TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025158374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024060858
出願日2024-04-04
発明の名称羽根駆動装置
出願人ニデックプレシジョン株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G03B 9/10 20210101AFI20251009BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】羽根の開閉状態を保持する保持力を高め、羽根の耐久性を向上させることが可能な羽根駆動装置を提供する。
【解決手段】第1羽根60および第2羽根80を同期動作させるリンク部材50を備え、リンク部材50は、第1操作長孔63bおよび出力部97bが連結される第1リンク腕51と、第2操作長孔83bが連結される第2リンク腕52と、第1リンク腕51と第2リンク腕52とを接続し、かつリンク軸25dに装着される第1角部CN1と、を有し、ベース部材20には、リンク部材50の回転角度を規制する開側ストッパ部26aおよび閉側ストッパ部27aが設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を有するベース部材と、
前記ベース部材に設けられる第1羽根軸および第2羽根軸にそれぞれ回転自在に装着され、前記開口部を開閉する第1羽根および第2羽根と、
前記ベース部材に設けられるリンク軸に回転自在に装着され、前記第1羽根および前記第2羽根を同期動作させるリンク部材と、
前記ベース部材に設けられ、前記リンク部材を回転させる出力部を備えたアクチュエータと、
を有し、
前記リンク部材は、
前記リンク部材の長手方向一側に設けられ、前記第1羽根に設けられる第1羽根連結部および前記出力部が連結される第1リンク腕と、
前記リンク部材の長手方向他側に設けられ、前記第2羽根に設けられる第2羽根連結部が連結される第2リンク腕と、
前記第1リンク腕と前記第2リンク腕とを接続し、かつ前記リンク軸に装着されるリンク軸装着部と、
を備え、
前記ベース部材には、前記リンク部材の回転角度を規制するストッパ部が設けられている、
羽根駆動装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1に記載の羽根駆動装置において、
前記第1羽根軸および前記第2羽根軸が、前記開口部を中心に互いに対向配置されている、
羽根駆動装置。
【請求項3】
請求項1に記載の羽根駆動装置において、
前記ベース部材は、底壁部および側壁部を有し、
前記側壁部は、前記ベース部材をその軸方向と直交する方向から見たときに、前記第1羽根および前記第2羽根を覆い、
前記ストッパ部により前記リンク部材の回転が規制された状態において、前記第1羽根と前記側壁部との間および前記第2羽根と前記側壁部との間に、それぞれ隙間が設けられている、
羽根駆動装置。
【請求項4】
請求項1に記載の羽根駆動装置において、
前記リンク軸から前記出力部までの第1距離が、前記リンク軸から前記第2羽根連結部までの第2距離よりも長い、
羽根駆動装置。
【請求項5】
請求項1に記載の羽根駆動装置において、
前記リンク部材には、前記開口部の径方向外側に突出された突部が設けられ、前記突部が前記リンク軸装着部である、
羽根駆動装置。
【請求項6】
請求項1に記載の羽根駆動装置において、
前記第1リンク腕の長手方向において、前記第1羽根連結部と前記リンク軸との間に前記出力部が配置されている、
羽根駆動装置。
【請求項7】
請求項6に記載の羽根駆動装置において、
前記第1リンク腕には、前記開口部から径方向外側に突出され、かつ前記出力部が連結される出力部連結突部が設けられている、
羽根駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、羽根駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、開口を有する地板と、開口を開閉する複数のシャッタ羽根と、複数のシャッタ羽根を開閉させるロータ駆動軸と、を備えた光学装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-195084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術では、複数のシャッタ羽根がロータ駆動軸に連結され、かつ複数のシャッタ羽根の開閉具合(絞り具合)が、ロータ駆動軸の回転駆動により調整される。よって、衝撃等の大きな外力が付加されると、ロータ駆動軸のシャッタ羽根を保持する保持力が不足し、シャッタ羽根ががたつく虞があった。特に、シャッタ羽根が大きく開いていると、シャッタ羽根がさらに大きく開き、シャッタ羽根が地板の側壁に衝突する虞があった。
【0005】
本開示の目的は、羽根の開閉状態を保持する保持力を高め、羽根の耐久性を向上させることが可能な羽根駆動装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示では、開口部を有するベース部材と、前記ベース部材に設けられる第1羽根軸および第2羽根軸にそれぞれ回転自在に装着され、前記開口部を開閉する第1羽根および第2羽根と、前記ベース部材に設けられるリンク軸に回転自在に装着され、前記第1羽根および前記第2羽根を同期動作させるリンク部材と、前記ベース部材に設けられ、前記リンク部材を回転させる出力部を備えたアクチュエータと、を有し、前記リンク部材は、前記リンク部材の長手方向一側に設けられ、前記第1羽根に設けられる第1羽根連結部および前記出力部が連結される第1リンク腕と、前記リンク部材の長手方向他側に設けられ、前記第2羽根に設けられる第2羽根連結部が連結される第2リンク腕と、前記第1リンク腕と前記第2リンク腕とを接続し、かつ前記リンク軸に装着されるリンク軸装着部と、を備え、前記ベース部材には、前記リンク部材の回転角度を規制するストッパ部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、羽根の開閉状態を保持する保持力を高め、羽根の耐久性を向上させることが可能な羽根駆動装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態1の羽根駆動装置を表側から見た図である。
図2は、図1の羽根駆動装置を裏側から見た図である。
図3は、図1の羽根駆動装置の分解斜視図である。
図4は、ベース部材を単体で示す斜視図である。
図5は、リンク部材を単体で示す斜視図である。
図6は、第1,第2羽根を単体で示す斜視図である。
図7は、アクチュエータを単体で示す斜視図である。
図8は、図1の羽根駆動装置の開動作を説明する図である。
図9は、図1の羽根駆動装置の閉動作を説明する図である。
図10は、実施の形態2のベース部材を単体で示す斜視図である。
図11は、実施の形態2のリンク部材を単体で示す斜視図である。
図12は、実施の形態2の羽根駆動装置の開動作を説明する図である。
図13は、実施の形態2の羽根駆動装置の閉動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
<実施の形態1>
図1は実施の形態1の羽根駆動装置を表側から見た図を、図2は図1の羽根駆動装置を裏側から見た図を、図3は図1の羽根駆動装置の分解斜視図を、図4はベース部材を単体で示す斜視図を、図5はリンク部材を単体で示す斜視図を、図6は第1,第2羽根を単体で示す斜視図を、図7はアクチュエータを単体で示す斜視図を、図8は図1の羽根駆動装置の開動作を説明する図を、図9は図1の羽根駆動装置の閉動作を説明する図をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
表示装置
10日前
個人
雨用レンズカバー
8日前
株式会社シグマ
絞りユニット
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
平和精機工業株式会社
雲台
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投射装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
26日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
株式会社オプトル
プロジェクタ
29日前
キヤノン株式会社
トナー
22日前
株式会社オプトル
プロジェクタ
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
15日前
スタンレー電気株式会社
照明装置
18日前
株式会社シグマ
絞り機構及びレンズ鏡筒
2か月前
キヤノン株式会社
レンズキャップ
9日前
アイホン株式会社
機器の設置構造
2か月前
アイホン株式会社
機器の設置構造
2か月前
アイホン株式会社
カメラシステム
16日前
日本放送協会
光分布生成装置
2か月前
古野電気株式会社
装置
8日前
続きを見る