TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025147359
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047574
出願日2024-03-25
発明の名称イヤーデバイス、携帯端末、イヤーデバイス制御システム、イヤーデバイス制御方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類H04R 3/00 20060101AFI20250930BHJP(電気通信技術)
要約【課題】音の伝わり方に応じて聞こえ具合を調整する。
【解決手段】イヤーデバイス100は、音取得部130が取得した周囲の音に音響処理を行って音出力部140から出力させる場合に、湿度取得部150で取得した湿度データに基づいて音響処理を行う制御部110を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
音取得部が取得した周囲の音に音響処理を行って音出力部から出力させる場合に、湿度取得部で取得した湿度データに基づいて前記音響処理を行う制御部を備えるイヤーデバイス。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記音響処理として、
前記湿度取得部が取得した湿度データが基準値以上の場合に、前記音のうち高音の領域に対して増幅レベルを増大させる、
請求項1に記載のイヤーデバイス。
【請求項3】
前記制御部は、
前記湿度取得部が取得した湿度データが基準値以上の場合に、前記音に周波数変換処理を行う、
請求項1に記載のイヤーデバイス。
【請求項4】
前記制御部は、
気圧取得部が取得した気圧が予め設定された条件を満たしたら、前記音出力部から定期的に所定の音を発生させる音圧発生処理を行う、
請求項1に記載のイヤーデバイス。
【請求項5】
発熱体をさらに備え、
前記制御部は、
前記気圧取得部が取得した気圧が予め設定された条件を満たしたら、前記音圧発生処理に代えて、又は、前記音圧発生処理とともに、前記発熱体を発熱させる発熱処理を行う、
請求項4に記載のイヤーデバイス。
【請求項6】
通信部と、
音取得部が取得した周囲の音に音響処理を行って音出力部から出力させる場合に、湿度データに基づいて前記音響処理を行う制御部を備えるイヤーデバイスに、前記湿度データに対応するデータを前記通信部から送信させる制御部と、
を備える携帯端末。
【請求項7】
イヤーデバイスと携帯端末とを備え、
前記イヤーデバイスは、
音取得部が取得した周囲の音に音響処理を行って音出力部から出力させる場合に、湿度データに基づいて前記音響処理を行う制御部を備え、
前記携帯端末は、
通信部と、
前記イヤーデバイスに、前記湿度データに対応するデータを前記通信部から送信させる制御部と、
を備える、
イヤーデバイス制御システム。
【請求項8】
制御部が、
音取得部が取得した周囲の音に音響処理を行って音出力部から出力させる場合に、湿度取得部で取得した湿度データに基づいて前記音響処理を行う、
イヤーデバイス制御方法。
【請求項9】
制御部に、
音取得部が取得した周囲の音に音響処理を行って音出力部から出力させる場合に、湿度取得部で取得した湿度データに基づいて前記音響処理を行う、
処理を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、イヤーデバイス、携帯端末、イヤーデバイス制御システム、イヤーデバイス制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
補聴器を使用しているユーザにとっては、状況が変化しても、音の聞こえ具合はできるだけ変化しないようになっている(常に同じ聞こえ具合が得られる)のが好ましい。しかし、例えば天気が悪い日は湿度が高いため、空気中の水分によって高い音が吸収されやすく、音の聞こえ具合が変化してしまう。状況に応じて補聴器の音の聞こえ具合を調整するための技術に関して、例えば特許文献1には、状況に応じて補聴処理のアルゴリズムを切り替える補聴器等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5485256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている補聴器は、収音時に混入している風雑音を検出し、検出された風雑音の時間的変動に基づいて状況を判断して補聴処理のアルゴリズムを切り替えることにより、状況に応じて音の聞こえ具合を調整するようにしている。しかし、あくまでも検出された風雑音の時間的変動に基づく調整なので、天気が悪い等、湿度が変化する状況には対応できない。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、音の伝わり方に応じて聞こえ具合を調整することができるイヤーデバイス、携帯端末、イヤーデバイス制御システム、イヤーデバイス制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るイヤーデバイスの一態様は、
音取得部が取得した周囲の音に音響処理を行って音出力部から出力させる場合に、湿度取得部で取得した湿度データに基づいて前記音響処理を行う制御部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、音の伝わり方に応じて聞こえ具合を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係るイヤーデバイス制御システムの一例を示す図である。
湿度が低い場合は周波数に関わらず増幅することを説明するための図である。
湿度が高い場合は高い周波数の増幅レベルを増大させることを説明するための図である。
周波数圧縮処理を説明するための図である。
周波数移行処理を説明するための図である。
実施形態1に係るイヤーデバイスの機能構成の一例を示すブロック図である。
携帯端末の機能構成の一例を示す図である。
調整処理の手順の一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係るイヤーデバイス制御システムの一例を示す図である。
実施形態2に係るイヤーデバイスの機能構成の一例を示すブロック図である。
気圧処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
イヤーデバイス制御システム等について図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【0010】
実施形態1に係るイヤーデバイス制御システム1000は、図1に示すように、ユーザが耳に装着して用いる聴力補助器(補聴器、集音器等)である2つのイヤーデバイス100(右耳に装着するイヤーデバイス100Rと左耳に装着するイヤーデバイス100Lとを区別する必要がない場合には、イヤーデバイス100と言う)と携帯端末200とを備え、これらがBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格により通信接続して動作する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

WHISMR合同会社
収音装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
4日前
サクサ株式会社
中継装置
5日前
アイホン株式会社
電気機器
26日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
サクサ株式会社
無線通信装置
4日前
サクサ株式会社
無線システム
3日前
サクサ株式会社
無線通信装置
4日前
個人
ワイヤレスイヤホン対応耳掛け
24日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像システム
26日前
個人
発信機及び発信方法
3日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
6日前
株式会社松平商会
携帯機器カバー
1か月前
有限会社フィデリックス
マイクロフォン
10日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
14日前
株式会社JVCケンウッド
通信システム
10日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
1か月前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
25日前
パテントフレア株式会社
超高速電波通信
1か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
1か月前
株式会社国際電気
遠隔監視システム
1か月前
日本無線株式会社
無線通信システム
18日前
株式会社JVCケンウッド
スピーカ
1か月前
ダイハツ工業株式会社
人流取得装置
4日前
個人
回動アームを構築する関節モジュール
6日前
株式会社デンソー
車載システム
4日前
洋也株式会社
電子機器
6日前
トヨタ自動車株式会社
通信装置
1か月前
株式会社セガ
写真シール作成機
1か月前
株式会社デンソー
装置及び方法
1か月前
株式会社デンソー
車載システム
4日前
日本信号株式会社
可視光通信システム
14日前
日本放送協会
広視野角撮像装置
14日前
日本放送協会
広視野角撮像装置
14日前
株式会社村田製作所
高周波回路
4日前
続きを見る