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公開番号2025155783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024223121
出願日2024-12-18
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】 マスキングCGの描画方法を制御することで、より好適なMR体験乃至VR体験をユーザーに提供する。
【解決手段】 あるユーザが装着する表示装置の表示を制御する情報処理装置であって、
前記表示装置に表示させる仮想物体の情報である仮想物体情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記仮想物体情報に基づき、前記仮想物体の画像の表示を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、他のユーザが装着する他の表示装置の表示画面において実物体上に透明マスク画像を重畳させることを示すマスキングフラグが前記仮想物体情報に含まれていた場合、前記透明マスク画像とは異なる画像を前記表示装置に表示させるように制御する、情報処理装置。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
あるユーザが装着する表示装置の表示を制御する情報処理装置であって、
前記表示装置に表示させる仮想物体の情報である仮想物体情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記仮想物体情報に基づき、前記仮想物体の画像の表示を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
他のユーザが装着する他の表示装置の表示画面において実物体上に透明マスク画像を重畳させることを示すマスキングフラグが前記仮想物体情報に含まれていた場合、前記透明マスク画像とは異なる画像を前記表示装置に表示させるように制御する、
情報処理装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記透明マスク画像は、前記仮想物体情報に含まれるモデル情報に基づく透明な画像である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記取得手段により取得された前記仮想物体情報に前記マスキングフラグが含まれていない場合、前記仮想物体情報に含まれるモデル情報に基づく可視画像を前記表示装置に表示させるように制御する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記透明マスク画像と異なる画像は、前記透明マスク画像に色が付与された画像である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記透明マスク画像に付与される色は、予め指定された色である、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記透明マスク画像に付与される色は、前記他の表示装置により取得された前記実物体の色情報に基づく色である、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記透明マスク画像と異なる画像は、前記透明マスク画像に基づくモデル画像である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、
前記表示装置および前記他の表示装置が同一の空間に存在する場合、前記仮想物体情報に前記マスキングフラグが含まれているか否かに関わらず、前記実物体上に前記透明マスク画像を重畳させる制御を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示装置および前記他の表示装置が同一の空間に存在するか否かは、同一のセンサコントローラから位置姿勢情報が取得されているか否かに基づき判定される、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記情報処理装置は、前記表示装置に搭載される、
請求項1から請求項9までのうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
現実世界と仮想世界とをリアルタイムに融合させる技術として、複合現実感(MR:Mixed Reality)技術が知られている。この技術は、現実空間とコンピュータによって作られるMR空間を繋ぎ目なく融合する技術である。MRにおいては頭部装着型装置(HMD:Head Mount Display)を用いて、MR空間をより現実に近い視点で体験ができる。
【0003】
従来の一般的な複合現実感提示方法は、現実映像の画像の上にCG(Computer Graphics)画像を重畳するだけであり、現実に存在する物体とCG物体の奥行き関係は考慮されていない。そこで、現実物体とCG物体の重なる領域を検出し、検出した領域におけるCGをマスキングして現実物体が見えるように表示することが従来から行われている(特許文献1)。
【0004】
CGマスキング手段として、現実物体撮影されているとされた画像領域をCGのステンシルバッファにセットするか、デプスバッファ(Zバッファ)のセットすることなどによって、透明CGの奥行を取得し該当部分にCGが描画されないようにする。このようにすることで、仮想物体との前後関係を取得することができる。
【0005】
また、人物やオブジェクトの3次元モデルをリアルタイムに共有する技術と、XRデバイスと組み合わせることで、遠隔にいるユーザーと、異なる現実空間で同じ仮想物体を共有したMR空間でコミュニケーションができる技術が知られている。
【0006】
この技術を用いて、例えば試作中の工場の組み立て設備CGと、設備完成後に実際に用いる現実物体を手に持って、MR空間で作業を確認する使われ方が考えられる。
【0007】
この場合においても、現実物体を持ったユーザーは現実物体と、仮想物体の前後奥行関係を疑似的に再現した透明CGマスク画像を得ることができる。一方で、現実物体を持たない遠隔ユーザーには、マスキングCGが共有されるため、現実物体が描画されるはずのマスキングCG位置には、遠隔ユーザー側の現実空間が透過して見えてしまう。このため、手に持った現実物体を主題としたコミュニケーションを取る際に、意図している内容が伝わらない状況が発生する。
【0008】
また、XRデバイスは、動作モードがVRとして動作する場合と、MRとして動作する場合がある。マスキングCGを設定しているデータの場合、VRとして動作する場合にはマスキングCG位置には、仮想空間の背景映像が透過して見えてしまう状況が発生する。
【0009】
加えて、マスキングCGを設定しているデータの場合、ユーザーが利用する場所や時間が異なることにより、マスキングCGに対応している現実物体が存在する場合と存在しない場合がある。現実物体が存在しない場合にマスキングCGをそのまま利用すると、現実物体が描画されるはずのマスキングCG位置には現実空間が透過して見えてしまう状況が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2003-296759号公開
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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