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公開番号
2025146121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046733
出願日
2024-03-22
発明の名称
車載映像装置
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B60R
11/02 20060101AFI20250926BHJP(車両一般)
要約
【課題】一つのプロジェクタからヘッドレスト及びシートバックの両方に映像を投影することで、別途ディスプレイを備える必要をなくし、プロジェクタを有効活用可能にする技術を提供できる。
【解決手段】車載映像装置が、映像を出力するための制御を行う表示制御部と、車両の天井に設置され、ヘッドレストの背面及びシートバックの背面に前記映像を投影するプロジェクタと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
映像を出力するための制御を行う表示制御部と、
車両の天井に設置され、ヘッドレストの背面及びシートバックの背面に前記映像を投影するプロジェクタと、
を備えた車載映像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記プロジェクタが、
前記車両において左右に並ぶシートのうち、左側のシートにおける前記ヘッドレストの背面及びシートバックの背面に前記映像を投影する左用投映部と、
右側のシートにおける前記ヘッドレストの背面及びシートバックの背面に前記映像を投影する右用投映部と、
を備える請求項1に記載の車載映像装置。
【請求項3】
前記プロジェクタが、前記ヘッドレストの背面に映像コンテンツを投影し、前記シートバックの背面に前記映像コンテンツを操作するためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を投映する請求項1に記載の車載映像装置。
【請求項4】
乗員の動きを撮影するカメラを更に備え、
前記表示制御部が、前記カメラによって撮影した前記乗員の動きに基づいて、前記GUIに対する操作を検知する請求項3に記載の車載映像装置。
【請求項5】
前記プロジェクタが、前記車両の天井に前記映像を投影する天井用投影部を更に備える請求項1~4の何れか1項に記載の車載映像装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記映像が投影されるシート又は前記映像を鑑賞する乗員が座るシートのリクライニング角度を検出し、当該角度が所定以上になった場合、前記ヘッドレストの背面に投映していた前記映像を天井に投映させる請求項5に記載の車載映像装置。
【請求項7】
前記乗員が座るシートのアームレスト又はセンターコンソールに、映像コンテンツを操作するための操作パネルが設けられ、
前記表示制御部が、当該操作パネルの角度を前記乗員が座るシートのリクライニング角度に応じて可変させる請求項6に記載の車載映像装置。
【請求項8】
前記乗員が座るシートのアームレスト又はセンターコンソールに、映像コンテンツを操作するためのリモートコントローラ又は携帯端末が載置可能な載置台を備え、当該載置台の角度を前記乗員が座るシートのリクライニング角度に応じて可変する請求項6に記載の車載映像装置。
【請求項9】
前記シートバックに配置され映像コンテンツを操作するためのハードスイッチを更に備え、
前記プロジェクタが、前記ハードスイッチに操作内容を示す映像を投映する請求項3に記載の車載映像装置。
【請求項10】
車室内の任意の位置に取付け可能なハードスイッチと、前記ハードスイッチを撮影するカメラを備え、
前記表示制御部が、前記カメラの撮影画像に基づいて前記ハードスイッチの取付位置を求め、前記ハードスイッチの取付位置に操作内容を示す映像を投映する請求項1に記載の車載映像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載映像装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のルーフに設けられたプロジェクタからシートバックに映像を投影し、車両の乗員が前席のシートバックに投映された映像コンテンツを視聴出来るようにすることが記載されている。また、特許文献1には、ヘッドレストの背面に車内モニタを取り付け、ここに種々の情報を表示させることや、操作ボタン又は画面のタッチ入力により乗員の操作を受け付け可能性であることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-186661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、乗員が映像を鑑賞するためのプロジェクタとは別に、操作用の表示を行う車内モニタを設けており、必ずしもプロジェクタを有効に活用できていないという問題があった。
【0005】
本開示は、一つのプロジェクタからヘッドレスト及びシートバックの両方に映像を投影することで、別途ディスプレイを備える必要をなくし、プロジェクタの有効活用を可能にする技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本開示の車載映像装置は、
映像を出力するための制御を行う表示制御部と、
車両の天井に設置され、ヘッドレストの背面及びシートバックの背面に前記映像を投影するプロジェクタと、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、一つのプロジェクタからヘッドレスト及びシートバックの両方に映像を投影することで、別途ディスプレイを備える必要をなくし、プロジェクタの有効活用を可能にする技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る映像表示システムの構成を示す縦断面図である。
図2は、第一実施形態に係る映像表示システムの構成を示す平面図である。
図3は、車載映像装置の正面図である。
図4は、車載映像装置の背面図である。
図5は、車載映像装置の下面図である。
図6は、スピーカユニットの構成を示す概略構成図である。
図7は、車載映像装置の構成を示す図である。
図8は、照明部の構成を示す模式断面図である。
図9は、車載映像装置による映像の表示例を示す図である。
図10は、フロントシート又はリアシートのリクライニング角度に応じて映像コンテンツの投影先を切り替えるフローを示す図である。
図11は、リクライニング角度を大きくしたリアシートに座る乗員が、車載映像装置によって天井面に投影された映像コンテンツを鑑賞する状態を示す図である。
図12は、駆動機構の構成を示す図である。
図13は、リアシートのリクライニング角度に応じて載置台を駆動するフローを示す図である。
図14は、スイッチユニットをシートバックの背面に取り付け、映像を投影する例を示す図である。
図15は、忘れものを照明した例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照して本開示の実施形態に係る表示装置及び表示装置の展開方法が説明される。なお、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲内で、適宜、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。
【0010】
<第一実施形態>
図1は、第一実施形態に係る車載映像システム100の構成を示す縦断面図、図2は、第一実施形態に係る車載映像システム100の構成を示す平面図、図3は、車載映像装置の正面図、図4は、車載映像装置10の背面図、図5は、車載映像装置10の下面図である。本実施形態では、垂直方向(Y軸方向)のうち、車室において天井に向かう方向が上方向、車室において床面に向かう方向が下方向である。車両の前進する方向が前方向(前側)、後進する方向が後方向(後側)であり、これら前後方向がZ軸方向である。また、車両の幅方向(X軸方向)が、左右方向である。これらの方向は、一例であり、これに限定されるものではない。これら方向の定義は、特段の言及がない限り、以降の図についても同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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