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公開番号
2025150431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051294
出願日
2024-03-27
発明の名称
電力制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20251002BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】充電行為などにおいて長時間に亘って導通状態を維持しなければならない場合に消費電力を低減することができる、電力制御装置を提供する。
【解決手段】第1装置と第2装置との間の電力授受を制御する電力制御装置であって、第1装置と第2装置とを接続する経路に設けられる複数のリレーと、複数のリレーの導通および遮断の状態を制御する制御部と、を備え、複数のリレーには、非駆動時に導通状態となるノーマリオン型リレーおよび非駆動時に遮断状態となるノーマリオフ型リレーの両方が用いられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1装置と第2装置との間の電力授受を制御する電力制御装置であって、
前記第1装置と前記第2装置とを接続する経路に設けられる複数のリレーと、
前記複数のリレーの導通および遮断の状態を制御する制御部と、を備え、
前記複数のリレーには、非駆動時に導通状態となるノーマリオン型リレーおよび非駆動時に遮断状態となるノーマリオフ型リレーの両方が用いられる、
電力制御装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
車両に搭載され、
前記第1装置が高圧バッテリであり、
前記第2装置が補機バッテリであり、
前記複数のリレーは、前記高圧バッテリの電力を前記補機バッテリに充電するための電力線上に設けられる、
請求項1に記載の電力制御装置。
【請求項3】
車両に搭載され、
前記第1装置がソーラーパネルであり、
前記第2装置が補機バッテリであり、
前記複数のリレーは、前記ソーラーパネルの発電電力を前記補機バッテリに充電するための電力線上に設けられる、
請求項1に記載の電力制御装置。
【請求項4】
車両に搭載され、
前記第1装置が外部充電器であり、
前記第2装置が高圧バッテリであり、
前記複数のリレーは、前記外部充電器の電力を前記高圧バッテリに充電するための電力線上に設けられる、
請求項1に記載の電力制御装置。
【請求項5】
車両に搭載され、
前記第1装置が補機バッテリであり、
前記第2装置が電気機器であり、
前記複数のリレーは、前記補機バッテリの電力を前記電気機器に給電するための電力線上に設けられる、
請求項1に記載の電力制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1装置から前記第2装置へ充電または給電する期間に、前記ノーマリオフ型リレーを駆動する、
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電力制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリの電力を制御する電力制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ソーラーパネルが発電可能な状態である場合に、ソーラーパネルから補機バッテリを含む補機系統に給電を行ってソーラーパネルが実際に発電する電力を導出し、この導出した実際の発電電力が規定値以上であれば、ソーラーパネルの発電電力でさらに高圧バッテリを充電する、ソーラー充電システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-083248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ソーラーパネルの発電電力を補機バッテリに充電する行為や、高圧バッテリの電力を補機バッテリに充電する行為などの制御には、充電電力が流れる電力線上に複数のリレーを設けることが一般的である。通常、これら複数のリレーには、駆動(ON動作)することによって電気的に導通させるいわゆるノーマリオフ型のリレーが採用される。しかしながら、このノーマリオフ型のリレーでは、充電行為などにおいて長時間に亘って導通状態を維持しなければならない場合には駆動電流を供給し続ける必要があり、消費電力が多くなるという課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、充電行為などにおいて長時間に亘って導通状態を維持しなければならない場合に消費電力を低減することができる、電力制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、第1装置と第2装置との間の電力授受を制御する電力制御装置であって、第1装置と第2装置とを接続する経路に設けられる複数のリレーと、複数のリレーの導通および遮断の状態を制御する制御部と、を備え、複数のリレーには、非駆動時に導通状態となるノーマリオン型リレーおよび非駆動時に遮断状態となるノーマリオフ型リレーの両方が用いられる、電力制御装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の電力制御装置によれば、ノーマリオン型リレーとノーマリオフ型リレーとの両方を用いるので、第1装置と第2装置とを電気的に接続するときにノーマリオフ型リレーのみに駆動電流を流せばよい。よって、長時間に亘って導通状態を維持しなければならない場合に消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1の実施形態に係る電力制御装置の概略構成図
充電の動作状態とリレーの駆動状態との関係を説明する図
本開示の第2の実施形態に係る電力制御装置の概略構成図
本開示の第3の実施形態に係る電力制御装置の概略構成図
本開示の第4の実施形態に係る電力制御装置の概略構成図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示による電力制御装置は、2つの装置を接続する線上にノーマリオン型リレーとノーマリオフ型リレーとの両方を設け、2つの装置を電気的に導通させるときはノーマリオフ型リレーのみを駆動する。これにより、ノーマリオフ型リレーのみの場合と比較して、導通時の消費電力を低減することができる。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<第1の実施形態>
[構成]
図1は、本開示の第1の実施形態に係る電力制御装置100の構成を示す概略図である。図1に例示した電力制御装置100は、高圧バッテリ110と、補機バッテリ120と、双方向DCDCコンバーター130と、制御部140と、第1リレー151と、第2リレー152と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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