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公開番号2025139023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024037725
出願日2024-03-12
発明の名称作業管理装置、作業管理システム、作業管理方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/08 20240101AFI20250918BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両の運転者が荷物について行う作業が規定の範囲内の作業であるか否かを映像に基づいて判定する。
【解決手段】作業情報指定手段は、車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定する。作業情報取得手段は、作業情報指定手段が指定した作業情報を取得する。映像データ取得手段は、特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を撮像することで生成された映像データを取得する。作業分析手段は、映像データに基づいて運転者が行った作業を識別する。判定手段は、作業分析手段で識別された作業が作業情報で規定された所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定する作業情報指定手段と、
前記作業情報指定手段が指定した前記作業情報を取得する作業情報取得手段と、
前記特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、
前記映像データに基づいて前記運転者が行った作業を識別する作業分析手段と、
前記作業分析手段で識別された前記作業が前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備える、
作業管理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記作業分析手段は、車両の運転者が行った作業を撮像した学習用の映像データと、前記学習用の映像データに紐付けられた作業の内容を示すラベル情報と、からなる学習用データを予め機械学習することで構築されたモデルに推定対象の前記映像データを入力することで、前記モデルから前記映像データに含まれる前記運転者が行った作業の識別結果を出力し、
前記判定手段は、前記識別結果と前記作業情報とに基づいて、前記判定結果を出力する、
請求項1に記載の作業管理装置。
【請求項3】
前記判定結果の適否を示す情報に基づいて、
前記作業分析手段は、前記モデルの再学習を行い、又は、
前記判定手段は、前記作業分析手段で識別された前記作業が、前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かの判定の基準を変更する、
請求項2に記載の作業管理装置。
【請求項4】
前記特定の荷物の前記荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う前記所定の作業を示す文書から前記作業情報が抽出される、
請求項1又は2に記載の作業管理装置。
【請求項5】
前記作業情報取得手段は、前記運転者が行うことが禁止された禁止作業を示す禁止作業情報を取得し、
前記判定手段は、前記作業分析手段で識別された前記作業が、前記禁止作業であるか否かを判定する、
請求項1又は2に記載の作業管理装置。
【請求項6】
前記作業情報取得手段は、前記運転者が行うことを許容する許容作業を示す許容作業情報を取得し、
前記判定手段は、前記作業情報で規定された前記所定の作業ではないと判定した作業のうちで、前記許容作業に該当するものを、前記作業情報で規定された前記所定の作業ではないと判定した前記作業から除外する、
請求項1又は2に記載の作業管理装置。
【請求項7】
前記許容作業情報は、前記許容作業を指定する許容作業指定情報に応じて指定される、
請求項6に記載の作業管理装置。
【請求項8】
車両に積み下ろしされる荷物について前記車両の運転者が行う作業を撮像する撮像手段と、
前記車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定する作業情報指定手段と、
前記作業情報指定手段が指定した前記作業情報を取得する作業情報取得手段と、
前記特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を前記撮像手段が撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、
前記映像データに基づいて前記運転者が行った作業を識別する作業分析手段と、
前記作業分析手段で識別された前記作業が前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備える、
作業管理システム。
【請求項9】
車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定し、
指定された前記作業情報を取得し、
前記特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を撮像することで生成された映像データを取得し、
前記映像データに基づいて前記運転者が行った作業を識別し、
識別された前記作業が前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力する、
作業管理方法。
【請求項10】
車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定する処理と、
指定された前記作業情報を取得する処理と、
前記特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を撮像することで生成された映像データを取得する処理と、
前記映像データに基づいて前記運転者が行った作業を識別する処理と、
識別された前記作業が前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力する処理と、をコンピュータに実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業管理装置、作業管理システム、作業管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、物流業界において、貨物を運送する車両の運転者の確保が困難な状況が見られる。そこで、運転者の負担を軽減するため、貨物の運送に付随する作業の軽減や効率化を図る施策が検討されている。そこで、運転者が効率的な作業を行っているか否かを分析するための手法が求められる。
【0003】
例えば、特許文献1には、作業員の作業を撮影して得られた情報に基づいて、作業員が指示内容とは異なる作業を実施した場合、当該作業を不適切作業として検出する映像処理装置が提案されている。これにより、映像処理装置は、不適切作業の映像を直ぐに報知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-149422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
運送車両の運転者、運送車両の運転の他にも、荷物の積み下ろしなどの作業を行う場合がある。しかし、運転者の本来の業務である運送車両の運転以外の作業が過多になると、運転者が本来行うべき作業の効率が低下してしまう。そのため、運転者は、事前に顧客との間で定めた作業内容の範囲内で作業を行い、それ以外の作業を行わないことが望ましい。
【0006】
一方で、取り決めの範囲外であるにもかかわらず、運送の出発地や到着地において、顧客が運転者に荷物の積み下ろしなどの取り決め外の作業の実施を求める場合が想定される。この場合、運転者は荷物の積み下ろしを行わざるを得ない状況に陥るおそれがある。
【0007】
取り決めの範囲外の作業を行うことによる運転者の作業効率の低下を避けるため、運送を請け負った雇用主たる運送会社などが、運転者の作業実態に応じて、顧客と作業内容について協議することが望ましい。しかし、運送会社などが荷物の積み下ろしの現場における運転者の作業実態を知ることは、現状では困難である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施の形態にかかる作業管理装置は、車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定する作業情報指定手段と、前記作業情報指定手段が指定した前記作業情報を取得する作業情報取得手段と、前記特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、前記映像データに基づいて前記運転者が行った作業を識別する作業分析手段と、前記作業分析手段で識別された前記作業が前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備えるものである。
【0009】
一実施の形態にかかる作業管理システムは、車両に積み下ろしされる荷物について前記車両の運転者が行う作業を撮像する撮像手段と、前記車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定する作業情報指定手段と、前記作業情報指定手段が指定した前記作業情報を取得する作業情報取得手段と、前記特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を前記撮像手段が撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、前記映像データに基づいて前記運転者が行った作業を識別する作業分析手段と、前記作業分析手段で識別された前記作業が前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備えるものである。
【0010】
一実施の形態にかかる作業管理方法は、車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷主との間で定められた、前記特定の荷物に対して行う所定の作業を示す作業情報を指定し、指定された前記作業情報を取得し、前記特定の荷物に対して前記車両の運転者が行う作業を撮像することで生成された映像データを取得し、前記映像データに基づいて前記運転者が行った作業を識別し、識別された前記作業が前記作業情報で規定された前記所定の作業であるか否かを判定し、判定結果を出力するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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