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公開番号
2025147508
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047781
出願日
2024-03-25
発明の名称
ハニカムフィルタ
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
B01D
39/20 20060101AFI20250930BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】 触媒の担持量が少ない場合において粒子径の小さいPMの漏れを低減できるハニカムフィルタを提供する。
【解決手段】 排ガスの流路となる複数のセルを区画形成する多孔質のセル隔壁と、排ガス入口側の端面が開口され且つ排ガス出口側の端面が封じられている排ガス導入セルと、排ガス出口側の端面が開口され且つ排ガス入口側の端面が封じられている排ガス排出セルとを備えたハニカムフィルタであって、前記セル隔壁は炭化ケイ素の多孔質体からなり、前記セル隔壁の表面には、ハニカムフィルタ1Lあたり5~15gの触媒が担持されており、前記セル隔壁の表面に存在する気孔のうち最も大きな気孔の径である最大表面気孔径が、45μm以下である、ハニカムフィルタ。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
排ガスの流路となる複数のセルを区画形成する多孔質のセル隔壁と、排ガス入口側の端面が開口され且つ排ガス出口側の端面が封じられている排ガス導入セルと、排ガス出口側の端面が開口され且つ排ガス入口側の端面が封じられている排ガス排出セルとを備えたハニカムフィルタであって、
前記セル隔壁は炭化ケイ素の多孔質体からなり、
前記セル隔壁の表面には、ハニカムフィルタ1Lあたり5~15gの触媒が担持されており、
前記セル隔壁の表面に存在する気孔のうち最も大きな気孔の径である最大表面気孔径が、45μm以下である、ハニカムフィルタ。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記最大表面気孔径が20μm以上である、請求項1に記載のハニカムフィルタ。
【請求項3】
前記セル隔壁の気孔率が35~55%である、請求項1又は2に記載のハニカムフィルタ。
【請求項4】
前記セル隔壁の平均気孔径が5~20μmである、請求項1又は2に記載のハニカムフィルタ。
【請求項5】
前記セル隔壁の厚さが0.10~0.46mmである、請求項1又は2に記載のハニカムフィルタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハニカムフィルタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ディーゼルエンジン等の内燃機関から排出される排ガス中には、スス等のパティキュレート(以下、PMともいう)が含まれており、近年、このPMが環境又は人体に害を及ぼすことが問題となっている。また、排ガス中には、CO、HC又はNOx等の有害なガス成分も含まれていることから、この有害なガス成分が環境又は人体に及ぼす影響についても懸念されている。
【0003】
そこで、内燃機関と連結されることにより排ガス中のPMを捕集したり、排ガスに含まれるCO、HC又はNOx等の排ガス中の有害なガス成分を浄化したりする排ガス浄化装置として、コージェライトや炭化ケイ素等の多孔質セラミックからなるハニカム構造のフィルタ(ハニカムフィルタ)が種々提案されている。
【0004】
近年、排ガス規制強化により、ハニカムフィルタには高いPM捕集性能が求められている。排ガス規制の項目としてPN基準(粒子数(Particle Number)基準)も設けられ、排ガス中の粒子数の削減が必要となっている。PN基準の達成のためには、粒子径の小さい粒子漏れの低減が求められている。
【0005】
また、ハニカムフィルタにはガス成分の浄化やPMの燃焼促進のための触媒が担持される。触媒としては貴金属が使用されるが、コストの削減の観点及び貴重な資源である貴金属の使用量の削減の観点から触媒の担持量を低減することが求められている。
【0006】
特許文献1には、フィルタの壁の表面上の開放気孔の面積と開放気孔の平均数を規定し、初期のPM漏れを改善する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特表2009-517207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載の方法において、触媒の担持量を少なくするという要求を踏まえて触媒の担持量を少なくした場合、フィルタの壁の表層に大きな気孔があると、気孔部に触媒を担持させることができない領域が生じ、PM漏れが発生するという課題が生じた。
【0009】
本発明者らがPM漏れの原因について検討したところ、触媒担持量が少ない場合、セル隔壁の表面に大気孔があると当該大気孔のところに触媒が充分に担持されずに触媒コートの隙間が生じることがあり、触媒コートの隙間からの小さなPMの漏れが生じ得ることが推測された。
【0010】
本発明は、上記のような問題を鑑みてなされたものであり、触媒の担持量が少ない場合において粒子径の小さいPMの漏れを低減できるハニカムフィルタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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