を判断するための専用部品等設けることなく、モードを適切に切り替えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-328299号公報
特開2017-092928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述のように特定のパターンの撮像の有無によってモードを切り替える構成では、一方のモードに切り替えられる際に特定のパターンが常に撮像され続けることになる。このため、その一方のモードでは、情報コードの読み取りに利用する撮像範囲が狭くなってしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、情報コードの読み取りに利用する撮像範囲を狭くすることなく、情報コードの読み取りに用いる撮像画像を利用してモード切替の要否を判断可能な構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、
情報コード(C)を光学的に読み取る読取処理を行う携帯型の情報コード読取装置(10)と、
前記情報コード読取装置を載置可能な置台(100)と、
を備える情報コード読取システム(1)であって、
前記情報コード読取装置は、
前記置台に載置された載置状態で前記読取処理を行うための載置モードと携帯状態で前記読取処理を行うための携帯モードとで所定の機能が異なり、
読取口(14)が形成される筐体(11)と、
前記読取口を介して前記情報コードを撮像する撮像部(23)と、
前記撮像部によって撮像された情報コードについて前記読取処理を行う読取処理部(40)と、
前記撮像部によって撮像されていた特定パターン(142)が撮像されなくなる特定撮像状態と判定される場合に、前記載置モード及び前記携帯モードの一方から他方に切り替えるモード切替処理を行うモード切替部(40)と、
を備え、
前記特定パターンは、前記載置状態では前記撮像部により撮像されず、前記置台に対して前記情報コード読取装置を着脱するための移動中に前記撮像部により撮像される前記置台の一面(141)に配置されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、撮像部によって撮像されていた特定パターンが撮像されなくなる特定撮像状態と判定される場合に、載置モード及び携帯モードの一方から他方に切り替えるモード切替処理がモード切替部により行われる。上記特定パターンは、載置状態では撮像部により撮像されず、置台に対して情報コード読取装置を着脱するための移動中に撮像部により撮像される置台の一面に配置される。
【0010】
これにより、情報コード読取装置を置台に載置する際や情報コード読取装置を置台から取り外す際に、置台の一面に配置された特定パターンが撮像されることで、モードが切り替えられる。特に、特定パターンは、移動中に撮像されて、載置状態では撮像されないので、載置モード時に情報コードの読み取りに利用する撮像範囲が特定パターンによって狭くなることもない。したがって、情報コードの読み取りに利用する撮像範囲を狭くすることなく、情報コードの読み取りに用いる撮像画像を利用してモード切替の要否を判断可能な情報コード読取システムを実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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