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公開番号2025138458
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037564
出願日2024-03-11
発明の名称インパクト工具
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類B25B 21/02 20060101AFI20250917BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】インパクト工具をより小型化する。
【解決手段】インパクト工具1は、駆動力を発生させるモータ3と、遊星歯車482を保持し、モータ3によって回転するスピンドル41と、スピンドル41の回転軸の軸方向において遊星歯車482と逆側に配置されるアンビル44と、スピンドル41の回転軸を中心軸として回転可能であり、かつ、中心軸に沿って移動可能であり、アンビル44を回転軸周りに回転させる主ハンマ42aと、主ハンマ42aが収容される円筒部を有する副ハンマ42bと、副ハンマ42bとスピンドル41との間に配置され、回転軸に対してラジアル方向の荷重を受ける第1軸受493と、遊星歯車482及び内歯車483を収容するギアベース5と、副ハンマ42bとギアベース5との間に配置され、回転軸に対してラジアル方向の荷重を受ける第2軸受492と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動力を発生させるモータと、
遊星歯車を保持し、前記モータによって回転するスピンドルと、
前記スピンドルの回転軸の軸方向において前記遊星歯車と逆側に配置されるアンビルと、
前記スピンドルの前記回転軸を中心軸として回転可能であり、かつ、前記中心軸に沿って移動可能であり、前記アンビルを前記回転軸周りに回転させる主ハンマと、
前記主ハンマと一体となって回転し、前記主ハンマが収容され前記スピンドルが挿通する円筒部を有する副ハンマと、
前記副ハンマと前記スピンドルとの間に配置され、前記回転軸に対してラジアル方向の荷重を受ける第1軸受と、
前記遊星歯車及び前記遊星歯車と係合する内歯車を収容するギアベースと、
前記副ハンマと前記ギアベースとの間に配置され、前記回転軸に対してラジアル方向の荷重を受ける第2軸受と、を備える
インパクト工具。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記スピンドルと前記ギアベースとの間にシムを更に備える、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項3】
前記モータを収容するケースと、
前記副ハンマを収容するカバーと、を更に備え、
前記カバーの内周面は、前記ギアベースの外周面を覆い、
前記ケースの内周面は、前記カバーの外周面を覆っている、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項4】
前記第2軸受の内周面は、前記副ハンマの外周面に密着し、
前記第2軸受の外周面と前記ギアベースの内周面との間に隙間が形成されている、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項5】
前記ギアベースの材料は金属を含む、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項6】
前記アンビルは、
前記主ハンマにより回転するアンビル本体と、
前記アンビル本体により回転するアンビル軸と、を含む、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項7】
前記アンビルのトルクを計測するトルクセンサを更に備える、
請求項1に記載のインパクト工具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、インパクト工具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インパクト工具が開示されている。特許文献1のインパクト工具は、モータにより回転されるスピンドルに支持されるインナハンマ(主ハンマ)と、インナハンマの周囲に配置され、インナハンマと一緒に回転するアウタハンマ(副ハンマ)と、を備える。特許文献1のインパクト工具では、アウタハンマは軸受を介してハンマケースに支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-90351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のインパクト工具では、アウタハンマよりもモータ側で、スピンドルが軸受を介してベアリングホルダに軸受されている。そのため、インパクト工具が大型化する。
【0005】
本開示は、インパクト工具をより小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るインパクト工具は、モータと、スピンドルと、アンビルと、主ハンマと、副ハンマと、第1軸受と、ギアベースと、第2軸受と、を備える。前記モータは、駆動力を発生させる。前記スピンドルは、遊星歯車を保持し、前記モータによって回転する。前記アンビルは、前記スピンドルの回転軸の軸方向において前記遊星歯車と逆側に配置される。前記主ハンマは、前記スピンドルの前記回転軸を中心軸として回転可能であり、かつ、前記中心軸に沿って移動可能であり、前記アンビルを前記回転軸周りに回転させる。前記副ハンマは、前記主ハンマが収容され前記スピンドルが挿通される円筒部を有し、前記主ハンマと一体となって回転する。前記第1軸受は、前記副ハンマと前記スピンドルとの間に配置され、前記回転軸に対してラジアル方向の荷重を受ける。前記ギアベースは、前記遊星歯車及び前記遊星歯車と係合する内歯車とを収容する。前記第2軸受は、前記副ハンマと前記ギアベースとの間に配置され、前記回転軸に対してラジアル方向の荷重を受ける。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様に係るインパクト工具によれば、インパクト工具を小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のインパクト工具を示す斜視図である。
図2は、同上のインパクト工具を示す側面断面図である。
図3は、同上のインパクト工具の要部を示す部分分解図である。
図4は、同上のインパクト工具の伝達機構を示す部分分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示は、一般にインパクト工具に関する。より詳細には、主ハンマ、副ハンマ及びアンビルが収納されたハウジングを有するインパクト工具に関する。
【0010】
(実施形態)
以下、実施形態に係るインパクト工具について、図面を用いて説明する。ただし、下記の実施形態は、本開示の様々な実施形態の1つに過ぎない。下記の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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