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公開番号2025159477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062064
出願日2024-04-08
発明の名称サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20251014BHJP(計算;計数)
要約【課題】初対面の人物と会う際の状況等に応じた適切な情報の開示を実現可能とする、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、記憶手段と、制御手段と、を備える。記憶手段は、複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する。制御手段は、第1の利用者が所持する第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、受信した生体情報と記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行する。制御手段は、照合処理を実行することで、複数の利用者のなかから第2の利用者を特定し、特定された第2の利用者の利用者情報のうち特定された第2の利用者が第1の利用者に開示することを承認した情報を第1の端末に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶手段と、
第1の利用者が所持する第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記制御手段は、
前記特定された第2の利用者が所持する第2の端末に、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報の全部又は一部を送信し、
前記第2の端末が受信した前記利用者情報の全部又は一部のうち第2の利用者が選択した情報を前記第2の端末から受信すると、前記第2の端末から受信した情報を前記第1の端末に送信する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記制御手段は、
前記第2の利用者の生体情報と前記第1の利用者が前記第2の利用者に開示を要求する項目を前記第1の端末から受信し、
前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記第1の利用者が前記第2の利用者に開示を要求する項目に対応する情報を前記第2の利用者が所持する第2の端末に送信することで、前記特定された第2の利用者が、前記第1の利用者から開示を要求された項目の開示に同意するか否か問い合わせ、
前記特定された第2の利用者が、前記第1の利用者から開示を要求された項目の開示に同意すると、前記第1の利用者が前記第2の利用者に開示を要求する項目に対応する情報を前記第1の端末に送信する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記記憶手段は、それぞれが前記利用者情報に含まれる一の項目又は複数の項目の組み合わせからなる少なくとも1以上の開示情報パターンを前記各利用者の生体情報と対応付けて記憶し、
前記制御手段は、
前記特定された第2の利用者が所持する第2の端末に、前記特定された第2の利用者に対応付けて記憶された前記少なくとも1以上の開示情報パターンを送信し、
前記第2の端末が受信した前記少なくとも1以上の開示情報パターンのうち前記特定された第2の利用者が選択した前記開示情報パターンを前記第2の端末から受信すると、前記第2の端末から受信した前記開示情報パターンに含まれる項目に対応する情報を前記第1の端末に送信する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記制御手段は、
前記第2の利用者が所持する第2の端末から前記第1の利用者の生体情報を受信すると、前記第2の端末から受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第1の利用者を特定し、前記特定された第1の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第1の利用者が前記第2の利用者に開示することを承認した情報を前記第2の端末に送信する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記複数の利用者それぞれの本人確認を実行する、本人確認手段をさらに備える、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記利用者情報には、各利用者の身分に関する情報が含まれる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項8】
第1の利用者が所持する第1の端末と、
サーバ装置と、
を含み、
前記サーバ装置は、
複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶手段と、
前記第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御手段と、
を備える、システム。
【請求項9】
複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶工程と、
第1の利用者が所持する第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御工程と、
を備える、サーバ装置の制御方法。
【請求項10】
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶処理と、
第1の利用者が所持する第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御処理と、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
初対面の人物同士が個人情報を交換可能とする技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、簡易な構成でありながら、紙媒体を利用することなく個人情報を交換することができる個人情報交換アプリケーションプログラムまたは個人情報交換システムを提供する、と記載されている。特許文献1の個人情報交換アプリケーションプログラムは、6つのステップを携帯端末に実行させる。第1のステップは、ユーザの個人情報が含まれる第1のデータが、第1の携帯端末に保存される第1データ保存ステップである。第2のステップは、第1の携帯端末から第2の携帯端末に対して、第1のデータが送信されるように処理を行う第1データ送信ステップである。第3のステップは、第2の携帯端末から第1の携帯端末に対して、第2の携帯端末に保存される第2のデータが受信されるように処理を行う第2データ受信ステップである。第4のステップは、第2のデータが第1の携帯端末に保存される第2データ保存ステップである。第5のステップは、第1の携帯端末において第2のデータが呼び出される保存データ呼出ステップである。第6のステップは、呼び出された第2のデータが第1の携帯端末の画面上に表示されるデータ表示ステップである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-189705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたように、初対面の人物間で個人情報のやり取りが発生する場合がある。その際、利用者が初対面の相手と会う目的や会う状況によって、当該相手に開示が必要な情報が異なる。例えば、状況によっては初対面の相手に自分の住所や年齢を開示することが必要であったり開示が不要であったりする。
【0006】
本発明は、初対面の人物と会う際の状況等に応じた適切な情報の開示を実現可能とすることに寄与する、サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の視点によれば、複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶手段と、第1の利用者が所持する第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0008】
本発明の第2の視点によれば、第1の利用者が所持する第1の端末と、サーバ装置と、を含み、前記サーバ装置は、複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶手段と、前記第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御手段と、を備える、システムが提供される。
【0009】
本発明の第3の視点によれば、複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶工程と、第1の利用者が所持する第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御工程と、を備える、サーバ装置の制御方法が提供される。
【0010】
本発明の第4の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、複数の利用者それぞれについて、生体情報を含む利用者情報を記憶する、記憶処理と、第1の利用者が所持する第1の端末から第2の利用者の生体情報を受信すると、前記受信した生体情報と前記記憶された複数の生体情報を用いた照合処理を実行することで、前記複数の利用者のなかから前記第2の利用者を特定し、前記特定された第2の利用者の前記利用者情報のうち前記特定された第2の利用者が前記第1の利用者に開示することを承認した情報を前記第1の端末に送信する、制御処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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