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公開番号2025132362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029868
出願日2024-02-29
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社,ダイハツ工業株式会社,スズキ株式会社,いすゞ自動車株式会社,日野自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約【課題】交換式の電池を搭載しつつ、既存の車両の車体構造からの設計変更を少なく抑えた電動車両を提供する。
【解決手段】電動車両10は、リアサイドドア12により開閉されるリアサイドドア開口14と、前記リアサイドドア開口14の下端より上側、かつ、フロアパネル16より上側に配された電池装填部40と、前記電池装填部40に車両側方から抜き差しされる1以上の交換式の電池44と、を備え、前記電池装填部40は、前記リアサイドドア開口14の前後方向幅内に収まっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
リアサイドドアにより開閉されるリアサイドドア開口と、
前記リアサイドドア開口の下端より上側、かつ、フロアパネルより上側に配された電池装填部と、
前記電池装填部に車両側方から抜き差しされる1以上の交換式の電池と、
を備え、前記電池装填部は、前記リアサイドドア開口の前後方向幅内に収まっている、
ことを特徴とする電動車両。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電動車両であって、
さらに、デッキボードを備え、
前記フロアパネルは、前席より後方位置において車幅方向に延びる溝状の陥没部を有しており、
前記デッキボードは、前記陥没部を覆い隠すように前記フロアパネルの上側に配され、前席の後側から車両後端まで広がるフラットな床面を構成し、
前記電池装填部は、前記デッキボードと前記陥没部とで囲まれるスペース内に配置される、
ことを特徴とする電動車両。
【請求項3】
請求項2に記載の電動車両であって、
前記リアサイドドアは、スライドドアであり、
前記フロアパネルは、車体に溶着されており、
前記デッキボードは、前記電動車両の部品を破壊することなく、前記電動車両から取り外し可能である、
ことを特徴とする電動車両。
【請求項4】
請求項1に記載の電動車両であって、
前記電池装填部は、前記1以上の交換式電池を収容する箱状の電池ケースを含み、
前記電池ケースは、
前記電池ケースの車幅方向端部に設けられた装填口と、
前記装填口を覆い、前記装填口近傍の軸を中心に揺動する下開き式のケースリッドと、
を含み、
前記装填口から前記フロアパネルの車幅方向端部までの距離は、前記装填口の上下方向寸法とほぼ同じ、または、前記装填口の上下方向寸法より大きい、
ことを特徴とする電動車両。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の電動車両であって、
さらに、車幅方向に間隔を開けて配置された一対のサイドメンバを備え、
前記電池装填部は、前記一対のサイドメンバの間の幅内に収まっており、
前記電池装填部の車幅方向中心は、前記電動車両の車幅方向中心とほぼ一致している、
ことを特徴とする電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、交換式の電池を搭載した電動車両を開示する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両に、動力源であるモータと、当該モータに電力を供給する電池と、を備えた電動車両が広く知られている。電動車両に搭載される電池は、充放電可能な二次電池であり、必要に応じて外部電源により充電される。
【0003】
ここで、電池の充電中も、電動車両を有効に活用するために、電池を、電動車両に着脱可能な交換式にすることが提案されている。交換式の電池を採用した場合、電動車両に搭載された電池の充電率が低下すれば、当該電池を電動車両から取り外し、予め充電済みの別の電池に交換する。そして、電動車両から取り外された電池は、電動車両の外部において、充電される。そして、この取り外された電池の充電中も、電動車両は、走行可能となるため、電動車両を、より有効に活用できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-151916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、交換式の電池は、着脱しやすい場所に配置すべきである。特許文献1には、交換式の電池が、車両のフロアパネルの下側に配置された技術が開示されている。かかる技術によれば、ユーザは、交換式の電池を、車両の側方から容易に抜き差しできる。
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術の場合、交換式電池の搭載スペースを確保するために、フロアパネルの配置高さを既存の車両に比べて大幅に高くする必要がある。そのため、特許文献1の技術の場合、既存の車両の車体構造を流用できない。
【0007】
そこで、本明細書では、交換式の電池を搭載しつつ、既存の車両の車体構造からの設計変更を少なく抑えた電動車両を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書で開示する電動車両は、リアサイドドアにより開閉されるリアサイドドア開口と、前記リアサイドドア開口の下端より上側、かつ、フロアパネルより上側に配された電池装填部と、前記電池装填部に車両側方から抜き差しされる1以上の交換式の電池と、を備え、前記電池装填部は、前記リアサイドドア開口の前後方向幅内に収まっている、ことを特徴とする。
【0009】
かかる構成とすることで、ユーザは、リアサイドドア開口から電池装填部に容易にアクセスでき、電池を容易に交換できる。また、電池をフロアパネルの上側に配置しているため、フロアパネルの配置高さを既存車両から大きく変更する必要がなく、既存車両の車体構造からの設計変更を少なく抑えることができる。
【0010】
この場合、電動車両は、さらに、デッキボードを備え、前記フロアパネルは、前席より後方位置において車幅方向に延びる溝状の陥没部を有しており、前記デッキボードは、前記陥没部を覆い隠すように前記フロアパネルの上側に配され、前席の後側から車両後端まで広がるフラットな床面を構成し、前記電池装填部は、前記デッキボードと前記陥没部とで囲まれるスペース内に配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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