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公開番号
2025157574
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2025127161,2021141705
出願日
2025-07-30,2021-08-31
発明の名称
オブジェクト認識制御装置およびオブジェクト認識制御方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20251007BHJP(計算;計数)
要約
【課題】オブジェクトの認識を適切に行う。
【解決手段】オブジェクト認識制御装置である制御部20は、車両の前方を含む範囲を撮影するカメラ11が撮影した映像データを取得する映像データ取得部21と、車両の前照灯の配光状態を示す配光情報を取得する配光情報取得部22と、映像データ取得部21が取得した映像データに対して、特定オブジェクトらしさを示すスコアが閾値以上である場合、特定オブジェクトとして認識する認識処理部23と、認識処理部23が認識した特定オブジェクトの情報を車両の運転者に提示する提示処理部24と、を備え、配光情報取得部22は、車両の前照灯の可変配光情報を取得し、認識処理部23は、車両の照灯における部分消灯範囲における閾値を、他の照射範囲における閾値より低い値とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の前方を含む範囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得部と、
前記車両の前照灯の配光状態を示す配光情報を取得する配光情報取得部と、
前記映像データ取得部が取得した映像データに対して、特定オブジェクトらしさを示すスコアが閾値以上である場合、前記特定オブジェクトとして認識する認識処理部と、
前記認識処理部が認識した前記特定オブジェクトの情報を前記車両の運転者に提示する提示処理部と、
を備え、
前記配光情報取得部は、前記車両の前照灯の可変配光情報を取得し、
前記認識処理部は、前記車両の前照灯における部分消灯範囲における前記閾値を、他の照射範囲における閾値より低い値とする、
オブジェクト認識制御装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
オブジェクト認識制御装置が実行するオブジェクト認識制御方法であって、
車両の前方を含む範囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得ステップと、
前記車両の前照灯の配光状態を示す配光情報を取得する配光情報取得ステップと、
取得した映像データに対して、特定オブジェクトらしさを示すスコアが閾値以上である場合、前記特定オブジェクトとして認識する認識処理ステップと、
認識した前記特定オブジェクトの情報を前記車両の運転者に提示する提示処理ステップと、
を含み、
前記配光情報取得ステップは、前記車両の前照灯の可変配光情報を取得し、
前記認識処理ステップは、前記車両の前照灯における部分消灯範囲における前記閾値を、他の照射範囲における閾値より低い値とする、
オブジェクト認識制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オブジェクト認識制御装置およびオブジェクト認識制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
撮影画像における人物認識は、人物認識辞書を用いた認識処理において、人物らしさを示すスコアが所定の閾値以上である場合、人物であると判断する。撮影画像に対して認識辞書を用いて歩行者らしさを示すスコアが高いことで対象物が歩行者であることを判断する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-015029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遠赤外線カメラを使用した認識システムは、人間が目視しにくい場所にいる人物および動物などを認識して車両のドライバーへ伝えるものである。このため、車両の前照灯が照射される範囲は、ドライバーが目視で対応できるため、認識の正確性が求められる。これに対して車両の前照灯が照射されない範囲は、認識システムによる認識漏れが生じた場合に危険につながる可能性がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、オブジェクトの認識を適切に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るオブジェクト認識制御装置は、車両の前方を含む範囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得部と、前記車両の前照灯の配光状態を示す配光情報を取得する配光情報取得部と、前記映像データ取得部が取得した映像データに対して、特定オブジェクトらしさを示すスコアが閾値以上である場合、前記特定オブジェクトとして認識する認識処理部と、前記認識処理部が認識した前記特定オブジェクトの情報を前記車両の運転者に提示する提示処理部と、を備え、前記認識処理部は、前記配光情報取得部が取得した前記車両の前照灯の前記配光情報に基づき、前記閾値を変化させる。
【0007】
本発明に係るオブジェクト認識制御装置が実行するオブジェクト認識制御方法は、車両の前方を含む範囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得するステップと、前記車両の前照灯の配光状態を示す配光情報を取得するステップと、取得した映像データに対して、前記車両の前照灯の前記配光情報に基づき、特定オブジェクトらしさを示すスコアを決める閾値を変化させ、前記スコアが前記閾値以上である場合、前記特定オブジェクトとして認識するステップと、認識した特定オブジェクトの情報を前記車両の運転者に提示するステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、オブジェクトの認識を適切に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第一実施形態に係るオブジェクト認識制御装置を有するオブジェクト認識装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、第一実施形態に係るオブジェクト認識制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
図3は、ロービームの照射範囲を説明する概略図である。
図4は、ハイビームの照射範囲を説明する概略図である。
図5は、第二実施形態に係るオブジェクト認識制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、可変配光の照射範囲の例を説明する概略図である。
図7は、可変配光の照射範囲の他の例を説明する概略図である。
図8は、第三実施形態に係るオブジェクト認識制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るオブジェクト認識制御装置およびオブジェクト認識制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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