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公開番号
2025150716
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051753
出願日
2024-03-27
発明の名称
液体吐出装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20251002BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】風紋を抑制することができる液体吐出装置を提供すること。
【解決手段】液体吐出装置は、第1軸に沿って吐出する複数のヘッドチップを備え、第1のヘッドチップは、第3軸に沿って複数のノズルが並ぶ第1ノズル列と、第3軸に平行な第4軸に沿って複数のノズルが並ぶ第2ノズル列とを有し、第2のヘッドチップは、第3軸に平行な第5軸に沿って複数のノズルが並ぶ第3ノズル列と、第3軸に平行な第6軸に沿って複数のノズル列が並ぶ第4ノズル列とを有し、第1ノズル列の複数のノズルと第4ノズル列の複数のノズルとは、第2軸に直交する第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、第1ノズル列の複数のノズルおよび第4ノズル列の複数のノズルは第1の液体を吐出し、第2ノズル列の複数のノズルと第3ノズル列の複数のノズルとは、第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、第2ノズル列の複数のノズルおよび第3ノズル列の複数のノズルは第2の液体を吐出する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体へ向けて液体を第1軸に沿って吐出する複数のヘッドチップを備える液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドと前記媒体との相対位置を前記第1軸に交差する第2軸に沿って移動させる移動機構と、
を備える液体吐出装置であって、
前記複数のヘッドチップは、第1のヘッドチップと、前記第1のヘッドチップの一方側に並んで配置される第2のヘッドチップと、を含み、
前記第1のヘッドチップは、前記第1軸および前記第2軸に交差する第3軸に沿って複数のノズルが並ぶ第1ノズル列と、前記第3軸に平行な第4軸に沿って複数のノズルが並ぶ第2ノズル列とを有し、
前記第2のヘッドチップは、前記第3軸に平行な第5軸に沿って複数のノズルが並ぶ第3ノズル列と、前記第3軸に平行な第6軸に沿って複数のノズル列が並ぶ第4ノズル列とを有し、
前記第1ノズル列の複数のノズルと前記第4ノズル列の複数のノズルとは、前記第2軸に直交する第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、
前記第1ノズル列の複数のノズルおよび前記第4ノズル列の複数のノズルは、第1の液体を吐出し、
前記第2ノズル列の複数のノズルと前記第3ノズル列の複数のノズルとは、前記第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、
前記第2ノズル列の複数のノズルおよび前記第3ノズル列の複数のノズルは、前記第1の液体とは異なる種類の第2の液体を吐出する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第3軸と前記第6軸との間隔は、前記第3軸と前記第4軸との間隔および前記第5軸と前記第6軸との間隔のそれぞれよりも広く、
前記第4軸と前記第5軸との間隔は、前記第3軸と前記第4軸との間隔および前記第5軸と前記第6軸との間隔のそれぞれよりも広い、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記第1軸に沿った方向にみて、前記第2軸および前記第7軸は、互いに直交し、
前記第1軸に沿った方向にみて、前記第3軸、前記第4軸、前記第5軸および前記第6軸のそれぞれは、前記第2軸および前記第7軸に対して交差する、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記複数のヘッドチップは、前記第1のヘッドチップの前記一方側とは反対側に並んで配置される第3のヘッドチップを含み、
前記第1のヘッドチップは、前記第3軸に沿って複数のノズルが並ぶ第5ノズル列と、前記第4軸に沿って複数のノズルが並ぶ第6ノズル列とを、さらに有し、
前記第3のヘッドチップは、前記第3軸に平行な第8軸に沿って複数のノズルが並ぶ第7ノズル列と、前記第3軸に平行な第9軸に沿って複数のノズルが並ぶ第8ノズル列とを、有し、
前記第5ノズル列の複数のノズルと前記第8ノズル列の複数のノズルとは、前記第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、
前記第5ノズル列の複数のノズルおよび前記第8ノズル列の複数のノズルは、前記第2の液体を吐出し、
前記第6ノズル列の複数のノズルと前記第7ノズル列の複数のノズルとは、前記第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、
前記第6ノズル列の複数のノズルおよび前記第7ノズル列の複数のノズルは、前記第1の液体を吐出する、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記第3軸と前記第9軸との間隔は、前記第3軸と前記第4軸との間隔および前記第8軸と前記第9軸との間隔のそれぞれよりも広く、
前記第4軸と前記第8軸との間隔は、前記第3軸と前記第4軸との間隔および前記第8軸と前記第9軸との間隔のそれぞれよりも広い、
請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記複数のヘッドチップは、第4のヘッドチップを含み、
前記第4のヘッドチップは、前記第3軸に平行な第10軸に沿って複数のノズルが並んで配置される第9ノズル列と、前記第3軸に平行な第11軸に沿って複数のノズルが並んで配置される第10ノズル列と、を有し、
前記第9ノズル列の複数のノズルと前記第10ノズル列の複数のノズルとは、前記第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、
