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公開番号
2025139484
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038445
出願日
2024-03-12
発明の名称
車両制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60L
3/00 20190101AFI20250918BHJP(車両一般)
要約
【課題】外部電源から充電ケーブルを介して車両のバッテリを充電する際に、ブレーキが正常に作動しない場合にも車両が顕著に移動してしまうことを抑制する。
【解決手段】車両制御装置10は、車両に接続された充電ケーブル40を介して外部充電装置42から供給された電力で車両の駆動バッテリ36を充電している状態で、駆動バッテリ36の充電が開始された際の車両の停車位置である初期停車位置から第1所定値以上移動した場合に、初期停車位置から車両の現在位置までの位置のうちの何れかの位置である目標位置に車両が位置するように、車両の駆動源であるMG32の出力トルクを制御する制御部22を含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に接続された充電ケーブルを介して外部電源から供給された電力で前記車両のバッテリを充電している状態で、前記充電が開始された際の前記車両の停車位置である初期停車位置から第1所定値以上移動した場合に、前記初期停車位置から前記車両の現在位置までの位置のうちの何れかの位置である目標位置に前記車両が位置するように、前記車両の駆動源であるモータの出力トルクを制御する制御部を含む車両制御装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記充電が開始された場合、または、前記車両が前記初期停車位置から前記第1所定値よりも小さい第2所定値以上移動した場合に、前記車両の電動パーキングブレーキおよびABS緊急加圧ブレーキの少なくとも一方を作動させる請求項1記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両が前記初期停車位置から前記第1所定値以上移動した場合に、前記車両と衝突する可能性のある物体が前記車両の周辺監視システムによって検出されていないときには、前記初期停車位置を前記車両の目標位置として前記モータの出力トルクを制御する第1制御を行い、前記車両と衝突する可能性のある物体が前記周辺監視システムによって検出されているときには、前記車両の現在位置を前記車両の目標位置として前記モータの出力トルクを制御する第2制御を行う請求項1記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記車両のステアリングが直進位置以外の場合に、前記モータの出力トルクを制御するのに先立ち、前記車両のステアリングを前記直進位置へ移動させる請求項1記載の車両制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、充電コネクタの接続時に外部充電可能なバッテリを搭載した車両に充電コネクタが接続されている場合に、車両のパーキングブレーキが作動した状態を強制的に保持する技術が記載されている。
【0003】
また、特許文献2には、充電ケーブルを介して外部電源により充電可能なバッテリを搭載した車両に充電ケーブルが接続されている間、車体移動距離が所定距離に達するか、車体移動時間が所定時間に達するとき、車体移動が生じないよう制動力を制御する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-175809号公報
特開2016-165216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1、2に記載の技術は、車両に充電ケーブルが接続されている場合にブレーキを作動させている。しかし、故障などによりブレーキが正常に作動しなかった場合には車両が大きく移動してしまい、充電ケーブルを引きずることで、充電ケーブルの損傷や周囲の物体との衝突などが生ずる虞がある。
【0006】
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、外部電源から充電ケーブルを介して車両のバッテリを充電する際に、ブレーキが正常に作動しない場合にも車両が顕著に移動してしまうことを抑制できる車両制御装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係る車両制御装置は、車両に接続された充電ケーブルを介して外部電源から供給された電力で前記車両のバッテリを充電している状態で、前記充電が開始された際の前記車両の停車位置である初期停車位置から第1所定値以上移動した場合に、前記初期停車位置から前記車両の現在位置までの位置のうちの何れかの位置である目標位置に前記車両が位置するように、前記車両の駆動源であるモータの出力トルクを制御する制御部を含んでいる。
【0008】
第1の態様では、車両に接続された充電ケーブルを介して外部電源から供給された電力で車両のバッテリを充電している状態で、充電が開始された際の車両の停車位置である初期停車位置から第1所定値以上移動した場合に、制御部が以下の制御を行う。すなわち、制御部は、初期停車位置から車両の現在位置までの位置のうちの何れかの位置である目標位置に車両が位置するように、車両の駆動源であるモータの出力トルクを制御する。これにより、外部電源から充電ケーブルを介して車両のバッテリを充電する際に、ブレーキが正常に作動しない場合にも、モータの出力トルクにより、車両が顕著に移動してしまうことを抑制することができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、前記制御部は、前記充電が開始された場合、または、前記車両が前記初期停車位置から前記第1所定値よりも小さい第2所定値以上移動した場合に、前記車両の電動パーキングブレーキおよびABS緊急加圧ブレーキの少なくとも一方を作動させる。
【0010】
第2の態様では、充電が開始された場合、または、車両が初期停車位置から第2所定値以上移動した場合に、車両の電動パーキングブレーキおよびABS緊急加圧ブレーキの少なくとも一方を作動させる。これにより、ブレーキ(電動パーキングブレーキおよびABS緊急加圧ブレーキ)が正常に作動する場合に、車両が顕著に移動してしまうことを簡易な制御で抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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