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公開番号
2025150598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051578
出願日
2024-03-27
発明の名称
バッテリ
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社アイシン
代理人
個人
主分類
H01M
50/204 20210101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】冷媒の圧力損失を低減し、セルスタックを均一に冷却可能なバッテリを提供する。
【解決手段】互いに並設された第1及び第2のセルスタックと、第1及び第2のセルスタックの下側に設けられ、第1及び第2のセルスタックのそれぞれを冷却する第1及び第2の冷却配管と、を備えたバッテリである。第1及び第2の冷却配管は、第1及び第2のセルスタックのそれぞれの第1端から第2端に亘って延設されていると共に、第2端側で互いに接続されている。第1及び第2の冷却配管を流れる冷媒の流入口及び流出口は、いずれも第1端側に設けられており、流入口から流入した冷媒は、第1端側から第1の冷却配管を通過した後、第2端側から第2の冷却配管を通過して、流出口から流出する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに並設された第1及び第2のセルスタックと、
前記第1及び第2のセルスタックの下側に設けられ、前記第1及び第2のセルスタックのそれぞれを冷却する第1及び第2の冷却配管と、を備えたバッテリであって、
前記第1及び第2の冷却配管は、前記第1及び第2のセルスタックのそれぞれの第1端から第2端に亘って延設されていると共に、前記第2端側で互いに接続されており、
前記第1及び第2の冷却配管を流れる冷媒の流入口及び流出口は、いずれも前記第1端側に設けられており、
前記流入口から流入した前記冷媒は、前記第1端側から前記第1の冷却配管を通過した後、前記第2端側から前記第2の冷却配管を通過して、前記流出口から流出する、
バッテリ。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記第1及び第2のセルスタックのそれぞれでは、複数の角型セルが積層されており、
前記複数の角型セルのそれぞれの長手方向両端面には、端子が設けられており、
前記第1の冷却配管は、前記第1のセルスタックの幅方向両端部に一対ずつ設けられており、
前記第2の冷却配管は、前記第2のセルスタックの幅方向両端部に一対ずつ設けられている、
請求項1に記載のバッテリ。
【請求項3】
前記一対の第1の冷却配管及び前記一対の第2の冷却配管のそれぞれは、前記第1端と前記第2端との間を一往復半するようにZ字状に形成されている、
請求項2に記載のバッテリ。
【請求項4】
前記一対の第1の冷却配管のそれぞれにおいて、前記第1のセルスタックの幅方向端部側から中央側に向かって前記冷媒が流れ、
前記一対の第2の冷却配管のそれぞれにおいて、前記第2のセルスタックの幅方向端部側から中央側に向かって前記冷媒が流れる、
請求項3に記載のバッテリ。
【請求項5】
前記第1及び第2のセルスタックをそれぞれ複数ずつ備える、
請求項1~4のいずれか一項に記載のバッテリ。
【請求項6】
前記第1及び第2のセルスタックを同数備える、
請求項5に記載のバッテリ。
【請求項7】
前記第1及び第2のセルスタックを収容するケースをさらに備え、
前記ケースの底板の下側に前記第1及び第2の冷却配管が設けられている、
請求項1~4のいずれか一項に記載のバッテリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のバッテリでは、積層された各角型セルの上面に端子が設けられている。近年、特許文献1に開示されているように、積層された各角型セルの長手方向の端面に端子が設けられたバッテリも開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2022/0302533号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、発明者らは、並設された複数のセルスタックのそれぞれに長手方向に延びた冷却配管を設けて冷却するバッテリを開発している。発明者らは、このようなバッテリにおいて、単純に全ての冷却配管に対して冷媒を一端側から他端側に並列に流すと、冷媒の圧力損失が大きくなり、セルスタックを均一に冷却できないという問題を見出した。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、冷媒の圧力損失を低減し、セルスタックを均一に冷却可能なバッテリを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るバッテリは、
互いに並設された第1及び第2のセルスタックと、
前記第1及び第2のセルスタックの下側に設けられ、前記第1及び第2のセルスタックのそれぞれを冷却する第1及び第2の冷却配管と、を備えたバッテリであって、
前記第1及び第2の冷却配管は、前記第1及び第2のセルスタックのそれぞれの第1端から第2端に亘って延設されていると共に、前記第2端側で互いに接続されており、
前記第1及び第2の冷却配管を流れる冷媒の流入口及び流出口は、いずれも前記第1端側に設けられており、
前記流入口から流入した前記冷媒は、前記第1端側から前記第1の冷却配管を通過した後、前記第2端側から前記第2の冷却配管を通過して、前記流出口から流出する。
【0007】
本開示に係るバッテリでは、流入口から流入した冷媒は、第1端側から第1の冷却配管を通過した後、第2端側から第2の冷却配管を通過して、流出口から流出する。そのため、第1及び第2の冷却配管に対して冷媒を第1端側から第2端側に並列に流す構成と比較して、冷媒の圧力損失を低減でき、セルスタックをより均一に冷却できる。
【0008】
前記第1及び第2のセルスタックのそれぞれでは、複数の角型セルが積層されており、前記複数の角型セルのそれぞれの長手方向両端面には、端子が設けられており、前記第1の冷却配管は、前記第1のセルスタックの幅方向両端部に一対ずつ設けられており、前記第2の冷却配管は、前記第2のセルスタックの幅方向両端部に一対ずつ設けられていてもよい。このような構成によって、セルスタックを効率的かつ均一に冷却できる。
【0009】
前記一対の第1の冷却配管及び前記一対の第2の冷却配管のそれぞれは、前記第1端と前記第2端との間を一往復半するようにZ字状に形成されていてもよい。ここで、前記一対の第1の冷却配管のそれぞれにおいて、前記第1のセルスタックの幅方向端部側から中央側に向かって前記冷媒が流れ、前記一対の第2の冷却配管のそれぞれにおいて、前記第2のセルスタックの幅方向端部側から中央側に向かって前記冷媒が流れてもよい。このような構成によって、セルスタックをさらに均一に冷却できる。
【0010】
前記第1及び第2のセルスタックをそれぞれ複数備えてもよい。ここで、前記第1及び第2のセルスタックを同数備えてもよい。このような構成によって、冷媒の圧力損失が低減し、セルスタックを効率的かつ均一に冷却できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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