前記第9ノズル列の複数のノズルおよび前記第10ノズル列の複数のノズルは、前記第1の液体および前記第2の液体とは異なる第3の液体を吐出する、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記第1のヘッドチップは、前記第3軸に平行な第12軸に沿って複数のノズルが並んで配置される第11ノズル列をさらに有し、
前記第2ノズル列の複数のノズルと前記第11ノズル列の複数のノズルとは、前記第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、
前記第2ノズル列の複数のノズルおよび前記第11ノズル列の複数のノズルは、前記第1の液体および前記第2の液体とは異なる第3の液体を吐出可能であり、
前記第3軸と前記第6軸との間隔は、前記第4軸と前記第12軸との間隔よりも広く、
前記第4軸と前記第5軸との間隔は、前記第4軸と前記第12軸との間隔よりも広い、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記第1の液体と前記第2の液体とのうち一方は、白色インクである、
請求項1に記載の液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷用紙等の媒体に対してインク等の液体を吐出する液体吐出装置が従来から提案されている。
【0003】
特許文献1に記載の液体吐出装置は、インクを吐出する複数のノズル列を有するヘッドを備える。かかる液体吐出装置では、ノズルからの液滴吐出によるインクミストのノズルプレートへの付着を抑制するために、複数のノズルの密度、ノズル列幅、ノズル列間距離を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-156045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、ノズルをさらに高密度に配置し、高解像の画像を高速に印刷したいという要望がある。この場合、従来の構成おいて、ノズル列間距離を短くしてノズルの高密度化を図ると、風紋が発生し易くなるおそれがある。特に、同じ色のインクを吐出する2つのノズル列の間の距離を短くすると、風紋が発生し易くなるおそれがある。しかし、風紋の発生を抑制しつつノズルを高密度に配置するために隣接する2つのノズル列の間の距離を確保しようとすると、ヘッドの小型化が困難である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る液体吐出装置は、媒体へ向けて液体を第1軸に沿って吐出する複数のヘッドチップを備える液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドと前記媒体との相対位置を前記第1軸に交差する第2軸に沿って移動させる移動機構と、を備える液体吐出装置であって、前記複数のヘッドチップは、第1のヘッドチップと、前記第1のヘッドチップの一方側に並んで配置される第2のヘッドチップと、を含み、前記第1のヘッドチップは、前記第1軸および前記第2軸に交差する第3軸に沿って複数のノズルが並ぶ第1ノズル列と、前記第3軸に平行な第4軸に沿って複数のノズルが並ぶ第2ノズル列とを有し、前記第2のヘッドチップは、前記第3軸に平行な第5軸に沿って複数のノズルが並ぶ第3ノズル列と、前記第3軸に平行な第6軸に沿って複数のノズル列が並ぶ第4ノズル列とを有し、前記第1ノズル列の複数のノズルと前記第4ノズル列の複数のノズルとは、前記第2軸に直交する第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、前記第1ノズル列の複数のノズルおよび前記第4ノズル列の複数のノズルは、第1の液体を吐出し、前記第2ノズル列の複数のノズルと前記第3ノズル列の複数のノズルとは、前記第7軸に沿った位置が半ピッチずれており、前記第2ノズル列の複数のノズルおよび前記第3ノズル列の複数のノズルは、前記第1の液体とは異なる種類の第2の液体を吐出する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る液体吐出装置の構成例を示す模式図である。
図1に示す液体吐出ヘッドの下面図である。
図2に示す複数のヘッドチップの一部を示す図である。
図2に示す各ヘッドユニットが有するヘッドチップから吐出される液体の例を説明するための図である。
ヘッドユニットが有する複数のヘッドチップの一部を示す図である。
ヘッドユニットが有する複数のヘッドチップの一部を示す図である。
第2実施形態におけるヘッドチップを概略的に示す下面図である。
第2実施形態における複数のヘッドチップの一部を示す図である。
第2実施形態における各ヘッドユニットが有するヘッドチップから吐出される液体の例を説明するための図である。
第1変形例における複数のヘッドチップの一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
【0009】
以下の説明は、互いに交差するX軸、Y軸およびZ軸を適宜に用いて行う。また、以下では、X軸に沿う一方向がX1方向であり、X1方向と反対の方向がX2方向である。同様に、Y軸に沿って互いに反対の方向がY1方向およびY2方向である。Z軸に沿って互いに反対の方向がZ1方向およびZ2方向である。典型的には、Z軸が鉛直な軸であり、Z2方向が鉛直方向での下方向に相当する。ただし、Z軸は、鉛直な軸でなくともよい。また、X軸、Y軸およびZ軸は、典型的には互いに直交する。また、以下の説明では、X軸、Y軸、およびZ軸に対して交差し、互いに直交するα軸およびβ軸を適宜に用いて行う。α軸に沿う一方向がα1方向であり、α1方向と反対の方向がα2方向である。同様に、β軸に沿って互いに反対の方向がβ1方向およびβ2方向である。
【0010】
また、本明細書において、「異なる種類の液体」とは、色、材料および用途のいずれか少なくとも異なる種類の液体のことをいう。また、「要素uと要素wとが半ピッチずれている」とは、要素uおよび要素wの各幅の半分ずれていることをいう。なお、半ピッチは、厳密に当該各幅の半分ずれていることに限定されず、製造誤差、組み立て誤差等を含む意味である。また、以下の実施例では、「第1軸」はZ軸に相当し、「第1軸に交差する第2軸」はY軸に相当し、「第2軸に直交する第7軸」はX軸に相当する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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