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公開番号
2025139364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038261
出願日
2024-03-12
発明の名称
プロンプト生成システム
出願人
株式会社日立ソリューションズ西日本
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06F
21/60 20130101AFI20250918BHJP(計算;計数)
要約
【課題】テキスト生成モデルに対するプロンプトを生成する。
【解決手段】回答文を生成するテキスト生成モデルに対するプロンプトを生成するシステムであって、1以上の演算装置と1以上の記憶装置とを含み、1以上の演算装置は、ユーザから問い合わせ文を取得し、問い合わせ文に基づいてテキスト生成モデルに対するプロンプトを生成し、生成したプロンプトをオープンネットワークを介してテキスト生成モデルに送信し、プロンプトの生成において指定された秘匿情報を除外するフィルタリング処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回答文を生成するテキスト生成モデルに対するプロンプトを生成するシステムであって、
1以上の演算装置と、
1以上の記憶装置と、を含み、
前記1以上の演算装置は、
ユーザから問い合わせ文を取得し、
前記問い合わせ文に基づいて、第1テキスト生成モデルに対するプロンプトを生成し、
生成した前記プロンプトを、オープンネットワークを介して前記第1テキスト生成モデルに送信し、
前記プロンプトの生成において、指定された秘匿情報を除外するフィルタリング処理を実行する、システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシステムであって、
前記1以上の記憶装置は、前記フィルタリング処理において除外された秘匿情報を保持し、
前記1以上の演算装置は、
前記第1テキスト生成モデルから、前記プロンプトに対する回答文を受信し、
前記回答文において前記秘匿情報を補完して補完回答文を生成し、
前記補完回答文を前記ユーザに返す、システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のシステムであって、
前記1以上の記憶装置は、1又は複数の外部デバイスから収集した情報を含むデータベースを格納し、
前記1以上の演算装置は、
前記問い合わせ文から補完要素を抽出し、
前記補完要素に対して予め指定されている補完情報を前記データベースから取得し、
前記問い合わせ文及び前記補完情報に基づいて前記プロンプトを生成する、システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のシステムであって、
前記1以上の演算装置は、
前記問い合わせ文から補完要素を抽出し、
前記補完要素に対する補完情報を前記ユーザに問い合わせ、
前記ユーザから受信した前記補完情報及び前記問い合わせ文に基づいて前記プロンプトを生成する、システム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のシステムであって、
前記1以上の記憶装置は、入力プロンプトに対して回答文を返すように学習済みの第2テキスト生成モデルを格納し、
前記1以上の演算装置は、前記第2テキスト生成モデルを使用して前記プロンプトを生成する、システム。
【請求項6】
請求項5に記載のシステムであって、
前記1以上の演算装置は、
前記第1テキスト生成モデルから、前記プロンプトに対する回答文を受信し、
前記プロンプト及び前記回答文から、前記第2テキスト生成モデルの学習データを生成して、学習データデータベースに格納する、システム。
【請求項7】
回答文を生成するテキスト生成モデルに対するプロンプトを生成する方法であって、
システムが、ユーザから問い合わせ文を取得し、
前記システムが、前記問い合わせ文に基づいて、第1テキスト生成モデルに対するプロンプトを生成し、
前記システムが、生成した前記プロンプトを、オープンネットワークを介して前記第1テキスト生成モデルに送信し、
前記システムが、前記プロンプトの生成において、指定された秘匿情報を除外するフィルタリング処理を実行する、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、テキスト生成モデルに対するプロンプトの生成に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
生成系AI(Artificial Intelligence)の開発及び活用が活発になっている。生成系AIを利用した生成物は、過去のデータ蓄積内容からの検索成果により生成されているので、利用者のリアルタイムの環境状況に応じた生成を行うためには複雑なプロンプトを生成する必要がある。そのため、目的の成果を素早く入手することが困難である。
【0003】
このような生成系AIの性質のため、マニュアルなどを検索する際、生成系AIは、リアルタイムな環境状況、例えば、質問者の位置情報、気温及び天候などを活用することができない。
【0004】
一般的な検索エンジンは、利用者のアカウントや位置情報から、検索情報に付加的な情報を付与し、嗜好にあった検索を行う。しかし、生成系AIに使用される一般的なLLM(Large Language Model)には、こういった情報を組み込むことが困難である。
【0005】
例えば、現場故障が発生した際に、ユーザは、マニュアルを検索し、対応方法を準備する。しかし、一般的なLLMに対して環境情報を付与できないため、一般的なLLMは、入力された情報のみで提案の生成を行う。この結果、一般的なLLMは、タイムリな提案を行えない可能性がある。例えば、車のエアコン故障に対して、周辺気温によって対処すべき事項の優先度が異なる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第7416508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
例えば、企業内のドキュメント情報を収集したシステムとして、域内LLM(Local LLM)を構築することができる。通常、プライベートLLMはオープンLLMに対し、企業内の情報に特化した情報については強度が高い。しかし、言語モデルとしてのパラメータの不足から、適切な回答を得にくい傾向にある。プライベートLLMのパラメータは一般に75B程度であり、GPT-3.5の355Bと比較すると大幅に低く、さらに、GPT-4の1000分の1以下である。
【0008】
逆に、オープンLLMを活用する場合、ファインチューニングの際に企業内の情報が漏洩するリスクが存在する。また、オープンLLMは大量の情報から回答を生成するため、目的の情報を生成することが難しい面がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、回答文を生成するテキスト生成モデルに対するプロンプトを生成するシステムであって、1以上の演算装置と、1以上の記憶装置と、を含み、前記1以上の演算装置は、ユーザから問い合わせ文を取得し、前記問い合わせ文に基づいて、前記テキスト生成モデルに対するプロンプトを生成し、生成した前記プロンプトを、オープンネットワークを介して前記テキスト生成モデルに送信し、前記プロンプトの生成において、指定された秘匿情報を除外するフィルタリング処理を実行する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、回答を返す言語モデルに対する適切なプロンプトを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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