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公開番号2025142263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-30
出願番号2025124598,2021039927
出願日2025-07-25,2021-03-12
発明の名称検知装置およびプログラム
出願人グローリー株式会社
代理人個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250919BHJP(計算;計数)
要約【課題】人物に関する行動関連事象をより正確に検知することが可能な技術を提供する。
【解決手段】検知装置は、所定の境界と対象人物の複数の特定部位Biとの位置関係に基づき、対象人物の行動関連事象(たとえば、「通常臥位(正常臥位)」、「ベッド上での(上半身)起き上がり」、「境界位」等)を検知する。たとえば、検知装置は、境界面210と人物の複数の特定部位Biとの位置関係を示す情報を入力とし且つ人物に関する行動関連事象を出力とする複数の教師データを用いて機械学習された学習モデルを利用して、境界面210に対する対象人物の複数の特定部位Biの位置関係を示す情報に基づき、対象人物に関する行動関連事象を検知する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象人物の行動関連事象を検知する制御部、
を備え、
前記制御部は、所定の境界と前記対象人物の複数の特定部位との位置関係に基づき、前記対象人物の前記行動関連事象を検知することを特徴とする検知装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記所定の境界と人物の前記複数の特定部位との位置関係を示す情報を入力とし且つ前記人物に関する前記行動関連事象を出力とする複数の教師データを用いて機械学習された学習モデルを利用して、前記所定の境界に対する前記対象人物の前記複数の特定部位の位置関係を示す情報に基づき、前記対象人物に関する前記行動関連事象を検知することを特徴とする、請求項1に記載の検知装置。
【請求項3】
前記所定の境界は、ベッドの境界であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の検知装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記対象人物がベッド端部に腰かけた状態である端座位状態と前記対象人物の上半身がベッド上にて起き上がった状態である上半身起き上がり状態とを区別して前記行動関連事象を検知することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の検知装置。
【請求項5】
前記制御部は、撮影画像と前記撮影画像内の各画素の深度情報とに基づき、前記撮影画像内の人物候補領域内における前記対象人物の存否を判定することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の検知装置。
【請求項6】
前記制御部は、対象空間を撮影した調整用画像を用いて設定されるベッド領域の長辺のうち、前記調整用画像内の中央に最も近い長辺を前記所定の境界として自動設定することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の検知装置。
【請求項7】
前記制御部は、ベッド領域と前記対象人物の前記複数の特定部位との位置関係にも基づき、前記対象人物の前記行動関連事象を検知することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の検知装置。
【請求項8】
前記制御部は、対象空間を撮影した調整用画像内における所定ポイントを基準に前記ベッド領域を設定することを特徴とする、請求項6または請求項7に記載の検知装置。
【請求項9】
前記所定ポイントは、ユーザによる前記調整用画像内での位置指定操作に応じて指定されることを特徴とする、請求項8に記載の検知装置。
【請求項10】
a)所定の境界と対象人物の複数の特定部位との位置関係を取得するステップと、
b)前記位置関係に基づき、前記対象人物に関する行動関連事象を検知するステップと、
を備えることを特徴とする検知方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人物に関する行動関連事象を検知する検知装置およびそれに関連する技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
対象人物(見守り対象者等)に関する行動関連事象(「臥位」、「立位」、「起き上がり」、「境界位」等)を検知する技術が存在する。
【0003】
たとえば、特許文献1には、病院あるいは介護施設等において、人物(入院患者等)の行動を監視し、監視結果に基づいて当該人物の行動を予測する技術が記載されている。当該技術においては、監視対象者の存在するエリアと監視対象者のステータス(「臥位」、「立位」、「起き上がり」、「境界位」等)が検知されるとともに、当該エリアおよびステータスの変化等に基づいて監視対象者のイベントが判断される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/030880号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、人物に関する行動関連事象(たとえば、監視対象者のステータス)を正確に検知できないことがある。
【0006】
たとえば、人物がベッドに寝ている場合において、人物がベッドの中央付近で正常に寝ている状態(正常臥位)と、人物がベッドの端部付近で寝ている状態(境界位)とが、正確に区別できないことがある。境界位は、ベッドからの転落の可能性が高い危険な状態であり、このような状態を正確に検知することが望まれる。
【0007】
そこで、この発明は、人物に関する行動関連事象をより正確に検知することが可能な技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、本発明に係る検知装置は、対象人物の行動関連事象を検知する制御部、を備え、前記制御部は、所定の境界と前記対象人物の複数の特定部位との位置関係に基づき、前記対象人物の前記行動関連事象を検知することを特徴とする。
【0009】
前記制御部は、前記所定の境界と人物の前記複数の特定部位との位置関係を示す情報を入力とし且つ前記人物に関する前記行動関連事象を出力とする複数の教師データを用いて機械学習された学習モデルを利用して、前記所定の境界に対する前記対象人物の前記複数の特定部位の位置関係を示す情報に基づき、前記対象人物に関する前記行動関連事象を検知してもよい。
【0010】
前記所定の境界は、ベッドの境界であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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