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公開番号
2025154404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057379
出願日
2024-03-29
発明の名称
農産物の集出荷装置
出願人
シブヤ精機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B07C
5/36 20060101AFI20251002BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】プールコンベヤの数を抑えながらも多様な品種や等級に対応する貯留が可能な農産物の集出荷装置を提供する。
【解決手段】農産物集出荷装置10のプールコンベヤ14A~14Hは、同等級のケースCを貯留する第1プールコンベヤと等級の異なるケースCをランダムに貯留する第2プールコンベヤを備える。供給コンベヤ12上に設けられ、プールコンベヤ14A~14Hに供給されるケースCの識別情報を読取る第1読取装置18と、読取った識別情報に基づき第1プールコンベヤと第2プールコンベヤの作動を制御する制御装置20を備える。制御装置20は第1プールコンベヤに同等級のケースCが所定数貯留された際に該ケースを排出コンベヤ22へ排出するとともに第2プールコンベヤにランダムに貯留される同等級のケース数をカウントし、第2プールコンベヤにおける同等級のケースが所定数貯留された際に該ケースを排出コンベヤ22へ排出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
農産物が等階級ごとに箱詰めされたケースを供給する供給コンベヤと、
上記供給コンベヤの下流側に設けられ、ケースを貯溜する複数のプールコンベヤと、
上記プールコンベヤに貯留されたケースを所定数ごとに排出コンベヤに排出して出荷処理する農産物の集出荷装置において、
上記プールコンベヤは、同等階級のケースを貯留する第1プールコンベヤと、
等階級の異なるケースをランダムに貯留する第2プールコンベヤとを備え、
上記供給コンベヤ上に設けられ、上記第1プールコンベヤおよび第2プールコンベヤに供給されるケースの識別情報を読取るための第1読取手段と、
上記第1読取手段により読取った識別情報に基づいて、上記第1プールコンベヤおよび第2プールコンベヤの作動を制御する制御手段と、を備え、
上記制御手段は、
上記第1プールコンベヤに同等階級のケースが所定数貯留された際に該ケースを排出コンベヤへ排出するとともに、
上記第2プールコンベヤにランダムに貯留される同等階級のケース数をカウントし、上記第2プールコンベヤにおける同等階級のケースが所定数貯留された際に、上記第2プールコンベヤにおける同等階級のケースまたは上記第2プールコンベヤに貯留されたケースを排出コンベヤへ排出する
ことを特徴とする農産物の集出荷装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
上記排出コンベヤ上に設けられ、排出コンベヤで搬送されるケースの上記識別情報を読取るための第2読取手段と、
上記排出コンベヤで搬送されるケースを振分ける第2振分け手段とを備え、
上記制御手段は、上記第2プールコンベヤにランダムに貯留されたケースのうち、上記所定数貯留された同等階級のケースとそれ以外ケースとを上記第2振分け手段により振分けることを特徴とする請求項1に記載の農産物の集出荷装置。
【請求項3】
上記第2プールコンベヤは、環状の移動経路に沿ってケースを搬送するループコンベヤを備え、
上記制御手段は、上記ループコンベヤにランダムに貯留される同等階級のケースが所定数貯留された際に該ケースを排出コンベヤへ排出することを特徴とする請求項1に記載の農産物の集出荷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、農産物が収納されたケースの集出荷処理に用いられる集出荷装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
異なる品目、異なる等級の農産物を収納しているケースを、搬送ライン上をランダムに搬送する集出荷装置において、品目、等級ごとにケースを仕分けて段積みする農産物の出荷前処理方法が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、入荷ライン11A、11Bの上手ライン部50において、ケース2、3に収納している農産物の検査、選別を行い、検査、選別済みのケース2、3を同一品目、同一等級ごとに仕分けして各中間ライン部51に集積している。その後、同一品目、同一等のケース2、3を所定数ごとに下手ライン部52に移し、下手ライン部52において、同一品目、同一等級の農産物を収納しているケース2、3を段積み手段55により複数段に段積みしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-037423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の集出荷装置では、各中間ライン51上には、同一品種、等級のケースしかプールできず、多品種あるいは多等級に対応する必要がある場合、品種、等級の組み合わせに対応する中間ライン51(プールコンベヤ)が必要となり、施設が大型化するといった問題がある。
【0005】
本発明は、プールコンベヤの数を抑えながらも多様な品種や等級に対応する貯留が可能な農産物の集出荷装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の発明である農産物の集出荷装置は、農産物が等級ごとに箱詰めされたケースを供給する供給コンベヤと、上記供給コンベヤの下流側に設けられ、ケースを貯溜する複数のプールコンベヤと、上記プールコンベヤに貯留されたケースを所定数ごとに排出コンベヤに排出して出荷処理する農産物の集出荷装置において、上記プールコンベヤは、同等級のケースを貯留する第1プールコンベヤと、等級の異なるケースをランダムに貯留する第2プールコンベヤとを備え、上記供給コンベヤ上に設けられ、上記第1プールコンベヤおよび第2プールコンベヤに供給されるケースの識別情報を読取るための第1読取手段と、上記第1読取手段により読取った識別情報に基づいて、上記第1プールコンベヤおよび第2プールコンベヤの作動を制御する制御手段と、を備え、上記制御手段は、上記第1プールコンベヤに同等級のケースが所定数貯留された際に該ケースを排出コンベヤへ排出するとともに、上記第2プールコンベヤにランダムに貯留される同等級のケース数をカウントし、上記第2プールコンベヤにおける同等級のケースが所定数貯留された際に該ケースを排出コンベヤへ排出することを特徴としている。
【0007】
本発明の第2の発明である農産物の集出荷装置は、第1の発明において、上記排出コンベヤ上に設けられ、排出コンベヤで搬送されるケースの上記識別情報を読取るための第2読取手段と、上記排出コンベヤで搬送されるケースを振分ける第2振分け手段とを備え、上記制御手段は、上記第2プールコンベヤにランダムに貯留されたケースのうち、上記所定数貯留された同等級のケースとそれ以外ケースとを上記第2振分け手段により振分けることを特徴としている。
【0008】
本発明の第3の発明である農産物の集出荷装置は、第1の発明において、上記第2プールコンベヤが、環状の移動経路に沿ってケースを搬送するループコンベヤを備え、上記制御手段は、上記ループコンベヤにランダムに貯留される同等級のケースが所定数貯留された際に該ケースを排出コンベヤへ排出することを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、プールコンベヤの数を抑えながらも多様な品種および等級に対応する貯留が可能な農産物の集出荷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態である農産物集出荷装置の配置を示す平面図である。
プールコンベヤの下流部の一部の構成を示す拡大平面図である。
排出コンベヤにより搬送されるケースが、プッシャによりパレタイザコンベヤに押し出される様子を示す部分拡大平面図である。
第2実施形態である農産物集出荷装置の配置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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