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公開番号2025144411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-02
出願番号2024044168
出願日2024-03-19
発明の名称運転評価システム、情報処理装置および運転評価プログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250925BHJP(信号)
要約【課題】運転者による車両の運転を精度良く評価することができる運転評価システム、情報処理装置および運転評価プログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の一態様に係る運転評価システムは、車載装置および情報処理装置を含むとともに、運転者による車両の運転を評価するシステムである。車載装置は、運転者の感情を検出し、検出した運転者の感情が車両の運転に影響する感情であると判定した場合、車両の速度を検出し、検出した車両の速度を示す速度情報を情報処理装置へ送信する。情報処理装置は、車載装置から送信された速度情報に応じて、車両の速度が法定速度以下の値である状態が一定時間継続した場合に、運転者による車両の運転を加点評価する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車載装置および情報処理装置を含むとともに、運転者による車両の運転を評価する運転評価システムであって、
前記車載装置は、
前記運転者の感情を検出し、
検出した前記運転者の感情が前記車両の運転に影響する感情であると判定した場合、前記車両の速度を検出し、
検出した前記車両の速度を示す速度情報を前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、
前記車載装置から送信された前記速度情報に応じて、前記車両の速度が法定速度以下の値である状態が一定時間継続した場合に、前記運転者による前記車両の運転を加点評価する、
運転評価システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記車両が走行する走行路の傾斜状態を示す傾斜情報に応じて、前記車両の運転を評価する、
請求項1に記載の運転評価システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、
前記速度情報および前記傾斜情報に応じて、前記車両の速度が前記法定速度以下の値である状態が一定時間継続し、かつ、前記走行路が下り傾斜である場合に、前記運転者による前記車両の運転を加点評価する、
請求項2に記載の運転評価システム。
【請求項4】
前記情報処理装置は、
前記車両が走行する走行路の種別を示す種別情報に応じて、前記車両の運転を評価する、
請求項1に記載の運転評価システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、
前記速度情報および前記種別情報に応じて、前記車両の速度が前記法定速度以下の値である状態が一定時間継続し、かつ、前記走行路の種別が高速道路である場合に、前記運転者による前記車両の運転を加点評価する、
請求項4に記載の運転評価システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、
前記車両が走行する走行路の傾斜状態を示す傾斜情報と前記走行路の種別を示す種別情報とに応じて、前記車両の運転を評価する、
請求項1に記載の運転評価システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記速度情報および前記傾斜情報に応じて、前記車両の速度が前記法定速度以下の値である状態が一定時間継続し、前記走行路が下り傾斜であり、かつ、前記走行路の種別が高速道路である場合に、前記運転者による前記車両の運転を加点評価する、
請求項6に記載の運転評価システム。
【請求項8】
車両を運転する運転者の感情が前記車両の運転に影響する感情である場合における、前記車両の速度を示す速度情報に応じて、前記車両の速度が法定速度以下の値である状態が一定時間継続した場合に、前記運転者による前記車両の運転を加点評価するコントローラ、
を備える情報処理装置。
【請求項9】
運転者による車両の運転を評価する運転評価プログラムであって、
前記運転者の感情を検出し、
検出した前記運転者の感情が前記車両の運転に影響する感情であると判定した場合、前記車両の速度を検出し、
検出した前記車両の速度を示す速度情報に応じて、前記車両の速度が法定速度以下の値である状態が一定時間継続した場合に、前記運転者による前記車両の運転を加点評価すること、
をコンピュータに実行させる運転評価プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転評価システム、情報処理装置および運転評価プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の速度と法定速度とを比較し、車両の速度が法定速度を超過している場合に、警告メッセージを報知する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-050967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術を利用して運転者による車両の運転を評価する場合、運転の評価の精度が低下するおそれがあった。すなわち、運転者の感情は、車両の運転に影響することがあり、例えば車両の速度が法定速度を超過しやすい状態になることがある。従来技術にあっては、運転者の感情にかかわらず運転の評価がなされるため、運転者の状態に即した運転の評価を行うことができず、結果として運転の評価の精度が低下するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、運転者による車両の運転を精度良く評価することができる運転評価システム、情報処理装置および運転評価プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、車載装置および情報処理装置を含むとともに、運転者による車両の運転を評価する運転評価システムである。前記車載装置は、前記運転者の感情を検出し、検出した前記運転者の感情が前記車両の運転に影響する感情であると判定した場合、前記車両の速度を検出し、検出した前記車両の速度を示す速度情報を前記情報処理装置へ送信する。前記情報処理装置は、前記車載装置から送信された前記速度情報に応じて、前記車両の速度が法定速度以下の値である状態が一定時間継続した場合に、前記運転者による前記車両の運転を加点評価する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、運転者の感情が車両の運転に影響する感情であると判定した場合、車両の速度を検出し、車両の速度が法定速度以下の値である状態が一定時間継続した場合に、運転者による車両の運転を加点評価するようにした。このように、運転者の感情が車両の運転に影響する感情である場合であっても、運転者はその感情に任せることなく、車両が速度超過しなかったことを加点評価するようにした。これにより、運転者の状態に即した運転の評価を行うことができ、よって車両の運転を精度良く評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る運転評価システムが行う運転評価方法の概要を説明するための図である。
図2は、第1実施形態に係る運転評価システムの構成例を示すブロック図である。
図3は、車載装置の構成例を示すブロック図である。
図4は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図5は、第1実施形態に係る車載装置の車載コントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、第1実施形態に係る情報処理装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、評価結果の通知が行われた出力部を示す図である。
図8は、第2実施形態に係る運転評価システムの車載装置の構成例を示すブロック図である。
図9は、第2実施形態に係る車載装置の車載コントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、第2実施形態に係る情報処理装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、第3実施形態に係る車載装置の車載コントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、第3実施形態に係る情報処理装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、第4実施形態に係る車載装置の車載コントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、第4実施形態に係る情報処理装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する運転評価システム、情報処理装置および運転評価プログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
(第1実施形態)
以下では先ず、第1実施形態に係る運転評価システムが行う運転評価方法の概要について図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る運転評価システムが行う運転評価方法の概要を説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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