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公開番号
2025132130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029492
出願日
2024-02-29
発明の名称
バッテリ搭載構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
ダイハツ工業株式会社
,
スズキ株式会社
,
いすゞ自動車株式会社
,
日野自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約
【課題】サイドアクセスタイプの搭載構造において、バッテリパックの着脱作業の容易性と衝突安全性を両立可能とする。
【解決手段】L字ブラケット71、フロントプレート72、リアプレート79によって、バッテリ収容空間85が形成される。バッテリ収容空間85は、車幅方向外側が外部に露出する。補強部品であるストッパ74は、ヒンジ機構74Cを介して、フロントプレート72の上面及びリアプレート79の上面に接続される。ストッパ74は、第一補強片74A及び第二補強片74Bを備える。第一補強片74Aは、ヒンジ機構74Cを介して車幅方向内側端部がフロントプレート72の上面及びリアプレート79の上面に接続される。第二補強片74Bは、第一補強片74Aの車幅方向外側端部に接続される。さらに第二補強片74Bは、バッテリ収容空間85の車幅方向外側の開口86を少なくとも一部塞ぐことが可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電気自動車に設けられ、バッテリパックを着脱可能に搭載可能な、バッテリ搭載構造であって、
前記電気自動車のフレームに支持され、上下方向に延設される縦片と、前記縦片の下端から車幅方向外側に延設される横片を備える、L字ブラケットと、
前記L字ブラケットの前方に配置され、前記フレームから車幅方向外側に延伸されるフロントプレートと、
前記L字ブラケットを挟んで前記フロントプレートと対向するリアプレートと、
を備え、
前記L字ブラケット、前記フロントプレート、前記リアプレートによって、前記バッテリパックが収容され車幅方向外側が外部に露出するバッテリ収容空間が形成され、
さらに、車両前後方向軸を回動軸とするヒンジ機構を介して、前記フロントプレートの上面及び前記リアプレートの上面に接続される、補強部品を備え、
前記補強部品は、
前記ヒンジ機構を介して車幅方向内側端部が前記フロントプレートの前記上面及び前記リアプレートの前記上面に接続される、第一補強片と、
前記第一補強片の車幅方向外側端部に接続され、前記バッテリ収容空間の車幅方向外側の開口を少なくとも一部塞ぐことの可能な、第二補強片と、
を備える、
バッテリ搭載構造。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の、バッテリ搭載構造であって、
前記第二補強片は、前記開口の上側領域を塞ぎ、
前記開口の下側領域は外部に露出される、
バッテリ搭載構造。
【請求項3】
請求項2に記載の、バッテリ搭載構造であって、
前記L字ブラケットの前記縦片には、前記バッテリパックの車幅方向内側面に設けられたバッテリ側係合部品と係合可能な、ケース側係合部品が設けられる、
バッテリ搭載構造。
【請求項4】
請求項3に記載の、バッテリ搭載構造であって、
前記バッテリ収容空間の、前記車幅方向内側面には、バッテリ側接点と接続可能なケース側接点が設けられ、
前記ケース側接点は、直動モータに接続され、
前記直動モータは、前記ケース側接点を、前記L字ブラケットの前記縦片よりも車幅方向内側の待機位置と、前記L字ブラケットの前記縦片よりも車幅方向外側の接続位置と、の間に移動させる、
バッテリ搭載構造。
【請求項5】
請求項2に記載の、バッテリ搭載構造であって、
前記第二補強片は、中空構造を有する、
バッテリ搭載構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、バッテリパックを着脱可能に搭載する、バッテリ搭載構造を開示する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2には、電気自動車が開示される。この電気自動車は、モータを駆動源とする。バッテリパックが、電気自動車に搭載される。このバッテリパックは、車両に着脱可能となっている。
【0003】
特許文献1では、電気自動車がリフトに載せられる。そして、車両の下方から、バッテリパックが着脱される。特許文献2では、電気自動車の側方から、バッテリパックが着脱される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-98644号公報
特開2012-151916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バッテリパックを車両側方から着脱する、サイドアクセスタイプの搭載構造では、例えばフォークリフトを用いてバッテリパックの交換が可能である。つまりバッテリパックの着脱に当たり、リフト等の専用設備を設ける必要が無い。
【0006】
しかしながら、サイドアクセスタイプの搭載構造では、電気自動車の側面衝突時に、衝突荷重を受けやすい位置に、バッテリパックが配置される。
【0007】
そこで本明細書では、サイドアクセスタイプの搭載構造において、バッテリパックの着脱作業の容易性と衝突安全性を両立可能な、バッテリ搭載構造が開示される。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書では、バッテリ搭載構造が開示される。このバッテリ搭載構造は、電気自動車に設けられる。またバッテリ搭載構造は、バッテリパックを着脱可能に搭載可能である。バッテリ搭載構造は、L字ブラケット、フロントプレート、及びリアプレートを備える。L字ブラケットは、電気自動車のフレームに支持される。またL字ブラケットは縦片及び横片を備える。縦片は上下方向に延設される。横片は、縦片の下端から車幅方向外側に延設される。フロントプレートは、L字ブラケットの前方に配置される。またフロントプレートは、フレームから車幅方向外側に延伸される。リアプレートは、L字ブラケットを挟んでフロントプレートと対向する。L字ブラケット、フロントプレート、リアプレートによって、バッテリ収容空間が形成される。バッテリ収容空間に、バッテリパックが収容される。バッテリ収容空間は、車幅方向外側が外部に露出する。さらにバッテリ搭載構造は、補強部品を備える。補強部品は、ヒンジ機構を介して、フロントプレートの上面及びリアプレートの上面に接続される。ヒンジ機構は、車両前後方向軸を回動軸とする。補強部品は、第一補強片及び第二補強片を備える。第一補強片の車幅方向内側端部は、ヒンジ機構を介してフロントプレートの上面及びリアプレートの上面に接続される。第二補強片は、第一補強片の車幅方向外側端部に接続される。さらに第二補強片は、バッテリ収容空間の車幅方向外側の開口を少なくとも一部塞ぐことが可能である。
【0009】
上記構成によれば、バッテリパックの車幅方向外側が第二補強片に保護される。また、補強部品(ストッパ)を、ヒンジ機構を介した開閉式とすることで、バッテリパックの着脱作業を容易に行うことが出来る。
【0010】
また上記構成において、第二補強片は、開口の上側領域を塞いでもよい。この場合、開口の下側領域は外部に露出される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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